松島 真人さん (上級マスターコース/個別DVDクラス/クレアールアカデミー新潟校)
合格するまで
私は4回目の受験で合格することが出来ました。これから合格体験記として私が実際に行った学習方法について述べさせて頂こうと思います。
まず、これまでの三年間の学習の中を振り返ってみたいと思います。一年目は、テキスト、過去問題集などの全ての教材の全ての範囲を繰り返そうとしました。結局、三回くらい繰り返したところで本試験受験となり、不合格となりました。二年目についても、一年目と同様の学習法のままで、学習時間は一年目よりも多くし、繰り返す回数も増やしたものの不合格で、しかも点数は一年目とほとんど変わりませんでした。三年目は、さすがにこれは明らかに学習法が根本的に間違っていると感じました。そこで、北村先生が仰っていたように過去問題集を解いた後にその論点などをテキストに反映させる方法をとり、学習範囲を絞り込んだ自分なりの教材を作り、それを繰り返しました。不合格となったものの、三年目にして初めて選択式では点数が基準点を超え、択一式においても合格基準まであと二点まで迫ることができ、初めて学習における手ごたえを感じることができました。
具体的な学習法
以上のような学習方法の過程を経て、四年目の学習方法については、次のようにしました。
先ほど三年目の学習において、過去問題集の論点などをテキストに反映させて読む範囲を絞り込んだと述べました。しかし、いざテキストを読み始めると、30分くらいで集中できなくなってしまい、その後に過去問題集を解いてもテキストの内容が頭の中に残っていないことが多々あり、過去問題集を繰り返した回数の方がテキストを読んだ回数よりも多いというのが実際のところでした。そこで、学習における拠り所を過去問題集、法改正対策講座の対応問題集、横断整理・横断答練の答練問題、3時間で7点アップセミナーの問題集に絞り込み、テキストについては白書対策講座のものだけを繰り返して読むことにして、その他のテキストについては、1回は読むようにしましたが、内容を理解することができなくても、その後はあえて見ないようにして、とにかく問題集を繰り返して解いて覚えることに専念しました。そして、問題集を解く際には、以下の事を実行しながら解いていき、これが私なりの合格のポイントであると思います。
- 本試験では当然制限時間がありますので、本試験で時間が足りないということにならないように、「30分で問題集を20ページ解く」というように時間を計りながら問題集を解きました。
- 時間を計ることによって、確かに問題文を速く読もうと意識するようになりますが、幾ら問題文を速く読んでも、問題文が何について聞いているのか理解し、問題文の中にある論点を頭の中に残さなくては、結局再び問題文を読まなければならなくなってしまい、それではかえって時間を消費してしまいます。そこで、問題文を速く読む事と問題文の論点を頭の中に残す事を同時に行うために、問題文を読む際には、主語、接続詞、数字、「以上」、「以下」、「未満」、「又は」、「かつ」、語尾、法律用語などを○で囲みながら読みました。
語尾については、「①しなければならない」と「②するよう努めなければならない」に特に注意を払いました。法律用語については、「算定対象期間」や「算定基礎期間」のように用語自体は一見似ているものの、意味が異なるものや、併給調整のように他の制度間との調整などで特に正確に用語を把握しなければならないものもあります。そこで、例えば、「老齢基礎年金」という用語を○で囲む際には、「老齢」、「基礎」、「年金」と分けて○で囲みました。 - 自分の解答の隣に理由を書き、答え合わせをした際にその理由が解説と異なっていた場合には、書いて覚えるようにしました。個人的には、やはり覚えるためには「自分の手」で「書く」ことが最も効率が良いと思います。
- 問題集を解いていくペースについては、はじめに講座の進行の範囲に合わせて問題集の全ての問題を解き、自分が間違った問題と出題回数が多い問題に印をつけ、その問題を普段は重点的に繰り返しました。そして、講座の日程が二週間くらい空いた時や連休などに、今度は講座の進行とは関係なく再び全ての問題を解くようにして、本試験までに過去問題集については15回、そのほかの問題集などについては5回~7回程繰り返しました。
そして本試験一カ月前には、7点アップゼミで配布された日程表を基に、関連する項目を同じ日にやるようにして、本試験までに3回ほど問題集を繰り返しました。
以上のような学習方法が、私が合格することが出来た学習方法です。正直に言って、自分の学習方法はかなり極端なものであると私自身自覚しております。しかしながら、これまで述べてきた私の学習方法の変遷や四年目における問題集の解き方などが、これからの社労士試験合格を目指そうとされている方や、現在学習中の方にとって、自分なりの学習方法を見つける上で少しでも参考になればと思います。




