公認会計士合格体験記「合格までの道のり」高橋 聡さん

高橋 聡さん

  • 筑波大学 体育専門学群 卒
目次

はじめに 

 私は大学4年から勉強を開始し、その後約2年半の勉強生活と2回の本試験を経て合格することが出来ました。

クレアールを選んだ理由

予備校を検討する際にパンフレットを色々取り寄せました。その際にクレアールの非常識合格法に深く共感しこの予備校についていこうと決めました。

私の学習スタイル

簿記 

2年目はテキスト及び問題集は参考程度にとどめ、答練を中心に勉強していました。初見の問題で出来るだけ多く点を取ることを目標にして答練に臨み、ミスがあれば原因を追究し、もしミスの原因が構造的論点の把握の不十分さにあるときは再度問題を解き、ミスの原因が個別論点のインプット漏れ等にあるときはミスノートに記入し、定期的にチェックするようにしていました。

財務諸表論

テキスト及び答練の理解と暗記をしました。具体的には、テキストをじっくり読み理解を深めた上で論点集を作り、それをひたすらスピーチしました。加えて直前期には会計法規集の読み込みもしました。その他として簿記をやっているときにその処理がなぜ行われるのかといった理論的な背景についても考えるようにしていました。また各論点間につながりがないかということも意識していました。

管理会計

計算については答練を使いました。ただ2年目になると計算についてはさほど不安は無かったので週に2回2時間程度を使って答練の復習をするのみでした。理論について財務諸表論と同様にテキストをじっくり読み理解を深めた上でテキスト・答練を参考に論点集を作りスピーチしました。

監査論

1年目は暗記偏重で理解が足りていませんでした。そこで2年目も講義をすべて聴き、何度もテキストを精読しました。これにより理解が深まりました。監査論はまず幹となる部分を理解することが重要だと思います。特に監査の目的を理解することが重要だと感じました。

企業法

講義を聴きよく理解した上でテキストのスピーチを繰り返しました。テキストと答練だけで十分本試験で戦えるだけの実力がつくと思います。条文はどこにどのようなものがあるかは頭の中にいれ、とりわけ重要な条文については条文番号も覚えました。条文の場所をある程度把握していると論文構成にかけられる時間が増えると同時に精神的にも余裕が持てます。

租税法

計算はテキストと答練をまわして下さい。知識はこれで十分です。ただ本試験ではひっかけ問題が結構出ます。去年はそれで悔しい思いをしたので今年の本試験ではかなり慎重に問題文を読み、十分検討してから解答するようにしました。理論については直前テキストに載っているものだけ結論と理由を出来るだけ短くまとめて覚えました。これもノートを作り繰り返しスピーチしました。

経営学

この科目は1年目に合格しましたので、その時の勉強方法を記します。まず時間がありませんでした。これは短答試験後に本格的に勉強を始めたからです。よって管理論についてはテキストと答練を6~7回スピーチしただけです。ただ藤原先生が重要だとおっしゃった所は暗記しました。財務論については苦手な方も多くいらっしゃると思います。私も最初よく理解できなかったのでまず簡単な入門書を読み、それから講義を聴きました。結果的に時間の短縮と理解の促進が図れたと思います。

スケジュール(2年目)

11~5月までは計算科目を固め、理論科目は理解が不十分な点をなくすことを目標に勉強しました。また、企業法以外は論点をまとめたノートを作りました。5~8月上旬までは理論科目の暗記に多くの時間を割きました。具体的には論点をまとめたノートをひたすらスピーチしました。企業法についてはテキストと答練をスピーチしました。計算科目については定期的に答練をまわす程度でした。

論文式試験

短答式試験も同様となりますが、とにかく解答しやすい問題から解いていくことと時間配分に気をつけることが大切です。これは普段の答練から意識すると良いと思います。今年の試験を受けても感じましたが、テキストや答練レベル以上の応用的な部分も問われますが、多くの方が出来ないので差はつきません。まずはクレアールのテキストや答練を完璧にマスターし、みんなが出来るところを落とさないことが最重要だと感じました。さらに、苦手科目は重点的に対策をしてなくすことが大切です。私が合格出来たのはずば抜けて出来た科目があったからではなく、どの科目も平均を下回らなかったからだと思います。

最後に

本試験に向けて勉強されている方の中には勉強方法等について悩まれている方もいらっしゃるかと思いますが、上記のとおりにクレアールのテキストと答練をマスターすれば受かります。いかにしてテキストと答練をマスターするのかだけ考えてください。クレアールのテキストは他校に比べて薄いため不安に感じる方もいらっしゃるかと思いますが全く心配いりません。

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