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「不得意科目をなくそう」柿本 尊さん クレアール会計士アカデミーに入学した理由私は何の疑いもなく二年間大手予備校に通っていましたが、人気講義の予約や自習室の確保など、勉強以外のことに無駄な労力を費やしてしまい思うような成果を挙げることができませんでした。また、このまま続けていても同じ結果になるのではという不安もありました。 そこで、自分に合った快適な受験環境を手に入れるため、少人数制で管理の行き届いたクレアール会計士アカデミーに移籍することにしました。 「非常識合格法」のメリット「非常識合格法」の最大のメリットは、まさに「非常識」であるところだと思います。多くの受験生が手にしていると思われる常識的なテキストには「合格必要得点配点範囲」外の部分が多分に含まれていると思います。他校で学習されている受講生はその中から「合格必要得点配点範囲」を絞り出す作業が必要となりますが、クレアール会計士アカデミーでは「合格必要得点配点範囲」に絞られた薄いテキストを使っているため、テキストを学習するのみで合格に必要な力を手に入れることができます。答練もしかりです。 ただし注意していただきたいのは、決して他校のテキストや答練が悪いということではありません。単に私がそれを使いこなすだけの能力を持ち合わせていなかっただけのことです。私が言いたいのは、他校が悪いということではなく、クレアール会計士アカデミーが私にフィットしたということです。 今まで合格できなかった理由私は3回目の受験で合格することができましたが、合格にいたるまで多くの失敗を繰り返してきました。今まで合格できなかった理由としては以下のようなことが考えられます。 1.計算科目に偏った勉強方法をとっていたこと元来勉強が好きではなかった私は、計算科目で高得点を狙い、面倒な理論科目は後回しにして直前に詰め込めばよいと考えていました。しかし、試験は 7 科目の合計で争われるため計算科目のみで他の科目での失点を挽回することはできませんでした。 2.基礎が曖昧であったこと勉強を始めた当初は「1年コース」を受講し非常にタイトなスケジュールで勉強をしていたため、基礎を確立することなく応用論点にまで手を広げてしまいました。合格を急いだ故のことではありますが、このことが結果的には合格を遅らせた最大の要因であったように思います。 3.自己の学習方法が確立できていなかったこと過去の2年間はすべての講義に出席し、すべての答練を提出していました。またそうすることが合格への近道であると考えていました。しかし、予備校のカリキュラムに合わせるよりも自分のペースで学習することが重要であり、その中で予備校を利用するというほうが私にとってはベターだったのではないかと思います。 以上3点が私なりに分析した不合格の原因です。この原因を改善すべく本年の勉強に取り組んでまいりました。 早稲田校のメリット当初私はアルバイトをしていた関係で昼間は学校に行くことができませんでした。そこで、自分の好きなようにカリキュラムを組むことができる個別 VTR クラスを受講しました。特に早稲田校を選んだ理由としては、少人数であるため学校の雰囲気がとてもよかったからです。受験予備校特有のピリピリとした緊迫感もなくアットホームな感じで、自分のペースで勉強を進めることができました。 VTR クラだと予約さえすれば見たいときに必要な科目の講義が見せてもらえるので、自分本位のスケジュールが組み立てられ、本当に時間を有効に使うことができたと思います。 また、個別 VTR ということで最初は一人で勉強していましたが、本年度から手島塾が開講され、多くの受験仲間と知り合うことができました。手島先生、スタッフの方々、そして私のくだらない話にも付き合ってくれた友人にはとても感謝しています。 不得意科目の克服当たり前のことですが、不得意科目は作ってはなりません。また、不得意科目があると感じるうちは得意科目を作る必要もないと思います。本試験では超難問といわれる問題が出題されることもあり、得意科目をもっていたとしても確実に高得点が望めるとは限らないからです。逆に、不得意科目があった場合には確実に得点が低くなってしまいます。本試験を突破するには不得意科目の克服がベストだといえます。私は不得意科目の克服を常に意識し、勉強に取り組んできました。つまり、「合格必要得点配点範囲」の勉強に終始したということです。 「質×量」勉強の成果というものは「質×量」で表されると聞いたことがあります。確かに合格するためには多くの勉強時間つまり「量」が必要となります。