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「信頼できる非常識合格法」吉沢 公人さん <はじめに>公認会計士は私の夢を実現できる唯一の資格であると位置づけ、クレアールで勉強をスタートさせたのが3年前。今、当初の目的を達成し、正直ホッとしています。私は他の受験生より一回り以上年齢が高く、前職を離れて試験に臨んでいたので、今の気持ちは様々な恐怖から解き放たれた安心感ともいえます。 この合格体験記は、これから会計士を目指される方、既に勉強中の方、そして私のように一念発起した受験生が目標を達成されることを願い、作成しています。私の経験が少しでも皆様のご参考になれば幸いです。 <クレアールを選んだ理由>前述の通り、私は簿記の勉強を始めた時 30歳を超えており、短期合格が絶対条件でした。そこで短期合格の理念がある学校を調べたところ、納得できたのがクレアールだけだったのです。 「まずは計算科目から」「基本を重視」「暗記はスピーチで」 といったポリシーは、私には短期合格のための常識と思えたのです。 なお1年目は迫力あるライブクラスでしたが、2年目は生活リズムを重視していたので教室 VTRクラスとしました。 <非常識合格法のススメ>ここでは、皆様より少しだけ早く社会人となった私から、アドバイスのようなものを記しておきたいと思います。 1.『2回以内に合格しなければ何かが間違っている』非常識合格法では、テキストを作る段階で覚えるべき範囲の選別は終わっています。 従って受験生は、テキストの暗記と答練の復習に集中するだけで、他校より少ない量を確実に暗記し得点できるのです。過去の合格体験記でも2回以内の合格者が多いことから、この方法の信頼性は高く、表題のような気持ちを持って会計士の勉強をスタートしました。 ただ勉強を始めると、誰でも苦しい時期が訪れます。その時でも非常識合格法を信じ切れるかが、合否の分かれ目なのかもしれません。「信は力なり」です。最後まで非常識合格法を信じ、実践し続けて頂きたいと思います。 また、不本意ながら受験勉強が長くなっている方は、自らの方法に間違いがないか常に懐疑心を発揮して頂きたいと思います。 2.『お互いを高めあえる戦友を作るべきである』受験は戦いであり、他の受験生は敵ともいえます。しかし一人で戦い抜くことは困難なので、受験生は戦友を作るべきと考えます。 ここで注意したいのが、「お互いを高めあえる」ことです。その判断基準については、自分も含め成績優秀者か否かで判断しました。自分が優秀者でなければ勉強し続けるべきだし、相手がそうでなければ自分を高めてくれる人材と限らないと考えたからです。 私の場合、1年目の年末まで友人がいませんでしたが、 科目別塾(財表特訓塾) で石井先生・平林先生にご配慮いただき、当時の初学者かつ成績優秀者と知り合うことができました。 なお、今回の試験で多くの友人達と共に合格でき、その喜びを何倍にも感じることができました。皆様にも是非、一緒に合格を喜び合える仲間を作って頂きたいと思います。 3.『自分に合った スピーチ を確立すべきである』スピーチとは、一言でいえば発声による暗記方法です。このように言うと、画一的な方法と思われるかもしれませんが、私はスピーチにも各々適した方法があると考えます。実際、私は最後まで一人でスピーチし、また声に出さない方が良い科目もありました。 受験生の皆様には「自分に適したスピーチ」を早く確立し、合格への近道を辿って頂きたいと思います。 4.『クレアールの学習支援を活用すべきである』クレアールの様々な学習支援の中、以下の3点を主に利用しました。 第1に、 「合格ゼミ」。 一言でいえば、前年度合格者による受験勉強指導会です。私は学習計画を表にまとめるなどして、合格した先生に客観的意見をいただき、その後の学習にフィードバックしました。 第2に、 「科目別塾」。 一言でいえば、担当講師による無料特別授業です。無料にも関わらず、講義内容が本試験と直結しているので、是非出席して頂きたいと思います。 第3に、 「寮」。 アクセスも良く、バランスの取れた食生活、そして規則的な生活が送れます。勉強に集中したい受験生には、是非入寮をお薦めします。 <私の非常識合格法の実践方法>ここでは、私の勉強方法、1年目と2年目との違い及び本試験での結果などを科目毎にまとめてみたいと思います。 短答式対策(答練以外)今年は短答式から論文式までの期間が長期化したため、4月中旬から5月末まで短答式対策を行いました。 理論科目である財表と監査は、テキストに短答論点を書き込み、試験前にはスピーチに落とし込んでいました。商法は、直前期に配布される短答用テキストを完璧にすれば十分です。 計算科目は、論文式と求められる能力が違うと感じていたので、他校の問題も入手し準備をしました。