![]() |
「非常識合格法そのものが合格への最短ルートです!」M・Kさん 合格体験記タイトル 秘密のノウハウをあなただけに特別にお教えします。(仮) 私は今回幸運にも公認会計士二次試験に合格することができました。 私は、いわゆる超ベテランの部類に属するので、この体験記を読む皆さんに対して、特に参考になるような勉強法を持っている訳ではありません。したがって、本来は合格体験記を書くつもりは無かったのですが、せっかくのお話をいただいたので、勉強を続けてきたなかで考えていたことをいくつか書きたいと思います。気楽な気分で読んで頂きたいと思います。 1.非常識合格法(以下 非常識)について私がクレアール(以下 クレ)に入ったのも、やはり、非常識に惹かれたからです。薄い濃密なテキストを徹底的にやるというやり方、基本重視の方法論は正しく、合格の有力なツールとなります。しかし、昨今の新基準や法改正のとんでもない量や、去年の本試験がかなり強烈だったこともあるせいか、最近はクレといえどかなりしんどい量をこなすことが要求されます。生徒の中には不満を持つ人も結構いると思います。今年の本試験は落ち着いた問題に戻りましたが、もしこの傾向が続くならば、これこそ非常識が最もその効果を発揮する状況といえます。やはり、基本を重視して徹底的に反復することが合格への最短ルートだと思います。初学者の方は非常識を信じきって迷わず勉強すべきです。1年は短く、迷っているうちにあっという間に本番が来てしまうからです。もし迷ったら、後述しますが職員の方に相談してみてください。 他方いわゆるベテランの方は、勉強方法を変えてもいいと思います。ベテランの方、特にクレ歴が長い人は非常識が自分とあまり合っていないことについて分析できていると思います。合格することが目的であって非常識を実践することが目的ではないのですから、自分が良かれと思う方法を実践するべきであり、その手段としてクレを最大限利用すればいいと思います。結果的にダメだったとしてもその方が後悔が少ないです。 2.勉強方針について(論文式)私の勉強の基本方針は、「総合力で勝負する」ことです。よく簿記原計である程度点を取ると考える考え方が流布されますが、本試験ではこの2科目は意外と頼りにならないと思います。期待していた簿記が失敗した場合には一気にやばくなりますし、本試験の原計はよく言われるように本当にリスクの高い科目です。この2科目はいい点を取るというより失敗しないと考えた方がいいと思います。専門学校でトップをとるような戦略は特に初学者の場合短期合格は遠のくと思います。簿記原計でトップをとるけれど他の科目では優秀者に名前も載らないというのではなく、下の方でいいから全ての科目の成績優秀者に名前を載せるというスタンスで臨むべきです。1科目崩れても総崩れしないやり方がいいと思います。 理論科目についても心がけることは「大失敗しない」と言うことです。出るのは知っている問題と知らない問題です。知っている問題とは、クレのテキストや答練などでやったものであり、非常識で徹底すればそれだけで合格点が取れるはずです。問題なのは知らない問題が出た場合です。しかしこの場合でも条件はみんないっしょです。心がけることは「うそは書かない」ことと、「みんなが書きそうなことは書く」ことおよび「多くの論点をサラッと盛り込む」ことです。満点やいい点を狙うのではなく、受かることを狙う、他の人に見劣りしない程度の答案を目指すということです。それで大丈夫です。このこと自体やってみると難しいですし、これができれば他の人が勝手にこけてくれます。 3.短答式対策について短答式試験は怖いと思います。しかし、クレが提供してくれるカリキュラムをこなしていればそれ以上の対策を自分で取ることは不要です。最近はやることが爆発的に増えているため余計なことをしている暇がないからです。クレの提供する答練をこなすだけでも手一杯となります。私はクレのレジュメと答練のみをやり、他校の模試を受けたりはしませんでした。短答式の方針としては、次の3つを挙げておきます。
