税理士 試験合格クレアール
簿財合格者座談会 簿財アドバンスで合格。

簿財合格者座談会 簿財アドバンスで合格

 

河野上講師

河野上講師

クレアール税理士アカデミー簿財アドバンス担当講師

講義のみならず、教材の作成、カリキュラムまで「簿財アドバンス」講座のすべてをプロデュース。2科目を並行してより効率的に学ぶための講座づくりに尽力し、自ら教鞭を揮う。信念に基づいたその力強い講義は、実務に関わる経験談とあいまって、受講生に絶大な支持を得ている。
大石光さん

教材の量が少なく、これだけで大丈夫なのかと
不安になるくらいでした。(笑)

大石光さん

クレアールアカデミー長野校 個別DVDクラス 

簿記検定もクレアール簿記アカデミーで学習、合格。2008年簿財アドバンスの講座を受けて、簿記論と財務諸表論を一発合格した。簿財アドバンスの同時学習のメリットを体感。
三嶋悦子さん

答練はまず解いてみるという気持ちが大事、
できなくても構わないと思って受けていました。

三嶋悦子さん 

クレアール税理士アカデミー DVD通信 

通学スクールのない地方在住。家庭と両立しながら会計事務所に勤務。受験期間中は「主婦」「子育て」「仕事」「勉強」を両立するスーパーウーマンぶりで、2008年通信講座で簿記論合格。
知久正明さん

河野上先生の講義中の雑談がすごい楽しみで、
それを楽しみに聞いていることもありました。

知久正明さん

クレアールアカデミー横浜駅前校 個別DVDクラス

高校時代、簿記に興味を持ち、高校2年で簿記二級取得。その後税理士を目指す。ライブ通学も可能な首都圏にいながらあえて横浜校の個別DVDクラスを受講。2008年簿記論合格。
山口一太郎さん

講義の内容、テキスト、問題集・答練を
すべてこなせば、自ずと結果がついてきます。

山口一太郎さん

クレアール税理士アカデミー ライブクラス

父親の関係する山一証券の破綻に、幼心にショックを受け、会計の道に興味を抱く。非常識合格セミナーに参加し、そのコンセプトに惹かれ、クレアールに入校。ライブクラスで河野上講師の生講義を受講。2008年簿記論合格。

 

1. はじめに自己紹介をお願いします。

 

河野上 それでは、2008年税理士講座の簿財アドバンスの合格者座談会を始めたいと思います。よろしくお願いします。
  司会は講師の私がやらせていただきます。それでは、出席者の方の自己紹介から始めたいと思います。それでは、長野から来ていただいた大石さんから簡単に自己紹介をお願いします。

大石 大石です。よろしくお願いいたします。私は2年前に簿記一級を目指し始めました。昨年一級が合格したので、税理士を目指そうと思って簿財アドバンスの講座を受け始めて、今年一発で両方受かることができました。

河野上 税理士試験そのものも、専門学校へ通ったのも初めてだということでよろしいのですよね。

大石 簿記検定もクレアールでお世話になっていますので。

河野上 ということは、色々な専門学校を渡り歩いたという形ではないですね。

大石 はい。

河野上 わかりました。それでは三嶋さん。

三嶋 皆さん、初めまして。三嶋と申します。簿財アドバンスは2007年の合格目標から始めまして、今年2年目で簿記論に合格しました。今、仕事は会計事務所に勤務しており、地方に在住しております。家庭も持っていまして、主婦と子育てと仕事と勉強を両立してやってきました。

河野上 三嶋さんのようなケースは、税理士講座を受講されている方には、通信で学習されている方が多いですから、色々と参考になると思います。まず、地方で学習するハンディとか、三嶋さんみたいに、近くに通学できる専門学校がないということで、通信を選ばざるを得ないという状況、しかもご家庭もお仕事もあり。そういう中でどうやって通信教育を続けられて、合格されたのかを今日聞いてみたいと思います。つづきまして山口さん。

山口 よろしくお願いします。山口一太郎と申します。私は、3年前に河野上先生の簿財アドバンスの講座を受講し始めまして、去年は財務諸表論、今年は簿記論を合格できました。今、大学院の1年生で、昼間は会計事務所でアルバイトをしています。

河野上 長い付き合いですね。最初は学生だったよね、まだ。

山口 そうですね。大学2年生のときです。

河野上 ですよね。まあ税理士になる動機のときにもう一度聞こうと思いますけれども、とりあえずは、簿財卒業ということで、今はもう会計事務所で働いているということですね。では、最後に知久さん、お願いします。

知久 横浜校で受講しています、知久と申します。よろしくお願いします。私も今、大学院に通っていますが、簿財アドバンスは今年で3年目になります。1年目は、簿記論と財表を受講して、受験。財表のみ合格しました。2年目は、簿記論をもう一度受講しましたが、落ちて、3年目の今年、やっと簿記論に合格することができました。

2. 税理士になろうと思ったきっかけとクレアールを選んだ理由は?

 

河野上 では、働きながらの方、受験に専念されている方、大学院へ行かれている方、いろいろいらっしゃいますが、まず、皆さん、税理士になろうと思ったきっかけを教えてください。

大石 大学を辞めてから1、2年、ずっと親に甘えっぱなしで、そろそろ何か始めないといけないかなと思い、多少昔から税務官の父親の影響もあり...。

河野上 お父さんの影響なんですね。
次に、税理士を目指そうと思ったときにクレアールを選んだ理由というのは何ですか? 簿記検定のときからだというのは、お聞きしましたが、簿記検定も含めてクレアールを選んだ理由というのは? 長野にクレアールがあったからですか?

