【公認会計士試験合格体験記 見事一発合格!】「効率的に勉強できてしかもコスパがいいクレアールの講座」 瀧川 英輝さん

 

瀧川 英輝さん

  • 一発合格
目次

公認会計士を志した動機

私が公認会計士を目指そうと思ったのは、一言でいうとプロフェッショナルとして働きたいと思ったためでした。

普通に就職することも考えたのですが、営業や総合職で働くイメージがいまいちつかむことができませんでした。そこで、公認会計士の資格を取り、会計・財務のプロフェッショナルになろうと考え勉強を始めました。

クレアールを選んだ理由

予備校はどこが短期で合格できそうかという観点で選びました。通信なので自分のペースで進められること、他予備校よりも教材が薄く重要度が高い範囲に絞っていることがクレアールを選んだ決め手でした。授業を倍速で見ることも可能で、非常に効率的に勉強することができたと思います。さらに、他予備校と比べて受講料が安いのでコスパもいいです。

全体的な勉強方針

何はともあれ知識をインプットすることから始める必要があります。公認会計士試験は試験科目が多いので、覚えるべきことがたくさんあります。さらに試験時間が短いので、反射的に答えられるようにもする必要があります。しかし、授業を一度聞いただけでは、すぐにその内容を忘れてしまいます。そこで、授業を受けたら受けっぱなしにせず、必ず復習することを心がけていました。具体的には授業を見た翌日と一週間後に、計算科目なら問題集を解いて、理論科目ならテキストを読み返すようにしていました。また、答練も必ず解きなおしをしました。ただし、復習の中でも授業を複数回見直すことはほとんどしませんでした。毎回の授業は集中して聞き、テキストに適宜書き込みを行うことで、テキストを見返せば十分であるようにしていました。

1回授業を聞いただけでは絶対に解けるようにならないので、復習は必ずしっかり行うようにしましょう。

科目別勉強法

会計学

クレアールでは簿記1級がカリキュラムに含まれているので、その学習をしっかりこなし、簿記1級を合格できるだけの計算力を身に着けることができれば、短答式に対応できる計算力はほとんど身につくのではないかと感じました。ただし、私は計算に勉強時間を少し割きすぎて、短答では理論が不安要素となってしまいました。その中でも短答の理論についてアドバイスをするならば、管理会計で原価計算基準を覚えることが重要だと思います。

論文式の計算は、短答合格時の実力を維持する程度で基本的には十分だと思います。第5問で難しい連結の総合問題が必ず出題されるので、その対策は行うほうがいいと思います。ただし、論文式では、より時間制約が厳しいので、満点を狙うのではなくできそうな問題から解くこと、部分点を稼ぐことが重要です。答練や模試を通じてその感覚を養う必要があります。

理論科目については、短答式で苦戦した分、時間を割いて対策しました。短答式で消去法で選択肢を絞ることができましたが、論文式ではすべてを自分で記述する必要があり、アウトプットができるようになるまで、暗記をする必要があります。そこで、論文対策答練をすらすら解けるようになるまで、理論問題については復習しました。

企業法

企業法は、短答では条文そのものの知識が問われ、論文では事例に対して条文を当てはめることが要求されます。

そこで、短答対策としては、会社法の条文をひたすら読み込みました。短答は知っているか否かだけなので、とにかく暗記することが重要です。これに対して論文では長めの論述が要求されます。試験時間中に条文は参照することができるので、それをどのように当てはめるのかを考える必要があります。そこで論文対策として必要なのは、法律特有の論述スタイルになれることと、頻出の条文については要件や判例を覚えることです。はじめは全くできませんでしたが、論文対策答練・講義の模範解答をまねて練習しました。

監査論

正直に言って苦手科目だったので、特に論文で苦労しました。短答はテキストを何度も読み込み、正誤判定形式になっている確認テストを活用して乗り切ることができました。ところが、論文になると何を書けばいいのかわからず苦しみました。最終的には、試験中に参照できない監査基準とその改訂前文、不正リスク対応基準を大体覚えるまで読み込みました。特に改訂前文は重要なことが書かれており、論述で非常に役立ちました。

租税法

租税法の試験は非常に分量が多く、時間内に説ききることは不可能といっていいと思います。そこで合格点を取るには、理論でしっかり点数を確保し、計算で解けそうな問題を見極めることが必要です。

理論問題を素早く正確に解けるようになるためには、試験時間中に条文を参照することができるので、普段から条文集を活用し、どこに何が書かれているか把握することが重要です。

計算については、テキストに重要度が書かれているので、重要度が高いものから練習するといいと思います。難しい問題はどうせほかの受験者も解けないだろうと割り切って、できる範囲で答えを埋めていくことが合格点につながるのではないでしょうか。

統計学

私は大学で統計学を学んでいたので、選択科目は統計学にしました。そのため、直接的な対策にはあまり時間を割いていないので、勉強法についても割愛させていただきます。

試験日の心構え

短答・論文に共通することですが、どちらも満点を取る必要はありません。わからない問題があったとしても、あまり気にせず次の問題に移り、試験時間内で可能な限りの点数を取るという姿勢が重要になるのではないでしょうか。私も論文式を受け終わった後はあまり解けたという実感がわきませんでしたが、結果的には無事合格することができました。試験中は最後まであきらめずに粘り強く取り組みましょう。

最後に

私が行った勉強法は以上の通りですが、人によって適した勉強法は異なると思うので、まだ試験本番まで時間がある場合は、ご自身でいろいろ試してみてください。ただし、あれこれ手を広げすぎることは逆効果になりかねません。先生の指示を守り、カリキュラムをきちんとやりきることこそが最も重要であると思います。

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