Read Article

「民法は条文知識を確実にし条文の趣旨を理解することが大事」 飯野 幸代 さん

行政書士試験を受験した動機

私が行政書士試験を受験した動機は、法律関係の仕事に就きたいと思っていたことと、行政書士の業務が幅広く、成年後見制度やNPO法人設立などに興味を持っていたからです。

クレアールに入学した理由

私は講義を自分のペースで視聴できることに魅力を感じてクレアールを選びました。

合格までの軌跡

1年目は初学者向けフルパックコースを受講し、176点というもう少しのところで悔しい思いをしました。2年目は他の資格の勉強をしていたことと仕事が忙しく今までの学習スタイルを維持できなくなり、クレアールの答練もほとんど消化できない状況で受験し、不合格。3年目は答練パックコースと民法・行政法の特訓講座を受講し、合格することができました。

1年目の学習方法:初学者の方へ

私は法律の勉強は初心者でしたので、1年目はクレアールの講義と答練をスケジュール通りに進めていくことで精一杯でした。分からないことはそのままにせずに質問し、答練の復習は何回も繰り返し行い、苦手な分野はテキストや条文を読み、理解するようにしました。法令科目が中心の学習になりがちなので、一般知識の学習をいかにスキマ時間に行うかに苦心しました。新聞を読む習慣を身につけ、文章理解の問題はこまめに解くようにしました。

3年目の学習方法:経験者の方へ

3年目に私が学習を進める上で大事にしたことは、民法は条文知識を確実にすることと条文の趣旨を理解すること、また物権と債権の違いや各種契約の比較(例えば地上権と賃貸借と使用貸借の違い)を説明できるようにすることです。行政法は主要三法の理解と比較、法理論や一般原則、行政行為の概念を掴むこと、会社法は目次に着目しながら会社のルールブックとしての流れを意識して理解を深めることです。

また、講義や答練の復習をするなかで、私は単語カードを作ってスキマ時間に覚えたり、条文のコピーを暗記シートで覚えたりしましたが、自分なりの勉強法を考えて実践することもやる気アップにつながったと思います。

① 行政法と民法中心の勉強:本試験は行政法と民法からの出題で大半を占めているので、行政法と民法の勉強は並行して欠かさずに続けました。2年目の受験で民法がほとんど得点できなかったため、民法は特に基礎から重点的に学習しました。そして分からないことや疑問に思うことは質問するようにしました。

② 商法・会社法対策:直前で追い込みをかけようとしても絶対に間に合わない科目です。早い時期から体系的な理解を進めておく必要があります。私は3月頃から商法・会社法の簡単な入門書を読み、全体像を把握してから、会社の設立や機関構造などの細かい条文を読み、過去問で問われている内容は六法を確認しその前後の条文も目を通す習慣をつけました。

③ 地方自治法対策:広く、浅く、基本的な理解だけで良い科目だと思います。条文数も膨大ですので、とにかく講義の内容を復習して、答練・過去問・一問一答を繰り返すというアウトプット中心の勉強を続けました。

④ 記述式対策:1年目の本試験の記述でほとんど得点が取れなかったため、3年目は記述に重点を置き、8月頃に集中して問題集を解いたのと、講義で杉田先生が記述で書けるようにしておくよう言っておられた重要判例や条文、定義などは単語カードを作り、暗記するようにしました。

⑤ 一般知識対策:この分野は個人情報保護と文章理解でいかに確実に点を取るかに尽きると思います。個人情報保護法と行政機関個人情報保護法はどちらもそれほど条文数はありませんので、条文をA4コピーして暗記シートでそのまま覚えるようにし、余白のスペースに赤でポイントを書き込みして、二法の比較もできるように工夫しました。文章理解は公務員の問題集を解きました。大切なのは一日に数十問も解くのではなく、机に向かうときに一問で良いのでコンスタントに問題をこなしていくことです。

直前期の学習方法

直前期は、直前チェック講座のプリントを基に全科目のおさらいにあてました。特にあまり時間を割けなかった憲法の人権・統治などはテキストを読み返し、行政法の法理論の分野もテキストや特訓講座のレジュメに目を通しました。また、答練や模試の復習は応用問題などをしない勇気を持つことも大切です。インプット中心が不安になるときは、一問一答を繰り返しながら条文やテキストを必ず振り返るようにしました。

終わりに

合格したときの喜びはひとしおです。その喜びは何事もやればできるんだという自信に変わります。この3年間、諦めずに勉強を続けたことで得た多くのことを今後に活かしていきたいと思います。

クレアールの先生方や事務局の社員の方々には最後まで丁寧なご指導を頂き、本当に有難うございました。ともに勉強をした仲間や応援してくれた家族や友人にも心から感謝しております。ありがとうございました。

Return Top