大石 それが一番的確な答えだと思います。地元で親に世話になりながら勉強を続けるので、受講料が安いというのも選んだ理由でした。

河野上 クレアールは受講料が安いと。

大石 他の学校の通信講座と比べてもみたのですが、受講料は安かったですね。

河野上 大石さんの場合は、やっぱり他校の通信講座をやるか、長野のクレアールに通うということになると思いますが、料金的な面も含めて、近くにあるクレアールにしたわけですね。

大石 そうです。通信講座は続けられないかもしれないとも考えました。

河野上 通信は続かないと?それでは、通信講座で続けて合格された方の意見を聞いてみましょう。
三嶋さん。まず税理士になろうと思った動機をお聞かせください。

三嶋 私は、結婚して地方に移り住み、いったん専業主婦になって、子どもを産んで育てていますが、家庭に入っても、また何らかの形で仕事をしていきたいと思ったときに、女性が、仕事と家庭を持ちながらやっていくためには、何か武器になるような専門知識を身につけなければと思ったのがきっかけです。
なぜ税理士を選んだかというと、もともと会計には興味があり、独学で簿記検定二級までは取得していたので、このまま会計方面に力を入れて勉強していこうと考えたのが税理士を目指すきっかけでした。地方で会計の仕事をやっていくとなると、どうしても税理士事務所がまず就職先として思い浮かび、実務をやっているうちにどんどん興味がわいてきて、会計の知識も税の知識も身につけていきたいと思いました。

河野上 税理士事務所で働いていく中で、資格も、ということですね。
次に、クレアールを選んだ理由ですが、大石さんと同じように他校よりも受講料が安かったからですか?

三嶋 いえ。クレアールが非常識合格法で公認会計士の合格者がたくさん出ているということを聞いていました。
それから以前、本当に数年前ですけど、他校さんで別の講座の通信講座を受講していたことがあり、そのときの教材があまりに多く、こなしきれなくて、どんどん手に負えなくなってしまいました。通信特有の、孤独感というか閉塞感が...。その時の教訓から、スクール選びを始めました。
クレアールは、まず講義のコマ数が少なかった...。それは簿記を勉強する上で、当然、講義を聞くことも重要ですが、自分で手を動かさないと身に付かないということがよくわかっていましたので。特に私の場合、勉強できる時間が他の人よりも少ないため、なるべくコマ数の少ない講義で、自分の勉強スタイルを確立したいと思って、クレアールを選びました。

河野上 コマ数が少ないという理由で選ばれたということですね。わかりました。
それでは、山口さん。税理士になる動機をまず教えていただけますか。

山口 私の場合、税理士というか、最初に会計業界に興味を抱きました。理由は、父が山一証券に関係しており、山一証券が破綻したのを幼心に目の当たりにして、漠然ながら会計とか粉飾決算っていうのに興味を抱いたのが始まりです。大学進学の際も会計学科を選択して、資格を身につけたいという思いを抱いて大学に進学しました。
大学進学後、会計士か税理士かで思い悩んだ時期もありましたが、たくさんの中小企業の社長に携わっていきたいという思いが強くなり、税理士を目指すことにしました。

河野上 なるほど。お父さんの件は以前に聞いたことがありましたが、やっぱりショックでしたか。

山口 そうですね。あんな大きな会社が潰れるのは、すごくショックな出来事でした。

河野上 そのときに、会計だとか粉飾決算だっていうのが心に残っていたと。それではクレアールを選んだ理由は?

山口 大学1年生のときに、大学でクレアールの非常識合格法セミナーをやっていまして、そこに参加しました。話を聞くうちに、他校とは違うコンセプトで面白い考え方だという印象を受けて、実際に話を聞きに行って、通学することになりました。

河野上 それは三嶋さんも非常識合格法を聞いて入学したのと同じですね。
やっぱり非常識合格法ってインパクトありましたか?

山口 そうですね。コンセプト力があるっていうか、他校ではこうやっているところが、クレアールではこうなんだというのが明確にしている点が。

河野上 なるほどね。それでは、知久さん。まずは税理士になろうと思った動機を聞きたいのと、ライブの受講ができる首都圏にいながら、DVD受講が中心の横浜校を選ばれた理由というのをお聞きしたいのですが。

知久 まず税理士になろうと思った理由ですけど、高校生のときまで遡ります。

河野上 高校生。

知久 はい。高校のときに、進学校でしたが、学校の勉強がちょっと嫌になってきて...。
普通科だったので。何か他に面白いことないかと思っていたら、簿記と出会いました。簿記が面白くて、三級、二級と合格していったので、これを活かせる資格が他にないかと探していたところ、税理士というのを見つけたのが、きっかけです。

河野上 ひとつ突っ込んでいいですか。 学校の勉強が面白くなくなったら、普通は不良になったり、ギャンブルだとか、そっちに走ると思うんですよ。その中で、つまんないから簿記やろうっていうのは、何かきっかけがあったの?

知久 いや...やっぱり勉強は大切ですから、何か学校以外の勉強はないかなと思いました。

河野上 学校の勉強は嫌だけど、何か勉強はしなくちゃと思ったわけだ。

知久 数学と英語とか、そういう勉強じゃなくて、他の楽しいことはないかなと思ったところ...簿記は、勉強していて楽しかったので、そこがきっかけですね。

河野上 それは、失礼しました。簿記三級、二級はどこで勉強したんですか?

知久 他校でしたけど、高2のときに二級合格しました。

河野上 高校2年生で二級を持ってたんだ。ところで、クレアールを選んだ、特に横浜校を選んだのは何でですか?

知久 まずクレアールを選んだ理由は、大学でパンフレットを見たのがきっかけです。
最初、他の学校に行こうと考えていましたが、値段の問題と、もう1つ大きかったのは、週3回の簿財アドバンスで簿記論と財務諸表論を受講できるのが大きかったです。他校だと一週間に、簿記2回の財表2回の講義を受講しなければならないのが、週3回で済むというのが魅力でした。

河野上 知久さんの場合、水道橋本部校舎のライブにも通える距離ですし、横浜でライブをやっている学校もたくさんあるじゃないですか。そのなかで、DVDで受講する横浜校を選んだ理由はなんですか?

知久 簡単に言うと、ちょっと通うのが大変だったからです。それと横浜校でDVDの体験受講をしてみて、そのときに印象が良かったからです。

河野上 体験受講をしてみて、DVDで受講することによる、変な不具合とかハンディを感じませんでしたか?

