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「通信教育というよりサポートを受けている感覚の1年間」 林 博史さん

合格体験記

林 博史さん

  • 受験回数:2回(うち、お試し受験1回)

 

行政書士試験へと向かった訳

50代も半ばになって、「一度しかない人生をひとつの会社の社員として終わって良いのか」という思いが頭をもたげて来た。32年も勤めた会社や仕事に不満があった訳ではない。普通はひとつの会社の社員として終われるのは幸福だと考えるのだ。しかしそれではつまらないと思えてならなかった。

行政書士という資格に着目したのはその幅広さと可能性の広さから。全体を網羅して業務を行う人と分野を限定して業務を行う人に分かれるというぐらいその領域は広い。また本来的業務にしっかり根差している人から、この資格を土台としたコンサル活動へ向かう人もいる。行政書士プラスそれ以外の資格をもとに自分の新たなキャリアを作って行こうと決めた。

 

クレアールを選ぶ

会社を辞めた後、行政書士資格を取ろうと決めたのが2016年8月。さすがに残り2か月半では準備期間が少なすぎる。そこで翌年を見越した勉強をしつつ、この年11月の試験はお試しで受験することに。あわよくば・・・の淡い期待は当然叶わず、試験の出来は予想通り。正式な結果を待たずに受験の準備を始めることにし、講座の選択に入った。

まず時間的な縛りのない通信型の講座に絞る。会社時代からの僅かながらの仕事を引き受けながら、かつ別の資格受験を並行させながらの学習であるため、時間の制約は受けたくない。当然、費用も大事な要素である。サンプルのあるものは講師の講義サンプルを聴く。何しろ1年間毎日その声を聴き続けるのであるから、講師の話し方や声は重要だ。クセの強い表現や抑揚といったものがない竹原健講師の講義は長く聴き続けるには正解であった。「重要論点マスター講義」のひとこまがおおむね1時間で出来ているのも、計画的に学習を進めやすい。

 

学習を進めて行くやり方

講義の中で竹原講師も言っているが、講義を1時間聞いたら、即座に復習というやり方が良い。終わった講義の内容とテキストの要点をノートにまとめて行く。重要論点マスター講義が一巡したら、とにかく過去問にあたる。問題を解いて新たな知識を得たり、気づきがあったりすればノートの空きスペースに書き込んで行く。ひと通り全体が終わってみると大学ノート3冊の「宝物」が出来上がっていた。「覚える」のも「理解する」のも読むだけでなく、手で書くのが確実。3回読むより1回書いた方が、手が覚えてくれる。

 

結果から分かったこと

勿論、余裕で合格出来た訳ではないが、この学習の進め方以外に気付いたことがある。3点だけ記しておきたい。

① 思い立ったのならとにかく早くスタート

時間が掛けられるなら掛けられるほど細かいところまで学習出来る。何度も学習出来る。細かく何度も学習すれば理解は深まる。誰でも思い当たることだが、試験直前に「もっと早くからやれば良かった!」という経験はあっても「勉強し過ぎた!」という経験はないはずだ。

② 記述式対策は後回しにしない

記述式は択一式の延長線上にあるという人もいるが、同じ知識を蓄えていてもそれを選択肢の中から選んで解答するのと、文章に組み立てて解答するのは使う技は異なる。全体を一巡してからと考えずに、個別の法律の学習を行うたびに記述式の練習をすべきである。とにかく数をこなすという観点も大事。

③ 試験時間は短い

180分という時間は問題数の割には多いと考えがちなのだが、個々の問題の文字数は非常に多い。さらに記述式という、時間を幾らでもかけられる問題もある。法令・判例の読みにくい文章をスピーディに読みこなすにはやはり慣れがいる。

クレアールからはそこそこの量のテキスト、問題集が届く。頻繁に届く。郵便を手に取るたび、サポートされているという感覚に包まれる。当然これらのテキストだけで十分なので、安心して学習されることをお薦めする。

 

 

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