C.Nさん [最終合格先:特別区Ⅰ類(心理区分)]

C.Nさん [最終合格先:特別区Ⅰ類(心理区分)]

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公務員を志望した理由

子どものころに「シーラという子」という被虐待児と特別支援学級の教師の本を読み、そのときから児童心理司に憧れていました。一旦、看護助手の仕事をし結婚した後に子ども心理学の大学に入り、本格的に公務員を目指し始めました。家庭に問題を抱えた子どもと接する仕事は、臨床心理士や学校心理士など他にもあるとは思いました。しかし、虐待などの諸事情で生死の境目にある子どもや親と直接向き合えるのは、地方公務員である児童福祉司や児童心理司です。なので公務員そのものではなく、公務員心理職になってできる仕事を目指したと言ったほうが正しいかもしれません。

クレアールを選んだ理由

独学で勉強し続けることに不安を感じ、ネットで心理職の公務員に特化した予備校を探していて、受講料が安いということでちょうど目に留まったのがクレアールでした。実際に合格アドバイザーの方にお話を聞くと、子育てをしながらの学習の仕方の相談にも乗って下さり、長時間にわたり学習への不安を聞いていただきました。とても親身で受験者の立場に立ったアドバイスを下さったので、当時はとても嬉しかったことを覚えています。

クレアールのよかったところ

担任サポート制度と、質問にすぐ答えていただけるメールです。私は担任の先生にもクレアール質問アドレスに面接や学習のすごく細かいことをいくつも質問しました。模擬面接をお願いした際にも「あえて圧迫面接に挑戦してみたい」と、細かい注文をつけても嫌な顔一つせず快く引き受けてくださいました。模擬面接の最中の雑談も緊張がほぐれるし参考になるお話ばかりでした。面接練習よりも雑談のほうが多い時もありましたが、むしろ意欲が出て本番の面接も先生と雑談するような感じで、軽く臨むことができました。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

小さい子供がいてなかなか思うように勉強時間が取れなくて1日1時間や2時間しか集中できない日が続き、とても焦りました。その上、数的処理の数的推理が致命的にわからなくて、数学の基礎を何回も見直しました。完全に理解はできませんでしたが、時間をかけて解くことも難しそうな問題はあえて後回しにして比較的わかりやすい判断推理に集中すると、判断推理の問題で点数をとることができたのでいくらかカバーできました。試験前には追い込みとして土日も、主人に子どもを任せて勉強しました。子育てをしながらの勉強は、主人がいなかったら到底できなかったと思います。今回私が合格できたのは自分の力だけではありませんので、感謝してもしきれません。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

面接対策は一次試験合格後の2週間で夢中でやりました。まず近辺の区役所や子ども家庭支援センターで片っ端から資料をもらい、児童相談所に実際に足を運び(公務員試験の面接を控えているとは言わずに)子育て相談がてらお話を聞きました。その後各区の資料を見ながらそれぞれ良い政策と改善点をまとめ、それぞれの区の志望動機を考えました。ただ自治体研究ばかりしていて、特別区そのものの志望動機を考えていませんでした。後になって慌てて考えて、その後はひたすら一人面接をしました。圧迫面接されることを前提で想定問答を作成したほうが、本番でもかなり気が楽でした。席次も予想通り心理では最下位に近かったですし、職歴もあまりなく年齢もそこそこ高いので、内定まで行くことができたことは奇跡のように思っています。それでも合格できたのは、終始笑顔で質問に答えることと、テンプレートのような答えではなく、自分の言葉で答えたことが良かったのではないかとと思います。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

一次試験につきましてはあまりアドバイスできませんが、面接対策に関しましては、やりすぎて損はありません。実際に区役所に行って見学をするだけでなく、役所での手続きを自分でしてみることは実際の仕事をイメージできますしモチベーションにもつながります。それと、一人面接も非常に効果的です。自分の部屋でも公園でも良いので質問と回答をしてみると、だんだんと良い話し方をできるようになります。自分の夢は、遅くとも諦めなければ叶うことを実感できた、とても嬉しい経験になりました。高齢でも職歴がなくとも子どもがたくさんいても、公務員が夢であるならぜひ試験に挑戦してみてください!

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