知久 何も感じませんでした。これで大丈夫だと思いました。

河野上 DVDを見ての受講で、何か違和感はありませんでしたか?

三嶋 違和感ないですね。先生のお話のなかで、これは通信生やDVDの受講生を意識した
内容だと感じることが多々ありました。

河野上 ライブの山口さん。ライブは一期一会じゃないですか。その場で聞かないと終わっちゃいますね。その点は、逆にライブはデメリットになるのかな? そうでもないですか。

山口 聞き逃したらもう聞けないという、1回勝負という点では、授業への集中力、気合いの入り方は、多分違うと思います。やっぱりDVDだと巻き戻しが出来るので。

3. 教材・講義・カリキュラムについて忌憚のない意見を聞かせてください

 

河野上 そうですね。次に、教材とか、講義だとか、カリキュラムについて話を聞いてみようと思います。クレアールの簿財アドバンスの教材ですね。教材というのは、テキスト、問題集、それから答練も含みます。これについての中身、分量等についてお話いただければと思います。
あと、講義ですね。講師も入ります。講義のスタイルです。3時間っていう授業がどうだったかということです。もう1つは、カリキュラムについてです。テキストとか答練の中身もそうですけども、カリキュラムについては、答練の回数だとか実施時期だとか、2月までにインプットが終わって、2月の後半からメインが、アウトプットになります。そのような、全体のカリキュラムはどうなのかと、さっきあったように2コマ足す2コマが3コマになっているその週3コマっていうスタイルです。その点も具体的に皆さんの、良いところばっかりじゃなく、悪いところも含めて、それぞれの立場からご説明いただけますか。
まず拠点で簿財一発合格の長野校の大石さんから。まず教材はどうでした?

大石 受験に専念している自分から見ると量が少ないというイメージを持ちました。

河野上 それは勉強を進めていってからも、この教材の量で大丈夫なのかという感じでしたか?

大石 そうでした。意外とこなせてしまい、これで大丈夫なのかという不安はありました。

河野上 多分、普通の社会人の方が聞くとひんしゅくを買うかもしれませんね。

大石 そうかもしれません。すみません。

河野上 社会人の方は、いまの教材の量でも、大変という方が多く、直前期になると簿財アドバンスでは簿記をあきらめる方が多いんですよ。理論はまだ回せるけど、計算が回せなくなるっていう方が多くいらっしゃいます。
簿財アドバンスではテキストの作り方も特に計算と理論の区別を意識していません。必ず定義から入って、意義とか要件があって、そのあとに計算の会計処理があって、最後は表示みたいな形の作りをしています。厳密に簿記だ財表だということはないと思います。やっぱり計算は量も多いし、時間もかかるので、意識的に切っちゃうみたいです。大石さんの場合、教材は別にこなせたし、逆にこんなんでいいのかって不安に思っていたということですね。それは問題集もそうでしたか?

大石 はい。

河野上 三嶋さんは、量のことに関して、少ないという印象は持ちましたか。

三嶋 ないです。精一杯でした。

河野上 週3コマだとか、インプットとアウトプットの切り替え時期なんかも含めカリキュラムに関してはどうでしたか? 

大石 最初は講義で先生の言われたことをこなしていこうと思っていました。

河野上 なるほど。1年目だったということもあり、変な先入観みたいなものがなかったのでしょうね。
それでは、専念してたから、教材量は少なめには感じたかもしれませんが、アウトプットの時期が早すぎるとか、そういう印象は、ありませんでしたか。

大石 そういうのは全然なかったですね。

河野上 あと教材とかDVDの講義を見ていて何かありましたか? 3時間の授業の中で気になったこととか。

大石 集中力が続かないので、DVDは1.5倍速で見ていました。

河野上 拠点校へ行くとよく、いつも1.5倍速で動いている僕しか見てないから先生普通に動くんですねって言われます。
講義、カリキュラムと。1年目だからこそ夢中になってやったって言い方でいいですか。

大石 それはありますね。他の学校の資料も集めていませんし。

河野上 それはいい感じですね。じゃあ三嶋さん、教材と講義内容とカリキュラムについて、まず教材からお願いします。

三嶋 簿記と財務諸表論が一緒になっている教材しか私は見たことがないのですが、体系的に全体を理解できるという点で、すごく自分には良かったと思います。

河野上 他校だと計算は計算、理論は理論って感じですよね。

三嶋 そうだと思いますが、今のテキストに慣れているので、もうイメージがわかないで
す。私の場合、時間がないこともあり、計算も理論も一緒に、体系的に覚えていくためには、テキストのボリュームはちょうど良かったと思います。

「集中力が続かないので、DVDは1.5倍速で見ていました。」(大石さん)

河野上 問題集とかもそうでしたか?

三嶋 時間がなくて、講義の中で先生がおっしゃていた回数をまわすことはできませんで
したが、分量としてはちょうど良かったと思います。

河野上 3時間の講義はどうでした? DVDは? やっぱり1.5倍速?

三嶋 そうですね。1.5倍速です。

河野上 みんな、1.5倍速なんですね。1.5倍速で聞いて、大丈夫なんですか。

知久 大丈夫です。逆に私の場合は、標準のほうが遅くて眠くなりました。速い分、脳も
活性化するというか、聞こうという気になるのでよかったです。

河野上 ライブではわからない、なんか嘘みたいな本当の話ですね。3時間の講義は、一日で全部みるんですか?

三嶋 そうですね。途中でやめると、後で見ようという気がなかなか起こらないので、1回で全部みるようにしていました。

河野上 1時間ずつを3日かけて、1コマ見るようなやり方はしなかったですか?

三嶋 そういう見方はやりませんでした。講義のテーマを、一応自分の中であとできちんと理解できるように、1コマ1コマをこなすようにしました。

河野上 カリキュラムについてはどうでした?

