
公務員になるためには一般的に以下のような試験を受験し、合格することが必要です。試験によっては実施時期・出題数など異なることがあります。公務員試験は、試験日が異なればいくつも受験可能です。多くの公務員試験を併願してチャンスを広げましょう!
1次試験
択一試験
多枝選択式のマークシート試験です。出題数や試験時間は試験によって若干異なります。限られた時間内でいかにスピーディーにまた正確に解答できるかが合格への鍵となります。
教養択一試験
数量的思考・論理的思考力を試す科目である「数的処理」、現代文・英文の読解力が問われる科目である「文章理解」の一般知能科目、そして一般教養レベルの知識科目からの出題となっています。全ての科目から満遍なく出題されるののではなく、「数的処理」と「文章理解」からの出題数が半分近くを占める試験もあります。

記述試験
論作文
試験によって試験時間や文字数などが異なりますが、1次試験もしくは2次試験で課せられることが多い試験です。時事的なテーマだけではなく、日常生活における心構えや公務員として取り組む姿勢など様々な観点からの出題が見られます。また、近年の公務員試験では『人物重視」による採用傾向が顕著になっていることから、論作文の重要性はますます高まってきています。
出題例
■ 平成21年度 国家公務員Ⅲ種 50分 600字程度
「あなたが思い描くこれからの日本」
■ 平成21年度 さいたま市高卒程度試験(作文)60分 800字以内
「社会人として身に付けておくべきこと」について述べなさい
■ 平成21年度 さいたま市社会人経験者採用試験(課題式論文)60分 800字以内
「市民の視点に立った行政運営」についてあなたの考えを述べなさい
経験者論文
社会人経験者採用試験では必ずと言っていいほど課せられる試験です。
一般的には今までの民間企業での経験を論ずるだけでなく、それをどのようにして公務員(職員)として活かせるのかを論じていただく試験です。
出題例
■ 平成21年度 さいたま市社会人経験者採用試験 (経験者論文)90分 1,200字以内
これまでの民間企業等における職務での失敗事例をあげ、それにどう対応したか具体的に述べなさい。また、それらの職務経験から学んだことをさいたま市職員としてどういかせると考えるか述べなさい。
適性試験
適性試験
国家公務員Ⅲ種・地方初級公務員(事務系)の日常業務を正確に速く行うことができるかという書記的適性をみるために行われます。
問題には、[1]計算、[2]分類、[3]置換、[4]照合、[5]図形把握の5パターンがあり、そのうち3パターンが10題ずつ4回繰り返される方式で出題されます。近年は、複数のパターンを組み合わせた、複合形式の問題もみられます。
2次試験
人物試験(面接試験)
ほぼ例外なく2次試験で課せられる試験です。かつての公務員試験は1次試験さえ合格していればよほど適性のない人物でない限り最終合格の可能性があると言われていましたが、ここ数年は面接試験を重視する傾向が強まっています。
公務員試験は1次試験(筆記試験)に合格しただけでは本当の合格とはいえません。面接試験に合格してはじめて、合格と言えるのです。
個別面接
受験生一名に対し、面接官3名(場合により5〜7名)により審査されるのが面接試験です。一般的にどのような試験においても必ず実施される形式で、志望動機やこれまでの経歴、自己PR、人間関係などについて様々な質疑応答が行われます。
面接に「正解」はありません。自分自身の経験に基づいた回答・考えを素直に伝えることが大切です。面接を軽視するとせっかく1次試験までに積み上げた苦労がすべて水の泡になってしまうため、早い段階から入念に準備を進めておくことが必要です。その他、集団面接や集団討論を実施する試験もあります。



