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豊かにするコミュニケーション

クレアール心理学研究チーム

目次

コミュニケーションで人生を豊かに

人間の生活はコミュニケーション抜きには考えられません。言葉はもちろん、アイコンタクト、指差し、標識、看板まで、すべてコミュニケーションです。私たちの生活の中では私たちが意図するしないにかかわらず、コミュニケーションは常に起こっています。したがって、コミュニケーション抜きでは生きられないということです。

そして、コミュニケーションとは、情報交換だけでなく「情動」交換の手段でもあります。「知」の面だけでなく、「情」や「意」、つまり感情的交流も行うのです。その交流を通して心が豊かになり、自分の夢や希望に向け、意思を貫くのを助ける役割も果たします。

このように、TPOに合わせて、どのようなコミュニケーションを選べばよいかが重要になるわけです。したがって、その場その時に合った、ちょうど良いコミュニケーションをとるためにも、自分の五感を研ぎ澄ます必要があるということです。

ココで、まずは五感で磨くコミュニケーションが大切だという理由を3つ挙げます。

  1. コミュニケーションが画一的ではなく、多様化してきていること。
  2. 多様化してきたそのコミュニケーションが、刻々と変化しているということ。
  3. 人はひとり一人ちがうということ。

コミュニケーションの目的は、自分らしさによって変わります。大切なのは「自分はこうだ」というパターンにはめ込むことではなく、自分の価値観を知り、そのうえで場面、状況、相手を五感で感じながらコミュニケーションが取れるようになることです。 いろいろな切り口がある中で、自分の思考や行動を望ましい方向に書き換えることが簡単に出来るようになる技術があります。

NLPとラポール

★NLP(神経言語プログラミング)とは

Neuro-Linguistic Programingの頭文字をとったもので、「神経言語プログラミング」と訳されます。1970年代に、アメリカのカリフォルニア大学サンタクルズ校の言語学助教授J・グリンダーと、心理学科の学生R・バンドラーによって創始されたのがNLPです。

『神経』とは
神経言語プログラミングでいう『神経』とは、視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚の五感すべてを通して情報を受け取り、処理していることを意味しています。つまり、人間は五感を通してコミュニケーションする存在だということです。
『言語』とは
神経言語プログラミングでいう『言語』とは、「意味づけ」のことを表します。人間は必ず、五感を通してとったコミュニケーションに意味をつけます。
『プログラミング』とは
神経言語プログラミングでいう『プログラミング』とは、人は、五感から入った情報を「意味づけ」するのですが、意味づけの順番と位置が変わるだけで、受ける印象が180度変わります。

つまり人間とは、目・耳・肌・鼻・舌から入る情報に意味づけをする際、その位置や順番を変えるだけで体験が変るのです。そして言葉の場合、言葉の順番を変えることで発想が変るだけでなく、その後に導き出される結果まで変わってしまうのです。

★ラポールとは

“信頼関係の構築”【フランス語で「橋をかける」という意味の言葉】
良好なコミュニケーションは、お互いの信頼関係(または共有関係)の上に築かれます。場を共有している関係。一緒にいる感じ。波長が合っている状態のことで、この信頼関係に欠かせないのがラポールです。コミュニケーションにはラポールをとることが実に重要になります。そしてラポールをとるときに重要なのは言葉だけではありません。ボディランゲージ、口調など、その実現の為の手法を総称してマッチングといいます。

★4つのマッチング

  1. ミラリング 身振りや姿勢を合わせる方法
  2. ペーシング 声のトーンやスピード、呼吸のペースを合わせる方法
  3. バックトラッキング 相手の言った言葉を受けて繰り返す方法
  4. モダリティの一致 五感(視覚、聴覚、触角、臭覚、味覚)
    ※ここでは触角、臭覚、味覚は身体に起こる感覚として体感とし、3つの感覚で説明をしている。

★NLPの中でも4つ目のマッチング、モダリティの一致について

私たちは、全ての情報を五感を通して得ています。その際、私たちの体験する具体的エピソードは、同じ出来事であっても、そこから感じるものは人それぞれに違います。

人は、視覚、聴覚、体感の三つのどれかの傾向をもっています。これは純然たる区分訳ではありません。ちょうど右利き、左利きの関係と一緒です。つまり得手不得手の問題です。

例えば、人の話が理解できない時、

  • V(視覚)優位の人は、→ 話が見えない と表現します。
  • A(聴覚)優位の人は、→ 何を「言っているか」わからない という傾向があります。
  • K(身体感覚)優位の人は、→ 話がつかめない、腑に落ちない といった表現をします。

「話が理解できない」ということを表現する時、それぞれセリフが異なります。これは無意識の処理が異なることを意味します。その人が無意識に頻繁に使うもの、それが優位性、「優位感覚」といわれるものです。

これをペーシングして会話を進めていけば違和感や抵抗感はなくなるのですが、こういった表現方法が違ってくると、それだけでコミュニケーションが滞ってしまいます。

★視覚・聴覚・体感の利きモードによって違う情報の受け取り方。

V(視覚)視覚優位の特徴

ポイント 特徴
目の動き 視線が上方に動く傾向がある
よく使う言葉 見る、狙いをつける、ビジョン、観察する、焦点を合わせる、イメージする、見えない、ぼんやり、色、描く、見通し
その他 ・比較的早口で話す
・頭に描いているイメージを手で示そうとする
・椅子には前のめりで座る
・デザインや外見に心を動かされやすい
・結果が見えないとやる気が起こらない
・絵で記憶する
・呼吸が浅い