三嶋 2年やって思ったのは、1年目のときに基礎期・応用期・直前期で何をやるのか全体像が把握できていなかったので、いつからアウトプットを一生懸命やればよいのか、見えないまま、どんどんやってしまったところがあります。

河野上 答練がいきなり始まっていきますからね。でも勉強している皆さんの立場でいうと、これでアウトプットを勉強する時期に切替わったという意識には特になりませんでしたか?

三嶋 そうですね。そういう時期になったことを、具体的に示していただけるともっとやりやすかったと思うところはあります。2年目は、1年間の流れがわかっていたので、この時期に備え、何をやればよいかとか、ある程度自分でも対応できる態勢が作れました。答練の回数は、本番を意識した練習量としてはちょうど良かったと思います。

河野上 続きまして、山口さん。

山口 まず感じたのは、テキストも問題集も全部薄いというのが第一印象です。他校とも比較してみましたが、すごく薄かったです。このことは、逆にやることが明確で、合格するために、これだけやれば十分合格できるという目標が、はっきりしている点ではやりやすかったと思います。

河野上 山口さんの場合、性格から考えても徹底的に他校と比較したでしょ。

山口 そうですね。勉強しているとどうしても、周りの雑音が、どうしても気になってしまう部分がありました。

河野上 やっぱり比較したんですね。あと、山口さんの場合は、他の皆さんと違って、講義はライブだったっていうことがありますね。皆さんは、1.5倍速のほうがちょうどいいとおっしゃっていましたが、3時間のライブはどうでしたか?

山口 3時間フルに、授業を聞いてノートを取って集中していると、あっという間に授業が進んでいくという感じでした。もう少しゆっくり講義を進めてくれたならば、もう少し理解が深まるのにという部分もありました。

河野上 二度と同じ講義は聞けないライブの方はそうみたいですね。だけど、DVDで受講されている方からすると、通常のスピードだと眠くなるし。山口さんも、たまに休んで、DVDで補講することもありますよね。その時にライブとDVDでの受講を比較してみてどうでした?

山口 緊張感っていう部分では、すごい違いがありました。

河野上 あとはカリキュラムですね。アウトプットの面についてはどうでしたか。

山口 年内で基本的なインプットの授業がほとんど終わって、2月3月の確定申告で忙しい時期に、アウトプットの練習である答練中心になる点は、税理士試験は、会計事務所とかで、勤めている方も多いので、年内の授業内容が理解できてれば忙しい時期でも、十分受講できるようなカリキュラムが組まれている点では、いいカリキュラムだと思います。

河野上 やっぱり、会計事務所にお勤めの方などは、年が明けて年内の年末調整から始まり、確定申告の時期だとか3月決算の会社が多いですから、3月ギリギリまで、講義でインプットがあると、会計事務所にお勤めの方には、厳しいと思います。そのために、2月の上旬でインプットが終われるように、講義は、前倒しにしています。また、答練の場合は、皆さんの都合のいいときに、提出してもらうのも、提出しないよりは、いいと思うので、提出期限を受講年度内まで限定して採点を行っています。あとで出てくると思いますが、通常の答練は、本番と同じ形式で行っていますが、本試験と同様な環境で試験を受けるというメリットが犠牲になる部分もあるので、どっちがいいかわからない点もありますが。
それでは、知久さん。

知久 教材は、コンパクトにまとまって、使いやすかったです。あと講義についてですが、講義前の余談とか講義中の経済ニュースなど雑談がすごい楽しみで、それを楽しみに聞いていることもありました。
カリキュラムについてですが、応用期の2月くらいから答練が始まりますが。それはすごくよかったと思います。

河野上 それはどうして?

知久 他校だともっと遅いですよね。4月5月くらいからはじめたのでは、本番には間に合わないじゃないかと思います。やっぱり本番では、総合問題が出題されますから、それに対応できる力を早めに養っておいたほうがいいと思います。

河野上 三嶋さんからもあったように、答練の演習問題は、他校よりも多いと思うという話がありましたが、それぐらい演習をしないと実力がつかないので、早めに始めています。

4. クレアールのテキストの他にサブノートは作りましたか?

 

河野上 皆さんから話が出てきませんでしたが、教材の中で、テキスト、個別問題集、総合問題集、理論集。皆さんの中でどういう位置づけがあるのか気になったんですが。皆さんはやっぱりテキスト中心勉強されましたか。

知久 テキストです。テキストにマーカー引いて、そこを見たりしてました。

河野上 なるほど。あとは自分でサブノートは作りましたか?

知久 そうですね。理論はメインでサブノートを作って回していました。

河野上 僕はよく授業の中で、一時間で回せるサブノートを作りなさいって言っていますが、そのことを実践した方は? 初学の一回で合格した、大石さんに特に聞きたいのですが。 

大石 サブノートは、作りませんでした。テキストとあとは理論集をひたすら回していました。

河野上 理論集を回したと。じゃあもう最初から上級者の戦い方ですね。

大石 え、そうなんですか。

河野上 うん。でも、それは受験に専念していたということもあるかもしれないですけど。
あとの3人はやっぱり実践しましたか?自分なりに工夫をしたというか、サブノートは作ったと。実際1時間で回せましたか?

知久 回りました。

河野上 計算はどうしました?サブノートを回すのは基本的には理論中心じゃないですか?

知久 計算は、解いてわからなかったところは間違いノートを作り、間違った問題をコピーしてノートに貼っていきました。

河野上 単純に答練解いたというだけじゃないんですね。三嶋さんはそこまでする余裕はなかったでしょうから、解くのが精一杯という感じでしたか?

三嶋 そうですね。間違いノートは作りませんでした。私は答練を解いて、ひたすら体力トレーニングをして身につけたという感じです。

河野上 山口さんは、 簿記論の計算はどうしていました?

