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「勉強時間の確保と自分に合った学習方法を見つけることが大事」 桑原 秀幸 さん

<勉強の方法>

  1. 科目別に異なった方法はとらない
  2. 速読と繰り返し
  3. 原則的にテキストのみ
  4. 過去問は形式に慣れるために直前に見る

以上の方針をたて実施しました。

私の場合、昨年1月から娘夫婦と孫二人と同居を始めたため、家での勉強時間はほとんど取れず、また会社勤めのため、勉強時間自体十分には取れないという事情があったため、徹底的に勉強範囲を絞り込む必要がありました。そこで、目標を択一で160点、記述で20点をとるというところに置きました。そこから、基本的に余計なことはしない(出来ない)というやりかたをとった訳です。従って、必然的に基本書のみとならざるを得なかったわけです。

勉強時間は、朝1時間半早く起きて、30分はコーヒーを飲みながら新聞を読む。残りの1時間はテキストを読む、という時間と通勤時間(電車)を当てました。電車の時間も特急で行けば30分ですが座れないので、10分早く出て普通電車で座ってテキストを読むことにしました。本当なら会社での昼休みも勉強時間に当てればよいのでしょうが、「付き合い」もあるので、ここは敢えて我慢しました。

もうひとつの工夫は、I-PADと音楽端末の利用です。テキストをすべてPDF化してI-PADに入れて常に持ち歩くことで、いつでもどの科目も見ることが出来るわけです。文字の大きさが少々小さくはなりますが、この方法は大変便利でした。また、電車の中はI-PADでいいのですが、歩いている時間が、片道で30分ほどあります。この時間は、I-PADを見ながらというわけにはいかないので、音楽端末にクレアールのDVDから音声を入れて聞きながら歩き、気になったところは、翌日の朝にDVDを見て確認することにしました。

次に、勉強の方法ですが、どうせ1回や2回読んでも分からないところは分からない、何回も読んでいるうちに(全体像をつかめば)分かって来るだろうと考え、1時間で30ページのペースで読んではまた、最初からはじめる方法をとりました。これは非常に有効だったと思っています。

具体的な科目についてお話します。

憲法は好きで得意科目ですので、自分としては苦労がまったくなかったです。その意味では参考になる話が出来ません。すみません。

民法については、仕事の関係(運送会社のサービス部門にいる)で、債務不履行や不法行為関係(損害賠償等)や運送約款(契約)を中心として、管理者等の教育研修をしていますので、そこそこ勉強はしてきており、物権法を中心に基礎固めをしました。その点で言えば、民法についてはかなりの時間を既に使って来ていたといえます。

問題は行政法でした。行政法は学生時代を含め一度もやったことが無く、「行政庁ってなんだ?」という、初心者の最初の壁から乗り越える必要があった状態でした。正直、テキストを1回読むだけでも疲れました。しかし、これもひたすら繰り返し読むことで全体の「流れ」「関連性」が分かって来るようになり、その後は少し楽になってきました。その頃から、行政法と憲法を「同時」に勉強するようにし、分からないところは憲法の理念に戻り、そこから解釈をしていく方法をしました。慣れてくると意外と効果がある方法ではなかったかと思っています。

商法については、捨てました。行政書士として仕事をしていく上では非常に重要な科目ではありますが、それもすべて合格することが前提です、合格しなければ、いくら会社法の知識があっても宝の持ち腐れです。そのように割り切って、合格するために、(私の場合時間があまり取れないので)割り切りました。

とは言え、完全には捨てきれず、10月の2週間で2回テキストをよみましたが。(商法で2問取れたらもうけという気持ちでした)

とりとめも無く書いてしまいましたが、特に社会人の方は、どのように勉強時間を作り出すか、また自分に合った勉強方法がどれなのかをいろいろ試して自分のものを見つけること、それが遠回りのようでも、案外近道なのかもしれません。私の、ハチャメチャとも思えるやりかたが、何らかの参考になればと思っています。

今回、この私の話を読んでくださっている方が、自分に合った勉強時間、勉強方法などを見つけ、それを実践して、次回の試験の合格者になられんことを強く願っております。

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