公認会計士試験合格体験記 「短期一発合格」 矢川 裕士さん

矢川 裕士さん  

  • 早稲田大学在学中
  • 一発合格
目次

はじめに

 私は大学三年生の春に、簿記初心者の状態から会計士試験の学習を始め、その年の12月の短答式試験、翌年8月の論文式試験と一発で合格することができました。私の合格体験記が、大学在学中の合格を目指す方や短期一発合格を目指す方のお役に立てば幸いです。

クレアールを選んだ理由

 私が予備校としてクレアールを選択したのは、非常識合格法の考え方に共感したためです。どうしても大学在学中に合格したかった私にとって、合格のために必要最小限の範囲を重点的に学習させるカリキュラムはまさしく探し求めていたものでした。

通信講座のメリット

 通信講座のメリットは、時間を効率的に活用できることだと思います。まず、通信講座であれば教室通学のために必要な時間が一切かかりません。一日レベルでは小さな違いかもしれませんが、受験期間を通して考えると通学時間の有無は非常に大きな違いにつながります。また、通信講座であれば、どんな深夜早朝、長時間短時間問わず好きなタイミングで好きなだけ受講することができます。時間割りが決まっている通学講座と異なり自分のペースでどんどん講義を消化することができます。さらに、クレアールの映像授業には、倍速再生機能がついており、最大で2倍速で講義動画を視聴することができるため、講義時間を半分にすることもできます(私は全ての講義を2倍速にして視聴していました)。合格までに何千時間もの学習が必要と言われる会計士試験において、インプットに必要な時間を短縮することができるのは非常に大きなメリットだと思います。

講義の利用方法

 私は、講義動画はほぼ予習段階の補強兼復習のために使っていました。すなわち、講義動画を視聴する前に該当箇所のテキストを良く読んで予習し、理解を深めた状態で講義動画を視聴していました。講義動画視聴中は、ただ黙って動画を眺めるのではなく、能動的に頭を動かしながら講師の方より先に解答や要点にたどり着くつもりで学習しつつ、テキストでは触れられていない知識が出てきた場合に、それをテキストに書き込むという流れでした。また、講義の消化スピードについてですが、私の場合かなり時間の余裕があったので配信され次第即講義を視聴しており、試験期間を通じて未消化講義のストックはほぼない状態でした。それぞれの都合によって講義の消化スピードには大きな差が出てくるとは思いますが、いずれにせよ可能な限り早く講義を消化する習慣を身に付けるべきだと思います。会計士試験においては、講義を受けるまでのプロセスよりも、講義を受けてから復習を繰り返し知識を身に付けるまでのプロセスの方が重要かつ時間がかかるためです。

教材の利用方法

 私はクレアールから配布される教材は、テキスト、確認テスト、スピーチ、その他の講義資料全てを丸暗記するつもりで学習していました。非常識合格法は論点が必要最小限に絞られているからこそ、取りこぼしがないように学習を進める必要があると思います。クレアールはテキストの完成度ももちろん高いと思いますが、短答式や論文式の直前に配布される試験対策の資料の完成度が非常に高いです。それまでやみくもに積み上げてきた知識が、直前期の対策講座を受けることによって本試験で得点するための知識としてブラッシュアップされる感覚でした。本試験対策は、応用的・発展的な内容が中心となるため、直前期に入る前にテキストの知識を完全に固めておくのが理想的だと思います。

学業との両立で工夫した点

 私は大学3年から学習を開始したため、ダブルスクールの形での学習となりました。私なりの工夫として、朝・晩に受講と計算問題の反復をし、学校に通っている昼間は講義の予習・復習、理論科目の暗記に当てるというサイクルを作っていました。集中できる環境が必要だったり、中断すると再開が困難な学習を自宅でやり、それ以外を大学の教室でやる作戦です。朝や夜にサボると遅れを取り返すための時間が確保できなくなるため、必然的に朝早く起きて夜遅くまで学習する習慣が身に付きました。また、こちらは誰でもできるわけではないと思いますが、大学で取る講義を会計士試験との関係が強いものにしていました。私の場合、簿記、会社法、ファイナンス論その他数字を扱う講義などを取りました。こうすると、会計士試験の範囲と大学の講義で相補的に学習することができますし、大学の期末試験の時期に特別な対策をする必要がなくなり、会計士試験の学習に多くの時間を割くことができます。

他の予備校と迷っている方へ

 私が予備校としてクレアールを検討する際、受講生が少ないことに少しだけ不安を覚えました。会計士試験は他の受験生との相対評価で合否が決まる試験であるため、小さい母集団に属して学習すると、大手予備校の受講生とまともに勝負できないのではないかと考えたのです。当時はこのことについて深く考えている時間がなかったため、クレアールに飛び込んで学習を開始しましたが、論文式試験に合格した現在、当時の私の考え方は間違っていたと分かりました。大手予備校の受講生との差がどれくらいあるのか不安に思った私は、受験期間を通じて計6回大手予備校の模試を受けましたが、毎回上位の成績を納めることができました。先日受験した論文式の本試験においても、上位での合格を果たすことができました。私は最後までクレアールから配布された教材以外には手を出していません。他の予備校と迷っているみなさん、クレアールの非常識合格法に従って学習を続ければ他の予備校の受講生とも対等以上に渡り合えます。安心してクレアールに飛び込んでください。

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