S.Tさん [最終合格先:広島市(心理区分)]

S.Tさん [最終合格先:広島市(心理区分)]

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公務員を志望した理由

もともと子どもが好きで、未来を担う子どもたちにとって、何か役に立つ仕事に就きたいと思っていました。大学時代に教育学を学び、教育実習や塾講師のアルバイトを通して、よりよい教育を行っていくためにはその背景にある福祉を変えていく必要があると気づきました。そのため、学校現場に限定せず、地域で子どもたちの安心安全を支援していきたいと思い、公務員を志望しました。

クレアールを選んだ理由

最初は経済的なことを考えると、独学で頑張ろうと思っていました。しかし、独学で3カ月ほど頑張りましたが上手くいきませんでした。大学では心理学をほとんど勉強していなかったため、とにかく専門試験で必要な心理学が短期間で学べる予備校を探しました。田舎の方に住んでいたため、交通費や通学時間なども考えて通信制で心理に強いクレアールが良心的だと判断しました。

クレアールのよかったところ

通信制のため、授業の空いた時間に勉強でき、各講義が短時間で構成されているため、学習計画が立てやすかったです。また、速度を変えながら講義を見ることができる、止めて再確認できるところがマイペースな私にとって合っていたと感じます。担任の先生がサポートについてくれてアドバイスをしていただけるところもとてもよかったです。メールでのやり取りであるため、いつでも気軽に聞く事ができました。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

私は学習を本格的に始めたのは5カ月前でした。専門試験の心理学はweb講義で初めて知るものがほとんどでした。しかし、高橋先生の講義がとても面白く、話し方も上手で「心理学ってこんなにおもしろかったんだ。」と感動したのを覚えています。心理学は講義を聞いて、イラストを添えたノートを自分で作り暗記しました。最初の3カ月は心理学と数的処理のみだけ勉強し、残り2カ月は暗記科目と心理学の暗記時間を確保しながら、過去問をひたすら解きました。私はマイペースな性格なため、模擬試験や過去問では、いつも時間が足りませんでした。そのため、時間を測って問題を解く練習を何度も行いました。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

面接対策は1次試験(筆記)が終わるまでは手をつけていませんでした。大学生の時は、実際に地方公務員心理職の方々がどのような仕事をしているのかわからず、聞いた話や理想を語ることしかできませんでした。しかし、1年間児童相談所で勤務し、現場での経験を話すことができたのは面接では非常に大きかったです。「公務員とは」、「心理職とは」など、「この仕事だからこそ、○○ができる」と順を追って考えていくと筋の通った話をすることができました。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

心理系公務員は、仕事内容は特殊であり、周りから理解しにくい仕事だと思います。特に「なぜ心理職を選んだのか」という部分は他の職に比べると深く追求されやすい部分だと思います。そのため、積極的にその仕事に携わっている方々に話を聞きにいったり、説明会や参加したりするなど、情報収集が必要不可欠になると思います。また、心理職は臨床心理士の資格所有者や現場経験者の受験も多いと思われるため、自分が経験したことや就きたい職場に関係のあることを結びつけて面接で話すことができるといいと思います。私は大学時代、心理学をほとんど勉強していませんが、諦めない強い気持ちと、しつこいくらいの積極性が合格につながったと思っています。受験までの期間は毎日不安でいっぱいで、担任の先生には何度もメールで聞き、大学の他学科の先生や就職課、ハローワークなどに大変お世話になり、いろんな角度からアドバイスをいただきました。この受験を通して、たくさんの方と知り合い、たくさんの「おめでとう」を頂いたことは忘れられない経験となりました。合格は簡単ではありませんが、特殊な仕事だからと言って、一人で抱え込まず、周りを頼って頑張ってください。

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