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「ロジカルな理解を目指す」 木下 智義さん

木下 智義さん

  • 受験回数:1回
目次

○行政書士を目指す理由

私はすでに20年近くIT系の職についていますが、法律の専門家としての資格を持っていることはおそらく現職においてもプラスに働くだろうという考えに至り、受験を決意しました。

受験する資格としては現職を続けながら学習ができ、かつ、資格の取得に実務経験や専念義務を伴う研修等を要しない、という条件のもと司法書士と行政書士を選択しています。

○クレアールの良いところ

クレアールの講座では講義音声は単元ごとに短くまとめられ、また板書に頼り過ぎず音声だけでも十分に学習できるよう作られていました。
私の場合は後述の通り講義音声メインの学習でしたから、良い選択をしたと感じています。

1.5倍速音声ファイルも時短効果抜群ですし、頭の中でじっくり考える暇を与えませんので、素早くジャッジする癖がつきます。本試験でも半分くらい時間を残して解答できました。

○具体的な学習方法

7月頭の司法書士試験を終えてからの学習開始で、正味4ヶ月しかありませんでしたから、まずは行政書士固有の分野からということで、行政法に取り掛かっています。その後、司法書士の学習でも苦手意識のあった憲法に注力しています。

また、学習は現職の勤務と並行して進めざるを得ません。そこで、スマートホンにダウンロードして移動中にイヤホンで聴くのが主なインプットでした。
テキストは、申し訳ありませんがほぼ目を通しておらず、今でも新品同様です(笑)。

民法、商法会社法をスキップしても、ほぼ二周聴き終えた頃には10月後半です。直前期は出題がほぼ見込まれ、かつ理解が完全でない箇所を重点的に復習していました。

○ロジカルな理解

法律は文系分野と言われていますが、個人的にはIT系に負けないくらいロジカルな要素がある分野だと感じています。
音声だけで学習していると、意外とすんなりと法令を理解できる箇所と何度聞いてもすぐ忘れてしまう箇所と、両方があります。学習しながら感じたのは、前者は大抵がロジカルに法令が構築されていたり、そのような条文になっている理由が「腑に落ちる」ものである場合です。

そこで、後者の覚えにくい箇所についても自分なりの「理由」を作って覚えるとその後が楽でした。自分なりの「理由」を考えることは、真に法令が意図しているものとは違うかもしれませんが、記憶にはプラスに働くと思います。

○心に余裕を

私の場合、司法書士講座を1年半受講した状態での行政書士講座でした。そのため、民法、憲法、商法会社法、についてはすでに学習済でしたし、行政事件訴訟法についてもベースとなる民事訴訟法を学習済でした。「自分はこれらの分野は学習済だ」という意識を持って行政法分野に注力できたおかげで、心理的プレッシャーなく学習できたのは良かったと思います。

本試験でも、会社法あたりは「なかなか細かいこと訊くね」と上から目線(失礼)で解くことができています。司法書士の勉強では会社法は「細かくて大変」でしたが、行政書士では一息つける「心のオアシス」でした。自信の持てる分野を一つ持っておくというのは、良いと思います。

試験前日は早めに寝て睡眠時間を十分にとります。試験会場でも参考書等をチェックすることなく、気分や体調を落ち着かせることに意識を向けます。

いずれにせよ、どこかに「心の余裕」を持って学習・受験することは有意義だと感じています。

(以下参考:実際の得点)

  • 総得点 202/300 [67.3%]
  • 法令等 158/244 [64.8%]
  • 5肢択一 120/160 (30/40) [75.0%]
  • 基礎法学 8/8 (2/2) [100%]
  • 憲法 16/20 (4/5) [80.0%]
  • 行政法 52/76 (13/19) [68.4%]
  • 民法 24/36 (6/9) [66.7%]
  • 商法会社法 20/20 (5/5) [100%]
  • 多肢選択 18/24 [75.0%]
  • 憲法 6/8 (3/4) [75.0%]
  • 行政法 12/16 (6/8) [75.0%]
  • 記述 20/60 [33.3%]
  • 一般知識 44/56 [78.6%]
  • 政治経済社会 16/28 (4/7) [57.1%]
  • 情報通信等 16/16 (4/4) [100%]
  • 文章理解 12/12 (3/3) [100%]
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