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『働きながら合格しました。』佐瀬 永一さん ☆会計士志望動機とクレアール入学の理由私は会社員です。工学部出身で、技術者としてメーカーに就職しました。しかし、昨今の厳しい経済環境の中、会社に頼るのではなく、社外でもアピールできる経験とキャリアが欲しいと思い、個人的な興味も重なって、会計への道を志望しました。独学で簿記1級を取り、経理部への異動を認めてもらいました。そして、ここまで来たら更に上の資格を取りたいと考え、会計士受験を決めました。 一方で、会社を辞める気は全くありませんでした。仕事との両立、それが受験の絶対条件でした。そこで、大手予備校のガイダンスに出て相談しました。「仕事との両立は出来ますか?」「それは難しいですね」。悩みながら本屋に立ち寄ったところ、「非常識合格法」なる本がありました。興味を持ったのでそこの予備校のガイダンスに行き同じ相談をしました。「両立できますか?」「大丈夫です。そういう人は沢山いますよ」クレアールへの入学が決まりました。 ☆ 1.7 ヵ年コースの特長と1年目の勉強スタイル日商1級を持っていた私は、スタッフに 1.7 ヵ年コースを勧められて入りました。このコースでは、1年目に、簿記・原計の基本期から直前期までと、その他5科目の基本期だけをやり、2年目には、7科目全てについて、改めて基本期から直前期までをやります。初年度計算重視を貫きつつ、2年計画で合格を目指すというものです。 私は最初簿記ばかりやっていました。答練は出しませんでしたが、講義とテキスト、問題集を中心にやっていました。3月になり、翌年の予行演習と思って、会計士試験の願書を出しました。折角受けるならと、簿記以外の4科目も、基本期だけ講義テープを聴き、短答式トレーニングを解きました。結果は22問。基本期だけしかやらなかったのに、理論3科目で15問、原計6問が正解。非常識合格法恐るべし、と思いました。一方で、自信を持って臨んだ簿記はヤマ勘でマークした1問のみ正解。この結果は相当ショックでした。そこで2ヶ月、基本期から答練をやり直しました。その結果、税理士の簿記論に合格しました。 ☆2年目に当たっての決意2年目のカリキュラムが始まる前に、私は二つのことを決意しました。答練は必ず全部締切日までに提出すること(当然ながら、それまでに試験範囲の講義テープを聴いておくこと)、そして、会社の仕事は絶対おろそかにしないこと。決意は簡単ですが、実行は大変でした。特に、決算業務を担当していた私にとって、決算期の 10 月・4月は残業がきつく、毎日午前様でした。それでも、2時間作って答練を出しました。時には、朝5時に起きて答練を解いてから出勤したり、終電帰りの後に答練を解いて、終わってみたら朝の4時、なんてこともありました。そんな思いをしながらも、結局全ての答練を、締切日までに提出しました。このことは、本番前の大きな自信となりました。 ☆科目別勉強法−非常識合格法の実践話は前後しますが、私が2年目に実行した勉強法を、科目別にご紹介します。 簿記まず、簿記。答練を解いた後、間違えたところをノートに書きました。そして、暇な時に見直しました。全ての答練を復習する時間はありませんでしたが、論文の直前期には目ぼしい問題を毎日2時間解いていました。 原計原計も簿記とほぼ同様です。ただ、理論については、スピーチをいつも持ち歩き、電車の中や歩いている時間にこまめに見ていました。 財表財表は、答練の復習、スピーチの暗記に加えて、非常識合格法問題集及びセレクト40を解きました。そして、スピーチ、答練や問題集の問題文のみを一覧表にしていつも持ち歩き、これまた時間のある時に見返していました。問題集だと厚くて携帯に不便ですが、問題文のみを紙に打ち出しておけば( Excel で作れば 1 枚に 20 〜 40 問くらいになる)、ポケットにしまっておけるので、ほんの数分の時間が復習に使えました。 監査・商法監査、商法もほぼ財表と同じです。ただ、監査、商法は、直前期のテキストが短答式・論文式のポイント集となっていたので、直前期には、テキストを縮小コピーしてポケットに入れ、これまた時間を見つけて復習していました。 経営・経済経営は答練と非常識合格法問題集をやりましたが、財務論については、やはりテキストをコピーして何度も見返しました。 経済も答練と非常識合格法問題集というやり方でしたが、理論の根本が分かってなかったので、市販の「経済学入門塾」を、短答後にやりました。
