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「周りの方達の支えがあって、合格出来ました」 中川 翔太さん

 

中川 翔太さん

  • 「短答・論文W一発合格」(2017年12月・2018年8月)

公認会計士を志した理由

私には「何も無い」ことに気付いたのがきっかけです。
私は勉強を始める前、社会人として2社経験していました。前々職・前職共に新規営業をやっており、前職では入社時から続く3ヶ月毎のノルマが達成出来ず2年半で雇用契約が打ち切りとなりました。

そうして次の職を考える際に、お世話になった方から「営業しかやってこなかったのだから、君には表現出来る(いわゆる資格やスキル等。簿記2級はありましたが)ものは何もない。だから就職活動の面接では一生懸命頑張ります。と伝えるしかないよ」とアドバイスを頂いた際に、このままで良いのだろうかと考えました。その中で簿記2級を10年くらい前に取得していた事を思い出して、それであれば3大国家資格のうち公認会計士を目指そうと決めたのがきっかけです。

(なお、営業職はもちろん魅力ある素敵な職種です。営業職が悪いと言っている訳ではなく、自分自身が至らなかっただけです。)

クレアールを選んだ理由

私は恥ずかしながら小心者で、不合格が続き撤退するリスクを考え、最初は独学で勉強しようと考えていました。

しかし、「独学で合格するために必要である良質な教材集めも、ある程度のお金が必要な事+情報収集に余計な時間が取られる可能性がある事」から、覚悟を決めて色々な予備校を回りました。

その中で、「合格返金制度+受験料負担制度」のコースがクレアールにあり、短期合格に向けて奮起するための1つの材料になると感じたこと、及び他校に比べ心配点でもありましたがテキスト等の分量が少なめだったことから、クレアールを選ぶことを決めました。

具体的な学習方法

基本的なスタンスとして、全科目以下の通りです。

  • 同じ物を何度も見直し、同じ問題を何度も見る事(例えば1日目は1p-50pを見るとすれば、2日目1p-100p、3日目25p-150pといった事です。)
  • 間違えた例題・問題は、その問題の白紙の部分に「●何をどう間違えて、結果こう考えて間違えた●」というのを記載し、それを何度も見直す事(決して全部電卓を叩き何回も解く訳ではないです)
  • 答練等はスケジュール通り受ける(ほぼ毎日水道橋校舎に通っていましたので、例え学習が間に合っていなくても受けていました。例えば租税法は、法人税法の半分、所得税法の全部がまだ授業自体が始まっていない状態で他校の4月末の全国模試がありましたが、気にせず受けました)

*財務会計論

 取り組んだ物については以下の通りです。(以下同じ)

【短答】

  • 全講義(計算・理論共に)
  • テキスト7冊(計算は個別論点×2、基本・応用連結、企業結合。理論は基本・応用)
  • 計算問題集2冊(個別論点2冊、他は手を付けず)
  • 答練、クレアールの模試(全部)
  • 過去問題集(クレアール配布のもの、計算・理論)

【論文】≪論文用の講義はありません≫

  • 論文用理論テキスト(問題集)1冊
  • 答練(全部)及びクレアールの公開模試、他校の公開模試
  • 計算は上記5冊のテキストの例題を復習(講義は再度見ない、時間が無かったので)

「理論について」

「短答」は講義を受講しテキストを数回見直すだけに留め、答練と過去問で精度を上げられるように努めました。

「論文」では、『藤橋先生』の作成された論文用理論テキスト及び答練が、理解しておく点・問われた際に解答する点等分かるように作成され質の高い教材であったため、ただそれを何度も見直し覚えるようにしました。(法令基準集に載っているものは除く)公開模試も同じようにしました。

「計算について」

「短答」の計算対策は講義を受講し、全テキストの例題を解いていました。解けない、間違えた問題は次の日にも見直し、問題を見た瞬間に確実に解けるから費やす時間が無駄になると思えるまで数日間やり直しました。答練・問題集・過去問も同じです。

計算問題集は時間の兼ね合いから、個別論点のみにしました。連結は重要かつ必須論点ですが、個別論点の方が配点数で言えば多い事を踏まえ問題集は解きませんでした。

「論文」では、まずテキストのうち論文重点出題項目のみ例題を復習し、答練・模試の問題も短答の時と同じく何度も見ました。他科目・時間との兼ね合いから大きく時間をかけることはしませんでした。

*管理会計論

【短答】

  • 全講義
  • テキスト1冊
  • 問題集1冊
  • 答練、クレアールの模試(全部)
  • 過去問題集(クレアール配布の物)

【論文】≪論文用の講義はありません≫

  • 答練(全部)及びクレアールの公開模試、他校の公開模試

「短答」対策では計算・理論共に講義を一通り見て、テキストを適宜見直しました。問題集、答練、過去問は財務会計論と同じやり方です。難しいな、と思う問題もありましたがまずなぜそうなるのか、という理解に努めました。

