公認会計士合格体験記「クレアールで学んで良かった点と科目別合格法」K.Kさん

K.Kさん

目次

受験の動機

私が会計士試験を志望した理由は、公認会計士となり、監査法人で働くことで様々なスキルを身につけられると考えたためです。入社して比較的早い段階から、経理部長などの上場企業の責任ある立場の方と話ができたり、また、経験を積みインチャージを勤めることにより、業務を通じて、コミュニケーション能力、問題解決能力、マネジメント能力などの様々なスキルが高められると考えたためです。

クレアールを選んだ理由

私が資格学校の中からクレアールを選んだ理由は3つあります。

1つ目は、非常識合格法という勉強方法に魅力を感じたためです。石井先生の著書である「非常識合格法」を読み、合格必要得点に絞ったテキストによる勉強、及び、スピーチ過大を行うことにより、効率的に合格へ近づけると感じました。

2つ目は、受講料が他の専門学校と比較して、良心的であったことです。コストパフォーマンスは高いと思います。

3つ目は、通信制による柔軟な学習が可能である点です。1.5倍速の講義の音声ダウンロードが可能であるため、時間のない社会人であっても通勤中に講義をフォローできる点が大変便利でした。

通信講座で学習する利点注意点

通信講座で学習する利点は、前述のクレアールを選んだ理由と重複しますが、柔軟なスケジュールが組める点、及び倍速での受講が可能である点です。

特に、倍速での講義を受講できる点は、大変効率的に受験勉強を行うことができました。3時間の講義であっても、2倍速で見れば1.5時間ですむため、残った1.5時間を講義以外のインプット及びアウトプットに充てることができます。受験生の中には、講義を受けることに時間を割かれ、それ以外のインプット及びアウトプットが行うことができない方も多くいると聞きます。通信講座で学習すれば、講義以外のインプット及びアウトプットにより多くの時間を充てられる点が利点です。

注意点は、柔軟なスケジュールが組める半面、自分でスケジュールをきちんと組まなければいけない点です。通学での学習であれば、講義が開催される日は決まっているため、それにあわせ通学するのみですが、通信講座での学習では、自分で勉強のリズムを作らなければいけない点が難しく感じました。

また、その他の注意点として、クレアールでは電話での質問ができるものの、私は主に文書で質問をしました。

質問したい不明点が明確であれば、直接対話して質問と、文書による質問で大差はないと思います。しかし、勉強する上でわかっていない点が明確であることは少なく、講師の方と直接対話することにより、それが明確になっていき、解決に向かうことが多いと感じましたので、積極的に電話で質問をすることをオススメ致します。

科目別勉強方法

・財務諸表論

短答式、論文式いずれにおいても、大変重要な科目であるため、多くの時間を割きました。まずは、スピーチや答案練習の解答を自分なりの言葉でまとめ、それをひたすら暗記していました。答案練習の解答は100点満点の解答であり、文章も時間をかけて練られているため、受験生がこの通りの解答を本試験で書けることは不可能です。論文式試験では、70点の解答で十二分であるため、自分なりの言葉でまとめた覚えやすい解答を暗記していました。

・簿記

テキストで基本を学習した後は、答案練習を繰り返し解いていました。繰り返し解いているなかでは、さらに効率的に解答することを心がけていました。また、この問題は電卓をたたかなくても解答までのプロセスが見えると感じたときは、プロセスを頭の中で確認するのみで時間を短縮しておりました。

・管理会計

計算は日商簿記1級の勉強で概ねカバーできているため、簿記と同じく答案練習を繰り返し解いていました。

管理会計の理論は典型的な論点が出題されることが多く、また、論文式試験において重要度は低いため、テキストを一読した後は、答案練習で出された問題のみを暗記していました。

・監査論

テキストと参考法令集を読みました。監査論のテキストの概念を図式したものは大変参考になりました。

・企業法

答案練習の解答を、法令基準集をもとに作成できるようにしました。覚える量が多いため、法令基準集に書かれていることは、強く暗記することはせず、法令基準集に書かれていないような点をしっかり暗記することを心がけました。

・租税法

理論については、企業法と同じように勉強しました。
計算については、簿記や管理会計論の計算と同じように、答案練習を繰り返し解き勉強しました。

・経営学

理論については、薄く広く出題されるため、語句を覚えることを重視しました。今年度のドラッカーについての出題に代表されるように、どの専門学校のテキストにまったくかかれていないことも出題されることが考えられるので、しっかり勉強しても得意分野にすることは難しいと感じました。
計算については、簿記や管理会計論の計算と同じように、答案練習を繰り返し解き勉強しました。

最後に論文試験の受験後について

大手監査法人と中堅監査法人のうち興味あるものの説明会に参加しました。
大手監査法人の説明会にのみ参加される方も多いですが、いろんな話が聞けるため、興味がなくても中堅監査法人の説明会にも参加することを勧めます。

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