山口 答練をひたすら回しました。間違いノートを作るのではなく、答練で間違えるところが決まってくるので、そこを出来るようになるまで、やっていました。

河野上 その点は、2年目、3年目の方と初学者の方との違いだと思うのですが。あとはカリキュラムの件でお聞きたいことが、1つあります。
クレアールの場合、アウトプットの時間が多くなっています。これは僕の持論で、わざと他校さんと比較してアウトプットの回数を増やしています。授業の中でも言ったと思いますが。いくらバッティングセンターで練習しても仕方ありません。草野球でもいいから、実践の球を打たないと、試合感覚は、つかめないと思います。だから、答練を意識的に多くしている点と、少しでも早めにスタートさせたいという持論があります。だから、ゴールデンウィーク前までに応用答練を終えて、ゴールデンウィーク後から直前答練というスケジュールになっています。この点も変える気はないし、それに関して今あんまり批判的な意見はでませんでしたが、ただ三嶋さんが言っていたように初年度学習する方が、インプットからアウトプットに切り替わる時期が、わかりにくかったという点は、今後、講義でも説明していきたいと思います。

5. 答練はどのように活用されましたか?

 

河野上 皆さんにとって答練の位置づけはどうでしたか? 出題範囲を勉強してから答練を受ける予習型の人と、逆に答練を受けてできなかったところを復習する復習型の方というのが、あると思いますが、皆さんは答練をどのように利用していましたか? 大石さんの場合はどうでしたか? とりあえず答練は試す場だった? それともできないところがやっぱり出てきて、それを復習するために使っていました?

大石 予習をして、答練は今の実力を知るための場として考えていました。試しの場でした。

河野上 そうするとやっぱりちゃんと予習してから答練を受けると。確かに大石さんは、
答練の成績良かったですよね。三嶋さんはどうでしたか。

三嶋 私は通信だったので、まず答練を解く前に、気持ちを解かなければならないというところに持っていくほうが大変でした。

河野上 通信生はその意見を待っていたと思うよ。このことは、通信生の方の本音だと思います。答練を提出するだけでも精一杯だし、時間も場所も確保しなければないから。解くまでも大変ですよね。

三嶋 そうですね。自分で時間を決めてやることがまず大変です。

河野上 それでは成績は二の次だったのですか。

三嶋 そうですね。まず解いてみるという気持ちが大事だと。できなくても構わないとどこかで思って、答練を受けていました。

河野上 ああ、すごいな。できなくても構わないとおっしゃいましたけど「なんで私こんなにできないんだろう、ダメだ!」というのではなく、たとえできなくても、まず参加してみる。そういう考え方が合格する人としない人の考え方の違いかもしれませんね。

山口 答練は本当に自分の力を試す場として利用していました。

河野上 やっぱり上級生としてはそうですよね。

山口 やっぱりライブで受講するプラスアルファとして、教室でみんなと答練を受けることによって本番で受験するときの環境により慣れるという点でも活用していました。

河野上 僕は逆に、ライブ生に山口さんの側に座るように受講生に言っていました。上級生の側に座るだけで、スピード感だとか、問題を解いていく感じが、隣とか前にいるだけで全然違うんですよね。この人ここまでもう終わっているんだとか、もう電卓打ちだしたとか、その辺を肌で感じて欲しいので、できる人の近くに座りなさいとは言いましたね。通信生の方にはそういうことはできないので残念ですが。知久さんはどうでした。

知久 財表と簿記でちょっと違いますが、1年目に財表に受かったときは予習せず、点数が悪くても次にできればいいというスタンスで答練を受けていましたが、3年目の簿記のときは満点取りにいくぞっていう意気込みで予習をしてから臨みました。

河野上 皆さん、やり方いろいろだね。みなさんは、成績を気にしましたか? 

大石 良い順位だと「よし!」って感じでした。この調子で頑張ろうと。

河野上 なるほど。三嶋さん、2年目はどうでした? やっぱり平均点は意識しましたか?

三嶋 2年目はやっぱり1年目で失敗した経験があったので、本番慣れしようと考え、な
るべくライブで答練を受講していました。

山口 やっぱり成績プラスアルファっていうか、弱点を発見するという点やコンスタントに自分の力が発揮できるようにするという点は力を入れました。

知久 今年は上位者になるように意識していました。

6. あなた自身の勉強スタイルについて教えてください。

 

河野上 それでは、5番目のテーマです。それぞれの勉強スタイルのことですが、いろんな切り口があると思います。平日勉強できた、土日しか勉強できない、あと朝型だった、夜型だった、あるいは自宅でした、図書館とか職場であったり、学校でだったとか。どういう勉強スタイルをとったのか、その他、暗記はどこでやったとか、通勤途中にやったとか、トイレやお風呂の中でやったとか、いろいろあると思いますが。あと勉強の仕方も、例えば集団で勉強仲間を作ってやったとか、孤独にやったのか、いろいろあると思います。

大石 一人で孤独にやっていました。

河野上 でも逆に言うとね、仕事していない分、自由にできる点はあってもペースをつかむのは大変だったと思うんですが、例えば何曜日は学校へ行くとか決めていたんですか。

大石 予定表通りに受講していました。             

河野上 拠点校はライブの一週間あとから受講できるから、ほとんどライブから一週間遅
れで勉強していた感じですね。

大石 そうです。講義は学校で受講していましたが、復習とかは、自宅でしていました。

河野上 学校はやっぱりDVDを見る、答練を受けるという場でしたか?

大石 そうでした。

三嶋 私は本当に時間がなく、使える時間は、細切れでも勉強に費やそうと思い、朝は家族よりも1時間から2時間早く起きて勉強し、通勤途中はICレコーダーで自分の声で理論を吹き込んで、片道30分車の中で聞き続けていました。そして、朝会社に着いてからと昼休みに30分くらいしていました。

河野上 会社でも勉強されていたんですね。

三嶋 そうです。まあ会計事務所なので、他にも勉強してる人がいますから。座れる環境のときにはなるべく電卓を叩こうと思い、計算問題を解いていました。

河野上 地方だとなかなか首都圏のように電車通勤はないから、車とかバスとかが多いですよね。そういう状況では、テキストを使っての勉強はできないでしょうから、代わりにICレコーダーを使ったと。けっこうそれは続けられたのですか。

三嶋 直前期はずっとやっていました。あとは会計事務所の休み時間とかも。

河野上 あと、平日の夜や土日の使い方は?