「論文」対策は時間が無かったため、計算は答練等で解き方を忘れないように(難しすぎる理解出来ない問題は捨てました)、理論は理解してから、解答を覚えるようにしました。(即丸暗記はしませんでしたし、模範解答とは言えない解答も答練ではあったため)同じく他科目・時間との兼ね合いで、余り時間をかけないようにしていました。

*企業法

【短答】

  • 全講義
  • テキスト基本講義用1冊(2冊目の条文説明テキストは捨てました)
  • 六法(会社法のみ)
  • 答練、クレアールの模試(全部)
  • 過去問題集(クレアール配布)

【論文】

  • google(検索ツールとして)
  • 全講義(論文用の)
  • 短答時使用のテキスト1冊
  • 答練(全部)、クレアールの公開模試、他校の公開模試
  • 論文用テキスト

「短答」対策ではテキスト・六法・答練等を何度も見直しました。読みながら怪しそうな部分等意識しながら覚えるようにしました。
「論文」対策の答練では『山本先生』がいつもご丁寧に赤ペンを入れて下さり、何が足りないのか、どこを直すべきなのか、励ましのお言葉等とても嬉しかったです。

勉強する意識としては、まず①書き方を覚える(いわゆるお作法。変な癖が付くと面倒だから)→②条文の場所を大体雰囲気で覚える(探し始めると時間が無くなり嵌る)→③問いに対する解答を覚える(答錬とかの問題の解答。解答の流れや論証とか、条文に無いやつ)でやっていました。

*監査論

【短答】

  • 全講義
  • 基礎講義テキスト1冊
  • 答練、クレアールの模試(全部)
  • 過去問題集(クレアール配布)

【論文】≪論文用の講義はありません≫

  • 短答時使用のテキスト1冊
  • 答練(全部)、クレアールの公開模試、他校の公開模試

「短答」対策では、テキストを数回読み直しました。また本番と同じ問題形式で肢の判断が付くように、答練・過去問を繰り返し見直す事をしていました。

「論文」対策では、答練で書いてから解答を確認し、法令基準集を丸写ししている解答以外を覚えるようにしていました。また論文試験で出そうな論点の情報を集め、該当するテキストの箇所を何度も見直しました。

*租税法

  • 全講義
  • 講義用テキスト2冊(過去問題集・直前講義用テキストは時間の兼ね合いから捨てました)
  • 答練(全部)、クレアールの公開模試、他校の公開模試

租税法も同じく、基本的にテキストの例題を何度も見直しました。答練等も同じです。
科目特性として費用対効果が高くなるだろうと感じていましたので(勉強量がある程度必要+時間を割く事がそこまで出来ず守りに入る方もいる)、基本的な部分はきちんと取れるよう意識していました。

『山幡先生』が受験生側を意識して、講義をされているのを感じられてとても良かったです。論文試験でも一番成績が良く、総合成績を引っ張ってくれました。

*経営学

  • 全講義
  • 答練(全部)、クレアールの公開模試、他校の公開模試

経営学については、全ての講義を見ました。正直本試験では一番成績が悪かったのですが、何とか下支えしてくれました。

最後に

クレアールで良かったと思えた1番の理由は、とても素敵な人達に出会えた事だと思っています。
確かに他の予備校に比べれば人数は少なく、また色々な人達がいますが、その中でも大切な友人が出来ました。ことある毎に気にかけて連絡くれる友達。一緒にコーヒーを飲んで、困った時には助けてくれる友達。道で会っても笑顔で仲良く話してくれる友達。そして今、目標に向かって頑張っている友達。本当に感謝しています。

また何度質問しても笑顔で答えて下さり、お忙しいにも関わらずその場で回答が難しい場合には数日で調べて回答を下さる『山田先生』、『藤橋先生』には本当にお世話になりました。お2人がいなければ、合格は出来なかったと思います。

私は「周りの人達に恵まれたお陰」で何とか合格する事が出来ました。個人的な意見ですが、この試験は努力だけでは合格は難しいと思っています。これは一部の天才しか合格出来ないという意味では全くなく、努力以外に合格に必要な勉強方法や周りの人達の支えとか、そういった意味です。(なぜならば、知っている人も含め殆どの人が紛れもなく努力しているはずだと思うから)

受験勉強をする上で、本当に欲しいものは「これをすれば、あるいはこれだけの量・範囲をすれば必ず合格する」と言った合格の確約をくれるものだと思います。でもそれは少なくとも自分が勉強している間は1つもありませんでした。その中で頑張るのは辛く、また合格何て夢のまた夢なのではないかと日々感じ苦しむ中、周りの方達が心を支えてくれて、合格に近づくための必要なことやものを与えてくれたから、今ここで体験記を書く事が出来ていると改めて実感しています。

だからこそ今度はこんな私でも、もしお役に立てる事があるなら出来る限り皆様の力になりたいと思っています。

また2019年2月には大手監査法人に入社し、新しい事に挑戦を続けていきます。

最後に、改めてこのような私を支えて下さいました皆様にこの場をお借りしまして心より御礼を申し上げたいと共に、この体験記をお読み下さいました皆様がどうか合格出来ますよう、心よりお祈り申し上げまして、私の合格体験記を終えさせて頂きます。

頑張って下さい!!

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