[2008年度行政書士合格体験記] 柴野 圭司さん
柴野 圭司さん(自営業) 「完全合格初学者コース DVD通信」
クレアールとの出会い
正直なところ、法律系のものはすべて苦手でした。理系の学生時代に受講した憲法を担当した教授の講義がお粗末で、それ以来かもしれません。そのような状態で近年まで過ごしてきたので、文系の資格取得にチャレンジするにあたっては、あまり理屈は考えず、とにかく暗記中心できました。いままで学習してきた文系の資格はさほど難しいものにチャレンジしてなかったので、独学暗記中心主義で、十分対処できてきました。
しかし、行政書士受験にあたり、入門書などからスタートし、独学で勉強をしていたのですが、どうやらこの方法では合格は難しいことがわかってきました。
単なる丸暗記をするには、ボリュームがあり過ぎるし、法律の内容や趣旨が理解できてないと合格は困難なようで、その類の本を読んではみたのですが、どうもピンときません。
独学では難しいことがわかり、どうしたものか考え込んでいました。
通信教育はかなりの出費になるので、お小遣いが減ってしまうことから、二の足を踏んでいたのですが、たまたまクレアールの広告を見て、「必要最小限の勉強で合格できる!」とのうたい文句と、費用もリーズナブルな点が気に入り、大袈裟かもしれませんが、清水の舞台から飛び降りるつもりで入校しました。後から考えれば、これだけ勉強していると、いずれにしろ、お小遣いを使う間はなかったのですが・・・。
私の場合、仕事の都合でDVDの通信を受講したのですが、この選択は正解だったと思います。とにかく何度でも繰り返し見れることが法律が苦手の私にとってはよかったです。(先生方は私にとっては、ほんとにお馴染みになりました。)
特にクレアールのDVDはMP3音声が内蔵されていますので、自力でDVD音声をMP3に変換するなどの面倒な作業もなく、すぐにMP3プレーヤーで聞けまうので、外出の多い私には実に便利でした。
私の学習法
勉強法ですが、基本的には先生方のおっしゃるように勉強しました。なにしろ、こちらはシロウト、先生はプロ、合格させることが飯のタネでしょうから。そう言いながらも、少し浮気をしました。応用的なことよりも基本的、標準的なことを確実に勉強すれば合格できるとのご宣託と、当初は割りと楽に学習できたことに不安をおぼえたのです。
そこで、超大手校の2007年度用の答練を手に入れ勉強したのですが、これは大失敗でした。確かに難しい応用問題が数多くありましたが、シロウトの私が見ても、とても出題されないような変な問題が多数ありました。応用問題は範囲が広すぎて、出題者でさえも四苦八苦していることが読み取れました。それからは実に忠実に先生方のおっしゃるように勉強しました。クレアールから配布されたテキストを読み、問題を繰り返し何度も解きました。
条文の読み込みが大切とのことなので、パソコンを使って、読み上げソフトで条文を音声に変換してMP3プレーヤーで丹念に聴いていました。受験まで3ヶ月をきったころからは、市販の問題集もやっていきました。55%程度からスタートし、受験直前のあたりは平均70%程度の正答率でした。70%いったからといって喜ぶほど楽天的な人生を歩んできたわけではないので、実際の試験ではこの80%程度の実力しか発揮できないだろうとふんでいました。さすがにこの期に及んでは、運を天に任せるより他はありませんでした。結果的には、“案ずるより産むが易し”でした。
学習時間について
学習時間の確保には苦労しました。年を重ね、家族からだんだんとリフューズされてきてはいたのですが、最後のあたりは、さすがにヒンシュクものでした。家庭を持たれている方は対策が必要かもしれません。私の場合はニコニコしながらとぼけきりました。
学習開始当初、杉田先生が勉強しなければならないことが、だんだんと増えてくるとおっしゃって、ニヤッとされたことがあり、少し気にはなったのですが、当初はのんびりと勉強していました。後になってイヤッと言うほどわからされました。勉強時間はだんだんと伸びていき、最後は時間がなくとも勉強していました。
抜群の講義力に納得
講義の内容ですが、法律の先生方はエクセレントの一言です。法律の苦手な私でさえ理解できたのですから!
憲法と行政法を担当された杉田先生は、大切なポイントで抑揚を付けられるので、はっきりと重要なポイントが認識できましたし、民法、商法を担当された薬師丸先生は、具体例を取り混ぜながら、わかりやすく説明されるので、ほんとに助かりました。大変恐縮ですが、とにかく両先生の講義の身の入れようは、尋常ではないものを感じることがあるぐらい熱が入っていました。ほんとに法律がお好きなんですね。プロはこうであってほしいものです。
このお二人のおかげで、やっと法律がどんなものか、イメージできるようになったといって過言ではないでしょう。このイメージが出来始めてから、勉強もどんどんはかどり始めました。今になって思えば、独学などせずに最初から受講し、おっしゃるとおりにしていれば、余分に時間と本代に費やさずに済んだものをと、後悔もしていますが、クレアールにたどりついた事は、ほんとに幸運でした。
受験の結果
人間も齢を重ねるとずうずうしくなるのでしょうか、とくに昨今では、試験の類でほとんど緊張したことがありません。会場に入ってからは、とにかく勝手気まま、周りなどまったく気にせず試験に臨みました。
受験直後、ある程度の手ごたえはありましたが、確信が持てるほどではありませんでした。それよりも、記述問題で少し迷いがあって、書くべきところを書かず、書かなくともよいことを書いたことを悔やみました。60点中15点から30点が予想点数でした。合格通知がきて、点数が記入されていましたが、30点でした。トータルでは210点でした。
これから学習される方へ
特に社会人で家庭を持っておられる方は、この厳しい時代に、学習時間の確保は困難を極めると思います。それをなんとかマネージメントすることもよい勉強になるかと思います。
若い頃に、“数学に王道なし”との言葉を教えてもらったことを懐かしく思い出します。当時は、その言葉がほんとうにはわかっていませんでした。
合格するには勉強の積み重ねしかありません。忙しくて勉強を中断することも多々ありますが、あきらめずに、また始めればよいことです。その気持ちがあれば道は開かれています。