三嶋 平日の夜は子どもの世話と家事で、まったく時間がとれませんでした。
土日は家族に協力してもらって、集中して勉強していました。

河野上 土日にDVDを視聴したという感じですか。

三嶋 DVDは土日の時間と朝の時間に見ていました。

河野上 平日もとりあえずはDVDを見られたということですよね。どうなんでしょう、土日しか勉強しない人と、平日だけしか勉強しない方、いろいろあると思いますが、社会人の方には、土日しか勉強しない、できない方が多いのですが、そういうやり方は、ダメですか。

三嶋 やっぱり簿記の感覚は毎日勉強しないと鈍ると思います。一週間で電卓が叩けなくなりますし、毎日問題を見て問題を解く頭を働かせることが大事かなと思って、毎日少しでも勉強するようにしていました。

河野上 山口さんはライブでしたけども、学校にはけっこう来ていましたよね?

山口 自習は学校でしていました。

河野上 そういう点では、やはり恵まれている条件ではありますね。あと、自分でなにか、勉強方法で工夫したところはありませんか? 例えば、電車の中とかで。

山口 そうですね。電車の中では、理論は覚えることに時間を割いていました。家では本当に休息の時間ということで、オンとオフの切替えを心がけていました。

河野上 学校へなるべく来て、学校にいる間は勉強し、通学途中の電車の中で理論をやると。ライブ生だったので、受験仲間とかはいましたか?

山口 顔見知りとか、挨拶を交わす程度の人はけっこういましたが、友達といえるような仲間は、いませんでした。やっぱりどこかにライバルだという意識があったかもしれません。

河野上 確かに、山口さんは、周りのライブ生に対して厳しかったですね。彼は、講義の前には、なにか殺気立っているところがあり、自分に取り合うんじゃないという感じで、授業開始前から集中しているんです。だから、社会人の方が講義開始前に受講生同士で雑談とかが始まると、彼はもう耳栓をして、黙々と講義の開始に向けて集中していって、逆に、なんか変じゃないですかという目で私に訴えるんです。
それぐらい自分にも周りに対して厳しかったですね。そういう意味では厳しくやっていましたね。だからなるべくライブ生には、彼を目標にしてくれとは言っていましたけどね。知久さんはどうでしたか? 

知久 主に大学でやっていました。自習室ではあまりやらなかったです。

河野上 じゃあ大石さんと一緒で、クレアールにはDVD見に行ったりとか、答練を受ける時に行く感じですか。

知久 だいたい視聴して終わるとすぐ帰りました。

河野上 知久さんも、横浜校で学習仲間という感じじゃないと。

知久 そうですね。税理士受験生は、社会人の方が多いので、集まる機会がありませんでした。

河野上 お話を聞いていると、ライブだろうと通信であろうと、税理士試験は、孤独な戦いなんですね。他に何か工夫したということはありますか。

知久 簿記に関してですが、今年で3年目でしたが、去年の失敗の原因を考えたとき、個別の基礎力が足りてなかったと思い、今年は個別問題を解くことを重視しました。

河野上 一般的に、上級生になると逆に総合問題ばかり解いて、個別問題集を軽視して、あんまり解かなくなる傾向があるのですが、そういう点では、逆ですね。

知久 去年はほとんど総合問題ばかり解いていましたが、今年は逆に個別論点重視で勉強しました。今年第二問目は、ほとんど個別問題レベルで、できるような問題だったので、個別問題をきちっとやったことが、今回に繋がったと考えています。

河野上 今回、大石さんは、一発で受かっているし、三嶋さんも2年目で受かりましたが、知久さんと山口さんとは3年付き合っていますよね。簿財アドバンスは週3コマで、普通の大手さんの講義と比べて1週間あたり1コマ少なくなっています。その中で、どうしても講義中に計算問題を実際に解く時間を取れないので、個人的に復習してもらうしかないのですが、そういう状況の中で、3年間お付き合いすることになった、原因は何かありますか。特に2人とも財表はスッと受かったけど、簿記論はやっぱり戦い方違いますか。

知久 違いますね。

山口 そう思います。

知久 簿記論の場合は、基礎力を確実につけることが大事だと考えます。

河野上 簿記検定の三級二級と順調にステップアップしてきた知久さんからみても、基礎力が大事であると。

知久 三級二級が、なんとなく受かっちゃったのが、今考えるとよくなかったかもしれません。やっぱり簿記一巡の流れだとか、本支店の流れだとか、そういう論点もちゃんと理解してないと、本試験では通用しないと思いました。

山口 今になって振り返ると、財表の計算力で満足していた部分があり、やっぱり簿記論を合格するためには、財表の計算力にプラスアルファの部分を自分で身につけないと合格のレベルには達しないと考えます。

河野上 なるほどね。大石さんは特に意識せずに二科目合格したので、簿記論、財務諸表論という意味では分けなかったですか。

大石 分けなかったですね。

河野上 やっぱりそうですか。財表の計算と簿記の計算は、計算は計算だと。

大石 計算は計算です。満点が取れるまでひたすら答練の復習をしました。

河野上 三嶋さんは? 勉強していて、簿記論は、やっぱり一番不安なところだと思うんですよ。というのは、理論はやればやるほど、結果が出るんですが、計算の勉強は、座らないとできないし、電卓を実際叩いてみて、答えが合えばそれでおしまいかもしれませんが、どちらかというと、やってもやってもキリがない科目じゃないですか。そこはどうやって割り切りましたか、通信生としては。

三嶋 とにかく解いてみるしかないと思い、個別問題集に立ち返って、個別問題が、きちんとできるようになってから総合問題集に戻って、何回も何回も行ったり来たりしながら、基礎力を身につけました。スピード感もつけないといけないので、時間を決めて解くっていうことも意識していました。

河野上 口で言うのは簡単だけど、多分通信の勉強だと本当に難しいと思うんですよね。

7. 1年間を通してどの時期が一番厳しかったですか?