A(聴覚)聴覚優位の特徴

ポイント 特徴
目の動き 視線は左右に動く傾向がある
よく使う言葉 ・聞く、言う、話す、共鳴、響く、調和する、静か、など。
・誰かが言った具体的なセリフ
・「ガヤガヤ」「ピカピカ」といた擬音語
・「え〜!」「あぁ〜」といった感嘆を表す言葉
その他 ・論理的。理論的に話そうとする
・声の調子(大小、高低、スピードなど)や言葉に反応しやすい
・音楽や人とのおしゃべりが好き
・雑音があると集中できない
・「考える人」のように腕組みをしやすい
・うんちくが好きで、権威に弱い
・独り言が多い

K(身体感覚)身体感覚優位の特徴

ポイント 特徴
目の動き 視線は下方に動く傾向がある
よく使う言葉 ・感じる、熱い(冷めている)、あたたかい(寒い)、ぬくもり、掴む、触れる、など
・心が熱くなる、胸に刺さる、腑に落ちるといった身体感覚にまつわる言葉を使う
その他 ・感じながら話すので、話し方は比較的ゆっくり
・動作も比較的ゆっくり
・感情や気持ちを手や体で表現しようとする
・視覚優位の人よりも、人に近いところに居ようとする
・早口で多くの情報を言われるとたまについていけない
・居心地の良さを大事にする
・お腹で深い呼吸をする

★コミュニケーションの一つとして・・・勉強・学習編

VAKは勉強や学習にも効果的です。最終的には、視覚、聴覚、身体感覚すべてを活用することが重要ですが、最初のとっかかりとしておすすめしたいポイントをご紹介しています。

【視覚優位の人】

このタイプは、見た目、色、絵やイラストに反応しますので、参考書などで勉強する場合は、アンダーラインを引いたり、丸で囲んだり、色で重要な点、補足する点といった具合にマーカーすることです。

また絵やアイコンを使って勉強すると、イメージを使ってその情報を想起することができますので、画像や動画などもツールとして活用できます。
また文章の行間や段落が詰まったものだと、読みにくいというより、見えにくいという反応が起きて、内容が入ってこない場合があります。
記憶を映像で想起しやすい視覚優位の人は、参考書のどのあたりに載っていたことか、その箇所を映像として取り入れることも効果的です。

【聴覚優位な人】

この感覚が優位な方は、耳からの学習が効果的です。音声情報で学ぶ、講演会やセミナーなど、人の話で学ぶことで、脳の学習効率を高めることができます。
理論や論理的な話を好みますので、意識して自問しながら、自ら整理していくことも脳のパフォーマンスを伸ばすことができます。またおしゃべりも好きな方ですので、誰かと話しながら学びを促進させることもおすすめです。

【身体感覚優位の人】

書いて覚える、書いて整理するといった具合に実際に体を使うことが重要です。これは身体感覚優位な方の体験談ですが、ある内容を丸暗記する試験を受けました。その試験内容を休憩なく書き出すだけでも3時間はかかってしまうほどの量で、A4サイズの用紙にビッシリ約30ページ分の情報です。

その方はラクしたいと思い、内容を音声で録音し、何回も聞くこと、つまり耳学習で何度もその内容を聞いていました。ところが、いざ筆記しようとすると、内容が浮かんでこなかったそうです。これではいけないと思い、ひたすら書き写すという、身体感覚的なアプローチに切り替えました。大変ですが、やはり、頭に入っているんですね。それは、実際に書き出そうとするときにわかります。体が覚えているという感覚です。身体感覚優位の人は、書き出すことをおすすめです。

また聴覚優位の人と同様、講演会やセミナーでの学びも効果的です。違いは何かというと、その場の臨場感が大事で、講師の話の情熱やそこに集う聴衆の熱、また新たな発見が起きた時の膝をバンバンたたき、「なるほどそうか!」と思える「気づき」が重要です。ぜひ「体験すること」をお勧めします。

※繰り返しになりますが、最終的には視覚的にも、聴覚的にも、身体感覚全部を活用していくことが重要です。

違うからこそ意味がある

同じ出来事を体験しても、人によって見るもの・聞くもの・感じるものは違います。また、物事の捉え方や考え方。大事にしている価値観や目指す目標もすべて異なります。

実は、この「人はひとり一人違う」という前提に立つことで、誤解やトラブルを回避できるだけでなく、そこから生まれる利点もたくさんあります。だからこそ、「正しいコミュニケーション」ではなく、「自分らしいコミュニケーション」、コミュニケーションにおける「自分軸」を持っていてほしいのです。それは、コミュニケーションにおいて何が大切で、何をどんな風に伝えたいか、そして相手から何を、どんな風に受け取りたいかということです。自分軸を見つけるヒントは、自分のコミュニケーションの好みを確認していく中で見えてきます。

たとえば、コミュニケーションの取り方一つにしても、電話が好きな人嫌いな人、メールが好きな人嫌いな人、一対一で話すのが好きな人、大勢が好きな人、マジで語り合いたい人、ワイワイ楽しみたい人、どんな人と、どのくらいの心理的な距離がちょうどよくて、どのようにコミュニケーションしたいかは、それぞれちがいます。

ここでも大切なのは「自分はこうだ」というパターンにはめ込むことではなく、自分の価値感を知り、その上で、場面、状況、相手を五感で感じながらコミュニケーションが取れるようになることです。

参考文献
日経文庫「五感で磨くコミュニケーション」(平本相武 著者)
Life&Mind 【NLP・心理学】 https://life-and-mind.com/
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