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「働きながら一発合格!」野口 正邦さん 【クレアールを選んだ理由】私が勉強を始めるにあたってクレアールを選んだ一番の理由は、「合格するために勉強すべき範囲を、受験生のかわりに講師陣が取捨選択してくれる」というコンセプトに共感したからです。仕事を続けながら勉強しようと心に決めていた私にとって、最も重視すべき要素はいかに短い勉強時間で合格できるレベルに到達することができるかという勉強の効率性でしたので、重要なポイントのみを勉強すればよいという学習スタイルはまさに理想的でした。百聞は一見にしかず、一度クレアールのテキストと他校のテキストの実物を比較してみれば、その差は一目瞭然だと思います。 また、複数の専門学校に相談に行き、「仕事をしながらの短期合格は可能ですか?」との質問をしましたが、最も力強く背中を押してくれたのがクレアールだったことも、クレアールに決めた大きな理由でした。工夫されたカリキュラムに対する専門学校としての自信を感じましたし、毎年社会人の短期合格者が出ているという実績は、少数派である社会人受験生にとって大きな安心材料だと思います(もちろん、自身の努力が重要であることは言うまでもありませんが)。 【クレアールの利用方法】専門学校を選んだら、あとは如何に上手に使いこなすかが重要です。特に、クレアールは良い意味で大きすぎず、ある程度融通がきくので、各自の事情に応じた利用方法が可能だと思います。そこで、私が受講形態を選ぶに当たって考えたこと等を紹介したいと思います。 <受講コースについて>受験を決めてクレアールに入った時期が12月から1月にかけてだったこともあり、必然的に1.7ヵ年コースを選択することになりました。1.7ヵ年コースとは、5月くらいまで簿記・原価計算という計算科目のみを勉強し、その後、7月くらいから通常の1年コースに合流し、計算科目・理論科目を並行して勉強するというコースです。しかし、当時比較的忙しい仕事をしていた私は、他の受験生と同じく7月に理論科目を開始するのでは遅いと考え、スタッフの方と相談し、財務諸表論だけ昨年度分のVTRを前倒しで受講させてもらうことにしました。自分の学力の現状と、自分が自由に使える時間とをしっかり分析した上で、自分にあった勉強計画を作ることが大切です。 <講義について>私は平日には仕事がありましたので、教室で講義を受けることは物理的に不可能でした。そこで、通学VTRクラスか通信クラスかを選択することになりましたが、自宅では集中して勉強できないと思ったこと、1.5倍速で再生できるというVTR(DVD)ブースの設備に魅力を感じ、通学VTRクラスを選択しました。 そして、土日は、朝からの勉強リズムを作るため、1コマ目からVTR(DVD)の予約を入れていました。また、1.5倍速再生の機能を活かし、一日4コマで6つの講義を視聴することもしばしばでした。 <答練について>答練は、答練クラスに参加し、全て教室で受験していました(クレアールには、土日に教室で、他の受験生と机を並べて答練を受けることができる答練クラスというクラスがあります)。今思えば、これが合格の大きな要素だったと思います。試験会場での臨場感を常に味わうことができ、他の受験生が頑張っている姿を見ながら勉強ができることは、モチベーションを維持する上で非常に大きかったと思います。また、答練をため込むことも無くなるので、ペースメーカーとしても利用価値が大きいです。ライブの方以外は、どうしても一人での勉強時間が多くなってしまうと思いますが、クレアールの答練クラスを利用して、他の受験生と切磋琢磨する時間を増やしてみることをお勧めします。 【勉強方法について】クレアールの教材は非常にポイントが絞られテキストも薄いですが、それでも限られた時間ですから、ある程度、科目間で勉強時間のメリハリをつける必要があると思います。そこで、どの科目でどれくらい点数を目指すのかを計画し、それに応じた勉強計画を立てることが有用だと思います。 私は法学部出身だったこともあり、法律科目で貯金を作ることを第一に考え、逆に、苦手だった財務諸表論や簿記については最低でも平均点は確保できるように、という観点で勉強時間を配分しました。以下、各科目の勉強に際して気をつけていたこと等を紹介します。 <簿記>簿記だけは、クレアールの指導と正反対の勉強をしました。クレアールでは、「簿記は満点が取れるまで何度でも解きなおす」、「毎日1問は簿記の総合問題を解く」という指導がされていましたが、先ほど書いたとおり私は簿記をあまり得意としていませんでいたし、何より簿記の総合問題を解くのにはかなりの時間が必要でしたので、簿記の答練等については、7割程度得点できていればそれ以上は追及しないというスタンスで臨んでいました。 ただし、個別論点の基本問題については時間をかけて勉強しました。具体的には、クレアールの個別論点の基本問題集を3回ほど繰り返し解きました。個別問題集であれば、総合問題と違って苦手なポイントのみを効率的に復習することができ、時間の節約になりました。 <原価計算> 並行していた仕事と関連が深かったこともあり、得意科目にしていました。 <財務諸表論>細かく暗記する時間がとれず、日々の答練では、あまり良い点数がとれませんでした。そこで、論文式試験前は、石井和人先生著の「セレクト40題」に絞って必死で覚えました。やはりある程度暗記が必要な科目ですので、反省の意味もこめて、早い時期から会計法規集などに目を通しでおくことをお勧めします。 <監査論>堀江先生のテキストとカリキュラムのおかげで合格点が取れたと思います。他校の知人が早い時期から短答式試験対策問題集などを持ち歩いているのを見て不安になることもありましたが、堀江先生は短答前には短答式用テキスト、論文前には論文用テキストをタイムリーに準備してくれますので、今思えば不安になる必要はありませんでした。監査基準委員会報告などの細かい規定の類も、結局目を通すことなく合格点を取ることができました。 <商法>石井先生の用意してくださるテキスト(特に応用期テキスト)を何度も何度も読み込みました。応用期のテキストは一見薄いですが、内容は非常に濃いものがありますので、さらっと読み飛ばしたりせず、六法で漏れなく条文を引きながら3回ほど格闘することができれば大変な力がつくと思います。ただ、法律科目に特有の答案構成については、(私の記憶では講義ではほとんど取り上げられなかった気がするので)先生に質問するなり、いくつか解答を集めて答案パターンを研究するなりしておく必要があるように思います。 <民法>商法と同じく、石井先生のテキストと論点集を読み込みました。直前期テキストの補足問題が本試験で出題されたときは、石井先生が神様に思えました。 <経営学.>短答式試験の対象科目ではないため、短答試験前はあまり勉強しない人も多いと聞きましたが、経営学ほど単なる暗記では太刀打ちできない科目はありません。逆に経営学の本質的な点が理解できていれば、しばらくの間勉強しなくても大きく力が落ちることもない科目だと思います。あまり多くの時間をかける必要はないかもしれませんが、早めにテキストを一通り勉強して経営学の全貌を掴み、具体的なイメージが湧かない点は、早めにつぶしておくことが重要だと思います。使用した教材は、クレアールのテキストと答練、そして過去問のみです。 <全体を通して>仕事と両立しての短期合格が可能だった理由は、クレアールの教材以外には手を出さなかったこと(時間が足りず結果的に他に手が出せなかっただけですが...)、勉強を始める前に学習計画や得点戦略を十分に練った上で自分に合った勉強方法で試験に臨むことができたこと、そして合格するんだという強い意思を1年間持ち続けることができたためだと思います。 勉強方法は各人で千差万別だとは思いますが、クレアールの教材には合格に必要な学習範囲が詰まっていることは間違いありません。クレアールの教材を信じて、思う存分使いこんでください。そして、本試験会場では、最後の1秒まで諦めることなく、決して空欄を作ることなく、自分の勉強してきた結果を答案に書ききってください。 【最後に】なかなか勉強時間がとれず、辛い時期もあった分、合格の喜びは格別でした。公認会計士という資格は、本当に目指す価値のある資格だと思います。 社会人の方をはじめ、少ない勉強時間で合格を目指していらっしゃる方も多いと思います。短い勉強時間は確かに大きなハンデですが、試験の合否は勉強時間の長短ではなく、試験会場で書いた答案の内容で決まります。必ず合格するんだという強い想いは答案を通して試験委員にも伝わると思います。熱い想いを持って頑張ってください! |