 

河野上 皆さんは、1年間を通して勉強する中で、どの時期が一番厳しかったですか?

三嶋 私は、応用答練が始まった頃が一番キツかったですね。インプットからアウトプットに切替えたときに点数がとれず、どうしたら点数が伸びるんだろうかと。

河野上 楽しい講義のインプットから、急に現実を思い知らされる場に切替わりますから。やっぱり2月の終わりくらいは、仕事も忙しい時期ですしね。

三嶋 そうですね。忙しい時期にもあたりますし、インプットでなんとかなる財表と違って、簿記は体得していく部分が大きいので。

河野上 そうですね。暗記する科目ではないので。大石さんは1年目無我夢中でやってきて、「ここキツかったな!」っていう時期はありましたか?

大石 直前期ですね。答練を回していて、だんだん飽きてきて...。

河野上 飽きてきたんだ。ははは。

山口 1年目の直前答練が始まったときが不安っていう部分と、問題が難しくてついてい
けなくて、すごく不安になりました。去年はやっぱり受かるかどうかっていう部分の不安は、試験が近づくにつれてどんどん高まっていきましたが、勉強の部分で不安になることはなかったですね。

河野上 上級生だったから、内容面では大丈夫だったんだ。知久さんは?

知久 やっぱり7月ですね。

河野上 直前期は皆さん大変だったんですね。大石さんの飽きてきたっていうのは別にしても、多分知久さんとか山口さんは今年が勝負で、もう落ちられないという恐怖感があったでしょうね。でも、もっとも一般的な意見は三嶋さんの、アウトプットに切替えたときについていけないとか、結果が出ないというところで悩む方は多いと思います。

8. これから学習を始める方へアドバイスをお願いします。

 

河野上 では、最後の質問ですけども、これから税理士の勉強をはじめる方々への、アドバイスはありますか。非現実的な、仕事を辞めるべきだとか、フリーになりましょうとかいうのは、やめましょうね。仕事を持っていても、学生であっても、専念していても、何かこれはやったほうがいいですよとか、あるいはこれは薦めませんとか。そういうのがいいですね。
大石さんの場合は1年でスッと受かっているので、皆さんも一番興味があると思います。実際、いくつかの条件揃わないと一回での合格は難しいと思います。大石さんから、何かアドバイスありますか?

大石 アドバイスするとしたら、継続するということです。

河野上 それは1年間を通してですね。それは学校へ行くなり、通信もそうですけど、講義を受講し続けるということですね。継続するということは受講し続けるというのはもちろんですが、さらに踏み込んだ何かがあるとおもいますが、そういう点はでは何かありますか?

大石 必ずオンタイムでDVDを見る。絶対に遅れないようにしないといけないと思いました。

河野上 なるほどね。継続するって言葉にもね、ただ授業を見ることを続けるだけじゃなく、成績も含めて常に答練で上位にいることも含めて継続という言い方をする人もいますが、大石さんの場合はその点はなかったですか。やっぱりDVD?

大石 成績もやっぱりありました。

河野上 成績も講義についていっていると必ず平均点を超え続ける、みたいなことはありませんでした。

大石 あ、それはありました。

河野上 それでは。これはやめたほうがいいよ、薦めないというのはありますか?

大石 ああ、やっぱりサブノートは作った方がよかったかもしれません。本試験の直前、
結局何もできなかった気がします。

河野上 あ、簿記論の本試験の前とか簿記論と財務諸表論の試験と試験の間の、1時間ね。
試験会場行ったら、簿記の前とか財表の前って、何もやってない方が多いですよね。良い意味では、まな板の上の...って言い方もできますが、本当は、試験の直前に何かあがいて欲しいところなんです。大石さんは実際その時間は、何をしていましたか。

大石 簿記の前は、リラックスしようと思って、音楽聞いていて。財表はとりあえず理論集をめくっていた感じでした。ただ、サブノートは作れる人は作ったほうがいいと思います。

河野上 作れる人はね。三嶋さんはどうですか。

三嶋 やったほうがよかったのは、今年財表落ちたので、財表の試験の前に1時間で回せるものを、私は理論集を使いましたが、理論集ばっかりをやりすぎて、行間を読むクセを怠ってしまったのが今回の失敗だったと考えています。

河野上 かなり範囲を狭めたということですね。

三嶋 そうです。回転することだけに専念しすぎて、もう少し基準を読んだりすることも、やっておくべきだったと思います。

河野上 逆にオススメというのは? ICレコーダー?

三嶋 ICレコーダーはよかったと思います。けっこう周りで勉強している人にも薦めてい ます。右脳を刺激するっていう言い方をすると、耳に入れておくことで言い回しとか、用語とかが、キーワードでポンと頭に入っていったという点ではお薦めです。

河野上 三嶋さんの場合は、特に仕事と勉強との両立の観点からのアドバイスはありませんか。 

三嶋 本当に勉強を始めるときは、自分のライフスタイルの中でいかに時間をやりくりしていこうかという気持ちが強かったのですが、だんだん時間だけじゃなくて、少ない時間をいかに集中してやるかというのが重要であり、集中するためには、受かりたいと思う気持ちが強いことが必要だと思って、気持ちを入替えて、上手い時間の使い方をいつも意識して勉強していました。そして、勉強するときは、8月の試験に受かるんだということをイメージしながら、勉強することが重要だと思いました。

河野上 生活も仕事もあってですからね、切替えは大変だったと思うんですけど。やっぱりちゃんと合格できたっていうのは大きいですね。2年間あっという間だったでしょ?

三嶋 そうですね。

山口 先ほどからお話にも出ているように、やっぱり時間管理っていう部分が大切になってくると思います。自分はいつどこで何をどうやって勉強しようっていうのを一週間の始めに立て、紙に書いて課題をクリアしたらマーカーを引いて、一週間で自分は何をやったか、そして、これだけやったんだというのをが、視覚的にもわかるようにしていました。このことが、時間管理がうまくいって、合格につながったと思います。これはオススメできます。

河野上 結局進行期限を意識しないといけない仕事ですので、今後プロになる上で、時間
管理できないと話になりませんし。締め切りがある仕事に就こうとしているんですから、勉強も一緒だと思います。あとは何かあります? 

