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「最後の頼りは積み重ねの力」 江尻 充さん

江尻 充さん

受験回数:2回

目次

行政書士を目指したきっかけ

50代半ばとなり、定年後に自分に何ができるか考えさせられることが多くなりました。今の職場環境の中で身近なことから知識を深め、不動産・法律に絡んだ資格取得を目指そうと考えました。

まず、宅地建物取引士資格取得からスタートし、次はマンション管理士資格取得に取り組みました。民法を中心とした法律関係の勉強を進めることは自分にとって良い刺激となりましたが、マンション管理士試験の結果は残念なものに...。もっと知識の深堀りが必要と感じられ、せっかくだから民法を中心にさらに勉強を進め、かつ資格が得られるものはないか探したところ、行政書士資格に行きつきました。

クレアールを選んだ理由

ところが、民法とともに試験の大宗を占める行政法に関して、ほとんど知識も無く全く感触が掴めせん。仕事の都合や自分の性格から考え、資格学校に通うよりもキチンとした通信教育で勉強しようと、インターネットを利用して色々探しました。合格したら受講料全額返金、など合格特典の派手な謳い文句が多い中、多様なニーズにマッチした講座種類、堅実そうな運営、手ごろな費用、周りの評判等々から判断し、クレアールに決定しました。

主な学習方法

1年目は、主に平日の朝約45分間を勉強の時間に充てました。夏場位までテキストの読み込み(難解な箇所は読み飛ばし)と並行し、1問1答式の論点別過去問題演習で理解度合を確認していきました。しかし、1ヵ月前に読んだテキストの内容がほとんど頭に残っていないことに愕然としつつ、よく理解できていない箇所は講義動画で確認するようにしました。

スケジュール管理が甘かったため、少なくとも民法・行政法まで一通り終わらせる計画は遅れに遅れ、模擬試験関係に手を付けたのは10月に入ってからでした。他の諸々の教材はほとんど手つかずの状態で、1年目の試験はただただ勉強不足を痛感する結果となりました。

2年目を迎え、まずは1年目の反省点をよく見つめ、かつ長続きするやり方をしようと考えました。特に行政法において、自分なりに把握したと思っていた項目が、実は大きな勘違いをして間違えて憶えていたことが幾つかあり、ただ漫然とテキストを読み知識を積み重ねていたつもりになっていたことを反省し、次の点を意識して勉強に取り組もうと意識を新たにしました。

① 勉強は、引き続き平日の朝45分間を中心に継続する。(夏場以降は日曜日もガッチリやる)
② 全体の体系を大まかに確認した上で、今日勉強する箇所はどこに該当するのかを意識して、一つ一つ確実な知識となるようテキスト・演習問題をチェックする。

こうして1年目からは少し取り組み方を変えて取り組んで、とはいっても2年目でも同じような過ちを繰り返し反省点ばかりでしたが・・・。あえてポイントと言えるようなことは、毎日少しずつでも勉強を積み重ねた、そしてただ漫然と学ぶ取組姿勢を転換することができた、という点かと思います。

最後の3週間は今までに間違った演習問題を中心に、最後に送付される「まとめテキスト」に間違いポイントを書き込んで、全体を繰り返し指差し確認するようにしました。その際、自分が講師になったつもりで、「ここは勘違いしやすいポイント、こう問題に出されると引っ掛かりやすい。」と自分に言い聞かせるように呟いていました。(自分の家以外ではムリですが)

最後に

今回の試験に合格できたのは、もちろんクレアールの教材のおかげで、加えて民法の知識の深堀りができたことにより、並行して勉強していたマンション管理士試験も合格することができ、とても感謝しています。講師の方の講義動画解説も的を射た内容であることはもちろん、「このあたりが問題に出て、ここは解けなくてもほとんど影響ナシ」とメリハリが効いていて、とても自分に合っていたと感じました。惜しむらくは、半分位しか使いこなせていなかったことですが...。本当にありがとうございました。

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