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合格へのプロセス・学習時間の目安

旅行業務取扱管理者試験は、毎年少しずつ法令・規則の改正、出題範囲と形式など出題傾向が変化しています。ここでは、最新の試験傾向と、各講座の特徴をご説明します。

合格へのプロセス1

計画を立て、合理的な学習をしましょう

この試験の特徴は、旅行ならではの「範囲の広さ」にあります。しかし合格のためには、すべての知識を覚え込む必要はありません。合格基準は各科目について60%以上の正答率を達成することですから、添削課題や模擬試験、過去問題などでコンスタントに8割前後を正答することができれば、十分に安全圏です。逆に言えば、2割(最大4割)がわからなくてもかまいません。ご自分の学習環境と試験までの期間に合わせ、ムリなくムダなく実行できる学習計画を立てましょう。

試験の5か月前から総合管理者試験の学習を始めた場合、1日平均1時間~1時間半ほどの学習時間となります。もちろん個人差がありますので、できるだけ余裕を持った学習計画が大切です。各通信・通学教材には、詳細な「学習ガイド」と「モデル学習プラン」が付属しますので、まずはそれを参考に学習を始めてみましょう。

初めて受験する人の学習時間の目安

  • 総合管理者試験(全科目受験)… 約150時間~200時間
  • 国内管理者試験(全科目受験)… 約100時間~120時間

 

合格へのプロセス2

科目合格制度を有効活用しましょう

平成18年度より、新たに「科目合格制度」が導入されました。この制度は、試験自体には不合格でも、一部の科目で基準点を満たせば、次年度の試験に限ってその科目の受験を免除するというものです。
総合試験では、「国内旅行実務」「海外旅行実務」、国内試験では「国内旅行実務」が免除の対象です(「法令」「約款」の2科目は対象外です)。平成23年度の総合管理者試験では、対象となる不合格者8,438名のうち、1,407名(16.7%)に科目合格が認められました。
一度の試験で不合格となってもあきらめることはなく、更に合格のチャンスが広がりました。クレアールでは、科目合格の方のために単科講座もご用意しています。

さまざまなサクセスストーリーが想定できます!

科目免除受験パターン







国内管理者試験の結果総合管理者試験の結果総合旅行取扱管理者試験平成23年度
合格率
次年度総合試験受験パターン
法令約款国内旅行実務海外旅行実務
合格不合格  28.5%「約款」、「海外旅行実務」のみ受験
国内旅行実務科目合格  
海外旅行実務科目合格   87.7%「約款」のみ受験
国内旅行実務・海外旅行実務2科目合格   
不合格不合格12.6%全科目受験
国内旅行実務合格 14.3%「法令」「約款」「海外旅行実務」を受験
海外旅行実務合格 13.8%「法令」「約款」「国内旅行実務」を受験
国内旅行実務・海外旅行実務2科目合格  69.9%「法令」「約款」のみ受験

※国内旅行管理者試験合格者は、平成24年度以降の総合試験で「約款」「海外旅行実務」の2科目のみ受験します。

※当年度試験の科目合格者は、次年度の同一試験のみ一部科目が受験免除となります。
例)国内旅行試験の国内旅行実務に科目合格しても、総合旅行試験の国内旅行実務は免除になりません。また、次々年後以降の試験では科目免除の適用はありません。

※免除者は、各試験科目の○印を受験します。


国内旅行実務合格者...次年度試験において「国内旅行実務」免除、「法令」「約款」のみ受験(平成23年度試験合格率は51.7%)
 法令・約款
学習初期は、法律文・契約文書独特の用語や制度の難解さに少々戸惑いますが、出題範囲が狭く、出題形式もワンパターンの問題が多いので、コツをつかめば短期間で実力がアップします。どちらも「引っかけ」問題が多いですが、引っかけそのものもワンパターンです。用語・記述や数字に注意して、ミスを防いで下さい。
法令・約款は平成17年度に大改正が行われ、その後の小改正がありましたので、古い参考書・問題集は絶対に使わないようにしましょう。
なお、法令・約款も含めた全科目について、教材作成後に改正された情報を定期的にお知らせします。
 運賃・料金(国内運賃料金・国際航空運賃)
各交通機関の運賃料金は、それぞれ計算のルールが違うため、その理解にかなりの時間がかかる分野です。しかしルールをマスターすれば、計算そのものは難しくないので、一気に力が付き、最後には得点源とすることが可能です。基本ルールと計算手順の正確な理解が学習のポイントです。
国内運賃ではJRが最も重要な分野です。特に総合試験では、この分野の成否が合否を分けるといっても過言ではありません。また、国際運賃は一見複雑ですが、中身はワンパターン。どちらも、正確に計単手順を理解するため、必ず筆算で式を清書しながら学習して下さい。最後には得点源となる分野です。
 地理・語学
国内・海外地理や語学は、短期間に力が付くものではないので、まずは「広く・浅く」を心がけて下さい。他の科目・分野とは違い、今までの基礎学力による個人差が大きいのも、この分野の特徴です。この分野が苦手の方は、着実に5~6割が解ける力を目標としてください。他の分野で十分に得点をカバーすることができるので、余りこだわり過ぎないようにしましょう。
地理では、ニュースなどで世界遺産やその年の話題イベントに気をつけておきましょう。
 その他の旅行実務知識
暗記分野が多いため、着実に知識を積み上げて行く努力が必要です。範囲はかなり広いですが、毎年ワンパターン問題が多いのもこの分野の特徴です。実務知識は計算や理屈で理解するものではないので、学習した分は確実に知識として蓄積されていきます。また、実際の旅行に関わるさまざまな知識の集大成ですから、最も「旅行」らしい分野といえます。学習を工夫することにより、興味を持ちながら力を付けることが可能です。ぜひ得点源として活かしてください。
この分野も、毎年少しずつ規則・制度改正があります。インターネットでも情報を得ることができるので、常に最新の知識を得るようにしましょう。

 

ダブル受験がオススメです!

「総合」と「国内」それぞれの試験では、難易度にかなりの差があります。これは、総合管理者試験は広範囲の学習を必要とする「海外旅行実務」のウエイトが高いので、足切りにあい、不合格となるケースが多いためです。

他の共通3科目については、学習範囲に大きな差はありません。一部に、それぞれの試験独自の出題範囲を持つものや、難易度に差がある分野がありますが、基本知識は共通です。したがって、余分な負担なくダブル受験を目指すことが可能です。

国内試験に確実に合格しておけば、次年度以降の総合管理者試験では「法令」と「国内旅行実務」の2科目が免除されるため、大きく有利になります。総合管理者試験を目指される方は、ぜひ国内管理者試験もあわせて受験しましょう。科目免除受験者の合格率は、年度によっては全科目受験者の2倍~2.5倍で、国内管理者試験の合格率を上回ることもあります。

更に、次項の科目合格が適用されれば一層大きなチャンスになります。また、国内試験を主目標とされる方は、残りの海外旅行実務1科目をマスターすれば、次年度以降に総合試験を有利に受験することができます。「総合旅行業務取扱管理者(全科目)」講座のカリキュラム及びテキスト、その他の教材類は、このW受験に対応して作成されています。

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