山口 クレアールでやっていないことが、他校の答練では出ているような、雑音がけっこう入ってきたので、どうしても他校の教材が気になってしまったことがありました。

河野上 山口さんからは、いっぱい質問されましたからね。僕は他校の教材も否定はしません。クレアールの教材をちゃんとこなしていれば、そういう道場破り的なところがあっていいと思います。でも受験のプロには、なってほしくないですね。市販の問題集とか、他校の答練とどう付き合うかですね。

知久 自分は学生なので学生目線ですが、やっぱり2月3月の春休みに遊びすぎるなっていう、注意を促したいと思います。

河野上 8月に受験する人に対して、2月3月遊ぶなと。

知久 その時期に、キチッと授業受けて、答練受けていかないと、5月から始まる直前期に、ついていけない気がします。

河野上 そうですね。でも、社会人の方は、常に時間不足というのを抱えてると思うんですが、社会人の方にとってみても2月3月はやっぱり大事だと思いますか?

知久 そうですね。実際問題、苦手分野からは逃げがちになると思いますが、苦手分野をなくすことが、合格のためには重要なことになります。インプットとアウトプットが切替わる、2月3月は苦手分野克服のためには、大事だと思います。

河野上 たしかに2月からインプットとアウトプットが切替わりますね。今までみたいに授業を聞いてインプットをしていればいいという状況から、答練を受けてみて点数が、思うように取れないことを経験する方が多いと思います。その時に、時間のない社会人の方がどう切替えていくのか。復習することにこしたことはありませんが。意識して生活とか勉強方法を、何か変えなければならいですか。例えば、暗記の割合を増やしていくとか、それとも解き捨てでもいいから、計算演習を増やしたほうがいいのかとか。

知久 財表の暗記はほとんど通学の電車の中でやっており、普段はほとんどやってなかったです。

河野上 やっぱり計算ですか。

知久 そうですね。机に向かえる時間は計算を重視していました。繰り返しです。

9. 本日の皆さんのご意見をまとめてみました。

 

河野上 最後にちょっとまとめてみたいんですが、皆さん勉強の仕方からはじまり、何から何まで、それぞれですね。
ちょっと意外だったのは、三嶋さんが話していた、あまり答練の点数は気にしなくてもいいから、とにかく答練に参加しよう、参加することが大事だっていうのが1つと、大石さんが言っていましたけど、継続するということ。やっぱりライブの方であっても勉強は、孤独だったわけでしょ。その中で、やっぱり受験勉強を続けるためのバロメーターは、「講義スケジュールにとにかく遅れないようにすること」、「答案を提出し続けること」そして「一定の成績を守り続けるということ」。それらの中から目標を定めて継続していくしかないと思いますね。そこが合格のためのポイントなのかなと思いました。
特に税理士講座の場合は、本当に科目がバラバラの試験ですから、隣の人が何の科目を勉強してどう学習しているかわからないケースが多い。だから、目標を定めて継続していくことは、大きいなと思いました。あとは、皆さん、思っていた以上に教材だとか講義だとかカリキュラムに対しては順応していただいたので安心しました。まあ座談会に参加していただける方だから、クレアールを信じ

て合格された方なので、何ともいえないとこもありますが。逆に中身については時間もなかったというのもあるとおもいますが、思っていた以上にあまり他校さんとは比較してないように感じました。

【受験勉強を続けていくために】

● 講義スケジュールにとにかく遅れないこと
● 答案を提出し続けること
● 一定の成績を守り続けるということ

10. 最後に皆さんから一言づつお願いします。

 

河野上 それでは、皆さんから一通りのお話聞きましたので、最後に、これから、ひと言ずついただきたいんですが。まず大石さんから、これから税法ですね。やっぱりここ1、
2年のうちに税理士になると。

大石 それがベストですね。

河野上 クレアールに対して何かあります? 苦情も含めて。

大石 苦情はないですけど......。

河野上 それじゃ、拠点でよかった点は何かありますか?

大石 だいぶ甘えさせてもらいました。予約なしに当日受講をよくさせていただきました。

河野上 それは学校としてはけっこう融通きかせてくれたっていうことですよね。

知久 私もすごく、融通は利かせてもらいました。

河野上 通信では何かありました? こうしてもらえるとありがたいこととか。

三嶋 そうですね。せっかくだから、学校との距離を縮めたほうが自分の張り合いにもな
るし、ライブ生の雰囲気もわかったほうが、プラス要素になると思ったので、自ら申し出てライブにも可能な時には参加させてもらったりして、学校のほうに通ったりする機会を作れたことが、よかったと思いますし、通信でも可能な時は、通学してもいいということを、学校からも先生からも、ライブに出席してもいいですよって言っていただけたのはよ
かったと思います。

河野上 そうですね。うちは通信の方だからライブに来てはいけませんとか、拠点で答練を受けちゃダメですという言い方はしていないので、なるべく答練を本番と同じように教室で受けてくださいと言っていますよね。答練何回以上提出した方にもれなく僕から電話をかけますとか、いうのはどうですか。励みになりますか。逆に受かるまで触らないでくれという方もいらっしゃいますから、難しいところですけど。山口さんどうですか? ライブ生を代表して、何かありますか?

山口 そうですね。信じていれば結局合格できるということですね。ライブに出て、先生のいろんな叱咤激励を生で聞いて、本当に簿財アドバンス講座だけで、先生の講義の内容、テキスト、問題集・答練をすべてこなせば、自ずと結果がついてくるということを言いたいです。

河野上 なるほど。皆さんから貴重なご意見いただいて、2008年度の合格者座談会は終わりにしたいと思います。貴重な時間をどうもありがとうございました。

 

 

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