@については、基本方針を短答式に当てはめたものです。得意科目があるに越したことはありません。うまくいけば大きな武器になります。ですが、うまくいかなかった時には逆に精神的にきつく、焦りが募って真っ白になりかねません。そこで、得意科目に頼って乗り切ろうと考えるより、全ての科目で手堅く点を取っていこうと考えるものです。 Aについては、自分が歯が立たない問題は、他の人も歯が立たない可能性が高いということです。本番でそのような問題は手を出すべきではありません。みんなができなければその問題で合否が決まることはありません。仮にその問題にチャレンジし、時間をかけて解いたとしても2点です。その問題にかける時間を他のもっと易しい問題をより確実に解くのに使ったり、全体の見直しに使うなどの方がよっぽど有益です。 Bについては、あらかじめ対処法を決めておくものです。主に熱くなったり真っ白になったときへの対処のためです。例えば10分考えて答が出なかったら捨てるとか、科目ごとの時間配分といったことです。あまりルールが多いとそれ自体覚えるのが大変なのでその辺も考えて決めるべきです。 法規集については、基本的に不要だと思います。漠然と読んでもポイントがつかめないし、出そうな論点は先生方が問題を作成してくださるため、そちらで押さえた方が効率的だからです。ただし原価計算基準と監査基準だけは、文言そのままとか読み込んでおけば解ける問題が出るのでしっかりと読み込むべきだと思います。但し、暗記は不要です。繰り返し読み込んで覚えるくらいになれば、論文式においても武器になると思います。 4.不安について不安については一人で悩まないでください。クレの事務局の人に相談してみてください。受験を続けていくと不安なことやどうしたらいいか解からないことなどもたくさん出てきます。友人に打ち明けて助け合えるならそれでもいいですが、友人には言いたくないことや心を許せる友人が見つからない人も多いと思います。クレの事務局の人は本当に親身になってくれます。私はしょっちゅう相談に行っていたので、自分が名乗ってないのにもかかわらず多くの職員の方が私の名を覚えて挨拶をしてくれました。本当にうれしかったです。このアットホームな雰囲気は必ずあなたを救ってくれます。受付に行ってみてください。気持ちが楽になります。 5.ベテランの人へ今回涙を飲んだ人もいると聞きます。私も去年はその立場でした。クレではベテランは結構つらい立場に置かれますが、本当は実力があると思います。 私の今回の勝因は他の人が言うには次の2点だそうです。
@については、出口が強制的に定まったことで、迷いが無くなり勉強に集中できたことがあげられます。私も含めてベテランの問題は謙虚さを忘れることだと思います。私も忘れていないつもりでしたがやはり考えや覚悟が甘くなっていたのだと思います。勉強に疲れたら少し休んで気分転換を図ってください。心のパワーを取り戻し、自分を客観的に見直すことができれば少しぐらい休んでも十分間に合うと思います。 Aについては、今回の試験が私にとって幸運だったことです。簿記、原計、財表、経営管理論、監査、経済及び商法は決して簡単ではないですがかなり堅い問題だったと思います。こういう場合しっかりとした実力を身につけているかが合否を分けます。今回の試験は、私にとって長年やっていた苦労が報われたものであったと思います。長くやってきたことは無駄にはなりません。実力はあるはずなのですから、みなさんもあと一息です。 6.最後に私も以前は他人の合格体験記を読んで、勉強の参考になることを探していました。ですから今回の体験記がいくらかでも参考になれば幸いです。重要なのは、言い古された言葉ですが「けっしてあきらめないこと」です。最後はそれが強力なエンジンになり、合否を分ける要になります。1年は本当にあっという間です。余計なことで迷っていたらすぐ5月になり8月になります。特に初学者の方は勢いのまま一気に突破してください。ベテランの方も覚悟を決めてください。そうすればなんとかなります。自分を信じて頑張ってください。 私は合格まで本当に長くかかりました。周りの支えが無かったらとてもやれなかったと思います。両親も含め支えてくれた周りの皆さんに大変感謝しております。ありがとうございました。 また、棚橋さん、川本先生その他のクレアール職員の皆さんがさまざまな便宜を図ってくださってものすごく助かりました。ありがとうございました。租税法、監査論でもうしばらくお世話になります。これからもよろしくお願いします。 |