ここで注意したのは、難しい問題を繰り返すのではなく、基本的な問題を短時間で解答できるようにすることです。 本試験ではミスを連発しましたが、それでも合格できたのは、運をも引き寄せる努力とリスクアプローチに基づく勉強ができたからだと思います。 1.簿記(以下、論文式対策)勉強方法:テキストの例題、答練。 1年目との違い:不得意分野をまとめて解くことによって、苦手意識を徐々に解消できました。 簿記は最後まで成績が安定せず、苦しんだ科目の 1つです。本試験では、スピードの遅さから大変苦戦しましたが、基本的な部分を注意深く解答したことが良かったようです。 2.原価計算勉強方法:答練、理論の暗唱。 1年目との違い:理論を直前期に網羅できたため、今回の本試験では有効だったと思います。 原価計算はある程度上位にいましたが、科目の性質上、簡単なミスが大きな失点につながるため、最後までリスクを残した科目でした。また、理論は覚える量が少ない割に得点源となるので、是非覚えておくべきだと思います。本試験では、理論は自信を持ってほぼ解答できましたが、計算はあまり自信がない状態でした。 3.財務諸表論勉強方法:テキストと答練の暗唱。 1年目との違い:1年目はあやふやだった応用後期から直前期についても、網羅的に暗記できました。 財表には最も時間を費やしたので、自信を持って望めました。本試験では知らない論点も出題されましたが、それ以外の問題が完璧だったので他校生より上位にいると信じていました。 4.監査論勉強方法:テキストの暗唱。 1年目との違い:年内に基礎(スピーチカード)を完全暗記できました。 監査論は得意科目の 1つでした。なぜ得意になったか考えると、2年目の11〜12月、監査論の スピーチカード を通学時間に毎日繰り返したからだと思います。また堀江先生の授業は楽しく、テキストも暗記しやすいように工夫されており、委員会報告書に手を出す必要はありません。本試験では難解な問題もありましたが、十分に合格レベルに達していたと思います。 5.商法勉強方法:テキスト例題と答練を暗記しやすいように加工し、暗記を繰り返す。 1年目との違い:例題を加工することによって、回転スピードが格段に上がりました。 勉強を始めた当初、理工系出身の私に商法は難関の科目と思われました。しかし、石井先生の厳選した例題と答練に絞って勉強し、最終的には合格レベルに到達できたと思います。本試験では2問中1問が例題そのままだったので、合格答案を書けたと思います。 6.経済学勉強方法: 10月末までは経済学検定問題集、入門書の例題。それ以降は答練と他校の1時間問題。 1年目との違い:マクロを年内に理解しておくことで、不得意分野を克服しました。 理工系出身の私は、迷わず経済学を選択しました。しかし1年目では、ミクロは何となく解答を書ける程度、マクロはほとんど理解できない状態でした。そこで2年目の9〜 10月は経済学検定を目標に勉強した結果、最も得意とする科目の1つとなりました。またクレアールでは 定期的に質問会を開いている ので、疑問点を早く解消できました。 ただ、本試験では思うように得点できず、ショックで気持ちの切り替えが巧くできませんでした。得意科目ほどこのようなリスクがあることにも、是非注意して頂きたいと思います。 7.経営学勉強方法:テキスト(応用期まで)、答練(問題文・解説含む)。 1年目との違い:先生が強調した部分、答練に出題された部分に重点を置いて覚えられました。 経営学(特に戦略論)も1〜3月の通学時間で毎日スピーチした結果、得意科目となりました。藤原先生は膨大な勉強量をかなり圧縮していますが、本試験では他校生に大差をつけられたと思います。 財務論は今年完全的中しているので、馬場先生を信じた受験生は完璧だったと思います。 <謝辞>まず、私を会計士業界へ導いて頂きました石井和人先生に、感謝の意を述べさせていただきます。合格後の祝賀会で「これからは同じ会計士の仲間」というお言葉を頂いた時に、本当に嬉しく思うとともに身の引き締まる思いがいたしました。本当にありがとうございました。 次に、簿記の「ぼ」の字も知らない私に、その楽しさを教えてくれた川本先生。先生がいなかったら、今の私は無かったかも知れません。さらに平林先生、五十嵐先生には、塾生でない私にもご配慮を頂き本当に感謝いたしております。たくさんの平林塾・五十嵐塾生たちと一緒に合格できたことを、本当に嬉しく思っています。 また、亀有寮のオーナー、寮母ご夫妻には、2年半にわたり大変お世話になりました。寮での何気ない会話で、何度救われたかわかりません。そして、私の無謀ともいえる挑戦を陰ながら支えてくれた家族には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 最後になりますが、受験生皆様の努力が報われ、是非合格を勝ち取られますよう心からお祈りしつつ、筆を置きたいと思います。ありがとうございました。 |
