Read Article

公認会計士の仕事

公認会計士の業務

監査業務

公認会計士の仕事は、まずは監査業務であり、法廷監査は公認会計士の独占業務である。監査業務は、企業の決算書類が正しく作成されているかどうかをチェックし、監査報告書を作成します。これは、公認会計士だけに認められた業務です。その他に、学校法人監査、地方自治体監査、システム監査、さらに環境監査など監査業務はますます広がっています。

先輩に聞いてみよう!

HSKコンサルティング株式会社  公認会計士 鈴木大輔さん

私は監査部門に所属し、国内企業の監査チームにアサインされています。あるチームでは主なメンバーが7名で、その内、私を含め3名が女性という構成です。私には社会人としての経験がありますが、直属の先輩や上司にこれまで女性がいませんでした。そのため、同じチームに女性の先輩や上司がいることをとても心強く感じます。身近に女性の先輩や上司がいると、今後のキャリアのイメージが湧きやすく、こんな風に仕事ができるようになりたいという明確な目標を持つことができます。また、私もその先輩や上司のように活躍できるのだと感じることができます。

その他、トーマツでは入所してから約1ヶ月間30名程度のクラスに分かれて研修が行われます。この研修でとても優れていると感じたのは、配属される部門に関係なくクラスが編成されるところです。そのクラスで1ヶ月間研修を受けたあとに各部門へ配属となるので、結果的に他の部門に仲の良い同期を作ることができます。その後、配属された先の部門でも同期ができます。また、法人とは別ですが補習所でも同期ができます。試験に合格してから、今までに経験したことのないくらい人脈が広がりました。

目標となるような女性の先輩や上司がほしい、人脈を広げて優秀なやる気のある人たちと仕事がしたい。こんな希望を持っている方には、トーマツという組織ももちろんのことながら、公認会計士という職業がピッタリなのではないかと思います。

コンサルティング業務

公認会計士は単に会計および税務の専門家だけでなく、企業の経営に関するマネジメントの専門家としてのコンサルティング業務を行うことができます。最近では、企業内会計士として活躍する人も増えています。企業の役員や財務担当責任者ろして企業内の公開準備を行ったり、上場企業の財務・経理の責任者として「監査される立場」で活躍されています。

先輩に聞いてみよう!

コンサルティングファーム  公認会計士 渡辺 祐樹 さん

試験に合格したからといって、急激に自分のスキルが上昇するわけではありませんが、周りからの評価は確実に変わってきます。クライアントからも、財務会計に詳しい人として見られるようになりますし、社内でもそのような評価をされるようになります。私の場合は、合格後、社内で会計やファイナンスに関するプロジェクト案件があった場合に、声をかけて貰うことが多くなりました。

スキル的な面では、徐々にではありますが、財務諸表等を通じて、その企業の抱える課題を紐解くことができるようになってきていると感じます。このスキルは今後磨いていくことで、財務諸表から仮説を立てられるようになりたいと思っています。

最後に、資格の活かし方として最も大きいのは、会計士仲間との人脈だと考えています。試験合格者の中には様々なバックグラウンドを持つ人がいて、元投資銀行、元銀行、元システムエンジニアなど、多様な人材と「会計」という共通ワードで話ができる点が非常に楽しいと感じています。

税務業務

公認会計士は税理士会に登録することによって、税理士として税務業務を行うことがでます。よって、税理士の独占である、税務代理、税務書類の作成、税務相談を行うことができます。

 

広がる公認会計士のフィールド

公認会計士は、会計・監査業務を通して企業の公正な社会的信用を支える業務を行います。財務諸表などに企業の経営状況などが適正に表示されているかの監査業務や、企業の内部統制手続などが正しく運用されているかを第三者的立場において監査することにより、企業にとって最も大切な「社会的信用」を支えていきます。

従来は会計士の業務は、上記の業務を「監査法人」に所属し、行っていくことが中心でした。近年の会社法の改正などにより、「企業内会計士」として、IR担当業務や財務・経理部門等で活躍のステージが広がっています。

また、コンサルティング業務やM&A業務などのより専門性の求められる業務や企業活動のグローバル化に伴い、海外での活躍が求められる場面も増えています。 さらに大学教授を目指して学問探求の道を選ばれる方も多数います。

 

Return Top