R.Yさん [最終合格先:特別区心理区分]

R.Yさん [最終合格先:特別区心理区分]

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公務員を志望した理由

区の子ども家庭支援センターで非常勤の相談員を4年ほど行っていました。元々,公務員に対するこだわりはなかったのですが,子ども家庭支援センターの仕事にはやりがいを感じ,ここでずっと仕事をしたい,区民の方に心理職として支援をしたいと考えていました。特別区はこれまで心理職の採用がなかったのですが,特別区の児童相談所設置の動きに合わせ,平成30年度心理職が募集されたため,公務員試験の知識が全くなかったのですが,受験することを決めました。

クレアールを選んだ理由

別の自治体で心理職として勤務している先輩に,どのように勉強したらよいか尋ねたところ,心理職の受験であれば,「試験に出る心理学」の高橋先生がいらっしゃるクレアールが良いと紹介されました。社会人で,試験までの時間もなかったため,自分の自由な時間で効率的に勉強できる通信制の講義が魅力的に映り,クレアールを選びました。

クレアールのよかったところ

私は,数的処理と心理学を主に勉強していました。数的処理は,林先生の講義が非常に面白く,わかりやすかったため,数学に苦手意識のある私でも,抵抗感なく勉強することができました。また,過去問フォーカスも分野別に問題が分けられており,解説の動画もあるため,初見で解けなかった問題も理解して終えることができ,助かりました。心理学は,高橋先生が国家公務員や東京都Ⅰ類に向けた多様な知識を講義で説明されていました。そのような講義を聞けること自体面白く,また特別区の心理職は過去問がなかったため,多くの知識を身につけることで受験に対する安心につながりました。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

特別区の心理職募集が提示されたのが12月で,1次試験まで約4か月しかありませんでした。勉強時間が少なかったことで,試験範囲を終わらせられるのか非常に不安でした。何から手を付けて良いかわからず,担任の土井原先生に相談したところ,まず数的処理を終わらせるようアドバイスをいただきました。実際のところ,特別区の教養試験は数的処理の問題の割合が高く,「数的処理で得点できれば1次試験はパスできるはず!」と考え,他の教科にはほとんど手を付けず,数的処理の問題をひたすら解いていました。また,林先生が「これは特別区で出題されやすい」という問題も重点的に行い,(ギリギリだったかもしれませんが)合格することができました。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

私の場合は,心理の仕事としての社会人経験があったため,その経験を面接でも伝えられれば大丈夫,と思っていました。面接官が見ているのは,「この人はどのような考えを持った人か」「公務員としてチームの中でどのように仕事をするか」ということだと思います。心理の仕事をしていると,自分を振り返る場面が多々ありますが,そのような自己理解が深いほど,面接でもそれが伝わるのだと感じました。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

心理職として公務員を目指す場合,その仕事内容は特殊で,外からは見えにくいものが多いです。そのため,説明会やその仕事に携わっている先輩方に話を聞くなど,積極的に情報を集め,仕事に対するイメージを持てるようにできると良いと思います。それが面接対策にもつながりますし,勉強へのモチベーションも上がると思います。勉強する範囲は広く,不安な気持ちも強かったですが,継続して勉強し,合格できたことが本当に嬉しいです。今はまだ非常勤ですが,公務員の仕事は楽しいですよ。自分と自分の未来を信じて頑張ってください。

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