しかし、 1 日24時間と時間には限りがあるため、「量」だけを増やすには限界があります。そこで私は勉強の成果をより高いものとするため「質」というものを徹底的に追求しました。具体的には以下のような方法により、「質」を高める努力を行ってきました。 1.学習計画効率的に勉強を進める上で学習計画というものを重視し、多くの時間を割いてきました。週に半日〜 1 日かけて自己の勉強方法の見直しを行い、どのような勉強方法が自分に適しているかを常に意識するようにしていました。また、この時間を利用して資料の整理や部屋の掃除など効率を高めるための工夫も行いました。 2.リスクアプローチ本年度からリスクアプローチの考え方を本格的に採用しました。学習計画を立てる上で自分にとってのリスク(不得意科目、不得意論点、重要論点)をまず把握し、リスクが高い部分に多くの勉強時間を割り当てるように学習計画を策定しました。またリスクが低い部分(つまり得意科目、得意論点)のやりすぎにも十分な配慮をしました。 具体的な方法としては 1 週間の学習計画を策定する際に、答練の点数や自己の学習進度等から不得意科目を割り出し、それを不得意な順に並べ(例、監査→商法→経済→財表→原計→簿記→経営)、一日の勉強をもっとも不得意な科目から順にスタートさせるようにしました。これにより仮に一日の勉強が最後の科目まで達しなかった場合にも後回しにしがちな不得意科目には必ず毎日触れることができるので、不得意科目の克服には有効な方法であったかと思います。 3.リフレッシュ「質」の向上のためにはときに休息も必要であると思います。私は週に1日は休みを取るようにし、映画や食事に行ったり、運動をしたりして過ごしていました。楽をしたいから休むのではなく「質」の向上のため ( =合格のため ) に休むのだと考え、遊ぶときは思い切って遊ぶようにしていました。また、普段の勉強の合間にも友人と話をしたり、散歩に出かけたりしてこまめに気分転換をはかっていました。 短答対策受験者数の増加に伴い年々その厳しさを増しており、短答式は通過点というような意識では通用しなくなってきていることも事実です。一瞬の判断ミスが合格を左右する非常にタフな試験であり、私も論文式試験以上に緊張したことを覚えています。悔しい思いをしないためにも十分な対策が必要であると思います。 私は、4月頃から短答式試験を意識した勉強を開始しました。といっても、答練や問題集を解くのではなく、細かい論点に注意しながらテキストや法規集、条文の読み込みを行い正確な知識を身につけるようにしました。短答式試験においては誤った選択肢を識別することが重要となりますが、その上では正確な知識というものが必要となります。また、このような知識は論文式試験においても大きな武器となります。答練の復習は間違った問題のみをピックアップしておき、理解するまで解きなおす程度にとどめておきました。 計算科目については短答でも論文でも変わるところはないので、この時期に論文式試験でも通用する力をつけるためある程度集中して勉強を行うようにしていました。 実際に試験に臨むにあたり自分が最も注意していたのは難しい問題には手をつけないということです。短答式試験では見たことのない問題や難問が必ず出題され、時には回答不能の問題も出題されることがあります。このような問題をいかに冷静に回避し、時間を節約できるかが合否の分かれ目になると思います。5〜10問は捨てる問題をつくり、残りの40問を確実に解くという意識で試験に臨むようにしていました。 論文対策短答式試験を突破することができればクレアール会計士アカデミーの受講生にはかなりのアドバンテージがあると思います。短答式試験後は、手を広げずにテキストや答練の復習を繰り返し行いました。この時期にくれば「合格必要得点配点範囲」の学習は一通り終わっているためあとはその知識をより確実なものとするのみです。ただし、経営学については手薄になっていたこともあり、また、試験委員対策が必要であることから直前期の講義を受講し、その復習を徹底して行いました。結果的に本試験でも、馬場先生、藤原先生の予想通りの問題が出題されほぼパーフェクトに近い答案を書くことができました。 最後に今回は合格体験記ということで、私がこの一年に実践してきたこと、感じたこと、考えていたことをできるだけ素直に書かせていただきました。私の勉強方法が正しかったかどうかは分かりませんが、読者の皆様の会計士2次試験合格にわずかでもお役にたてれば幸いです。 最後になりましたが文系出身の私が会計士を目指すことを理解し、協力をしてくれた両親、友人、講師の方々、早稲田校のスタッフの方々、他私を支えてくださったすべての方々に心より感謝いたします。ありがとうございました。 |
