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「自分を信じて勉強しよう」土田 久実子さん はじめに勉強方法は人それぞれだと思います。もちろん、人のアドバイスに耳を傾けることも大切ですが、自分のための勉強ですので、自分が一番やりたいようにやるのがよいと思います。何より自分を信じましょう。私は先生方や先輩方のアドバイスを聞き、その中から自分に合いそうなものを選び、自分の勉強方法を確立していきました。それを少しだけご紹介したいと思います。 クレアールに入学したのは…会計士を目指そうかと思ったとき、まず某専門学校から資料を取り寄せ、検討してみましたが、講義や答練の多さに閉口してしまいました。無理かなと諦めようかと思った時、同じく会計士を志している友達からクレアール、そして非常識合格法のことを聞きました。テキストが薄い、講義や答練の数が少ない、さらに受講料が安い…など。これなら消化不良を起こすことなく、力をつけられるのではないかと考え、やってみることにしました。 また、クレアールには低料金の寮があったので、助かりました。しかも食事つき。受験勉強は体力勝負です。本試験も体力勝負です。私は寮で朝夕しっかり食べていたので、バッチリでした。 私の勉強方法計算科目は答練や個別問題集の繰り返し、理論科目はテキストと答練を中心にスピーチしていました。スピーチは答練の前など、友達と範囲を決めてやっていました。言ってしまえばこれだけなんですが、以下で少し具体的に話したいと思います。 ちなみに私は月ごとに強化科目を決めて勉強していました。例えば 11 , 12 月は商法、民法を強化しようと決めて、それなりの時間を配分しました。優先順位をつけて勉強すると、時間配分しやすいのではないでしょうか。 ☆簿記及び原価計算11月の日商 1 級終了後、 1.7 ヵ年コースで受けた答練の出来はひどいものでした。特に応用期の答練の中には手も足も出ない問題があって、私はこんなんで来年ホントに受かるんだろうか、とすごく不安になったのを覚えています。そこで、 7 月からの講座が始まるまで、徹底的に簿記と原価計算をやっていました。個別問題集とそれまでにやった答練の繰り返しです。何度同じ問題を解いたか分かりません。とにかく一日中やっていました。時間を計って、制限時間の半分の時間で解けることを目標にして。そこで必死にやったからこそ、なんとか戦える力がついたのだと思います。 簿記や原価計算は短時間で力が付くものではありません。できるようになるまで、苦しいですが、ひたすらやるしかないと思います。逆にある程度力がついたら、あとはその力を維持するだけでいい。さらに難しい問題を、なんて欲張らないで他の科目をやりましょう。得意科目を作るより、苦手科目をなくしたほうが絶対に効率がいいです。 ☆財務諸表論基本的には答練に合わせて友達と範囲を決めてスピーチをしていました。この他に自分でテキスト、答練、セレクト40のスピーチをしていました。私の中で財表の優先順位が高かったので、一番勉強したのではないかと思いますが、財表は覚えることがたくさんあるので、重要なものから覚えていくようにした方がいいと思います。 あと、財表の授業では、偉大なる石井先生からパワーをもらうために一番前で講義を受けていました。私にとって、それはモチベーションを維持するための策でありました。そんなモチベーション維持の方法を持っていると良いかもしれません(笑) ☆監査論ひたすらテキストの暗記をしました。監査論は答案の書く量がすごいので、考えている暇なんてありません。考えずに書けるくらいテキストの暗記を徹底しました。監査論は全体像を把握し、つながりを理解することも大事ですが、私はとりあえず、最初の方から暗記していき、覚えた上で全体をつなげていきました。 私は一番前の席に座っていたので、講義中に堀江先生によく質問をされていました。それがいい刺激になったと思います。 ☆商法商法は基本期のうちは、テキストから条文から音読していました。とにかく、法律科目独特の文章に慣れることが大事かなと思ったからです。応用期はまず例題を暗記、余裕があったらテキストのほかの部分も覚えるというやり方をしていました。例題を覚えるときは、最初のうちは、例題を見ながら簡単に流れを書き、その後暗記していました。私は商法の言葉使いが好きだったので、けっこう楽に覚えられた気がします。 ☆民法基本期は民法の勉強の時間がほとんどとれませんでした。応用期に入ってから、まず、テキストの例題を暗記しました。あとは、電車の中などの細かな時間を使って論点集を読んでいました。例題は論点集と見比べながら、どの論点が含まれているのかとか、文のつなげ方などを研究しました。 ☆経営経営は短答が終わってからやろうと考えていましたので、基本期、応用期にはあまり力を入れていませんでした。基本マスターのスピーチ課題のスピーチはやりましたが、応用マスターは電車でテキストを読むか、答練の前に少しやるくらいでした。その代り、短答後に苦労しましたけど。短答後はまず、基本マスターテキストのスピーチ、答練の復習、応用期及び直前期のテキストの内容をまとめる(このノートを試験の前日見直しました)というようなことをやりました。経営はぎりぎりで本試験に間に合ったという感じです。 ●短答対策私は 5 月に入った頃から短答対策を始めました。理論科目については直前期のテキストや短答の問題集、短答答練を中心にやりました。簿記や原価計算については、短答の問題だけやっていると総合問題が解けなくなるという不安があったので、総合問題と並行しながら短答答練の問題や個別問題集の気になるところをやり直しました。 短答対策はある程度は必要でしょう。ただ、短答式がゴールではないということを忘れてはならないと思います。 ●本試験にて本試験では開き直ることが必要かと思います。短答にしても論文にしても。わからない問題は絶対にあります。そこに気を取られないことです。短答であれば全くわからなくたって確率は5分の1です。 20 %の確率で当たるんですよ。論文であれば、わからなくったって分かることを書いてくればいいんです。「自分が分からない問題は他の人だってできるはずがない」そのくらい思っていいと思います。もちろん、その自信を支えるのは今までの努力だとは思いますけど。 私は以前「試験場で自分を支えられるのは今まで頑張った自分だけだ」と言われたことがあります。頑張ったという自信が本試験で開き直れる強さを与えてくれるのだと思います。だから、自分が納得いくまで勉強してください。 ●勉強仲間について長い受験勉強において、勉強仲間は重要な存在だと思います。私も彼女達と一緒でなかったら、ここまで勉強できなかったと思います。彼女達に置いていかれないように必死でした。ちなみに、答練よりも彼女たちとのスピーチが一番恐ろしかったです(笑) 皆さんも、切磋琢磨し互いに高めあえる友達を作りましょう。 ●最後にいろんな人に支えられて私は合格までたどり着けたのだと思います。けっして自分ひとりの力ではありません。まず、両親の理解がなければ、この勉強はできませんでした。いくら感謝しても足りないくらいです。そして、友達。塾の先生である五十嵐先生や平林先生。すばらしい講義で合格に導いてくれた財表の石井先生をはじめ諸先生方。事務局の方。寮のおじさんとおばさん。その他、私を支えてくれた方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。 |