ここまで読んでいただいてお分かりの通り、私の勉強法といっても、ほとんどクレアールのカリキュラムだけです。というより、他のものに手を出している余裕はありませんでした。他校のテキストはクレアールの2倍あるそうですが、そんなに沢山の量があれば、仕事との両立が難しいのもうなずけるというものです。 ☆短答式対策についてただし一つだけ、非常識合格法に逆らったことがあります。それは、短答対策を徹底してやったことです。他校の模試も含めて、全部で短答式の練習を9回やりました。そして、短答式の直前には、それらを猛烈に復習しました。また、監査・商法の直前テキストの復習も徹底的にやりました。 今年の短答式の合格率は20%。一方、論文式は40%を超えています。さらに、短答式から論文式までは3ヶ月あります。どんなに優秀な人でも、短答式に落ちたらジ・エンドです。クレアールでも今年からは(答練は)短答式に力を入れていくようなカリキュラムに変わっていますが、私もそうした方がいいと思います。但し、当然ながら、論文式を見据えた勉強であることをお忘れなく。 ☆論文式試験今年から論文式が8月になったことは、社会人である私にとっては強烈な追い風でした。お盆休みを直前対策に使えることが、どれだけ有効であったか、計り知れません。 試験本番では、3日間の試験のうち、初日はまずまずの出来でしたが、2日目はひどかった。特に経済なんて、ひいき目に見て2割。この時点で不合格を確信して、商法の受験放棄を考えたくらいでした。それでも合格したんだから、みんな経済は苦手なんですね。だから、みなさんも、3日間あきらめちゃだめですよ。それにしても、一体どういう採点をしているのか、私は経済で何点取ったのか、傾斜配点のカラクリを知っていても、未だに腑に落ちません。 ☆働きながら合格を目指す方へなかなか勉強時間が確保できなくて苦労されていると思います。でも、決して不可能ではありません。本人のやる気と、継続的な努力をすれば、きっと合格できます。そのために必要なことは、答練は必ず全部提出すること、終わった後に徹底的に復習すること、そして何より、最後まであきらめないことです。それだけで、合格できます。クレアールは、そういう学校です。 経理の方は、実務で得た経験がプラスになります。私はこの決算時期に苦労してキャッシュフロー計算書を作っていました。大変な作業でしたが、論文式の簿記は連結とCFがもろに出ました。財表では、社内で実際に検討したことが、そのまま問題に出てました。経営の管理論なんて、会社員なら誰でもそれなりに書けるような問題でした。そして、論文を書く上では、仕事での文章作成能力が役に立つはずです。もちろん、短答式では、実務を知っていれば無条件に外せる選択肢がいくつもありました。 ☆終わりに第 1439 号− HP でこの番号を見つけた瞬間、私の頭は真っ白になりました。くしくもこの受験番号は、私が2年間使い続けた、クレアールの受講番号の下4桁と同一でした。何たる偶然か。 私はこの一年間本当に頑張ったと思います。しかし、多くの人の激励があったから、ここまで頑張れました。非常識合格法との出会いがあったから、合格できました。この資格は決してひとりで勝ち得たものではありません。だから、これから、この授かった資格を大切に生かしていきたいと思っています。 最後に、私を職場で厳しくそして温かく指導して下さった経理部のみなさんと、私のビジョン発見と実現へのサポートを送り続けてくれた神戸メンタルの仲間たちに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 以上
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