公認会計士合格体験記「これから合格を目指される方へ」齋藤 翔太さん

齋藤 翔太さん

  • 静岡県立大学 国際関係学部 卒
目次

なぜクレアールを選んだか

会計士になりたいと思った時、試験制度や勉強方法のことがよくわからなかったので、受験関連の書籍を読みましたが、その中に五十嵐先生の書籍があり、自分に合っていると感じてクレアールを選びました。私が築いてきた自分なりの勉強方法は、その本の内容が礎になっています。公認会計士講座開始後は「五十嵐塾」に入り、五十嵐先生には論文式試験終了まで、ご指導を賜りました。
また、クレアールには学生寮があり、寮に入って食事や身の回りのことをあまり気にしなくていい環境で勉強がしたかったことも、クレアールを選択する理由でした。

「非常識合格法」のメリット

→計算力をまず固めるカリキュラム
会計士講座開始前までに、日商簿記一級講座で簿記の力を十分につけるというカリキュラムは、とても合理的です。日商簿記一級のレベルは、会計士試験や税理士試験の簿記に近いレベルで講座開始前までにこのレベルまで計算の力を伸ばしておくことで、会計士講座の中で計算の勉強に費やす時間を極力減らすことができ、他の科目も十分に勉強できます。会計士試験に一回で合格するためには、ボリュームの多い複数の科目を平行して勉強していくので力を付けるのに一番時間のかかる計算科目をやりながらだと他の科目に手が回らなくなるという悪循環に陥ります。
私は一級の講座からクレアールで学習したのですが、一級の講座も会計士講座の一部と考えながら勉強していました。また、簿記の力を伸ばすため、一級の教材だけでなく、前年度の会計士講座の答練を入手して解いたりしました。

計算→早めにマスターする

計算の勉強の仕方についてもう少し言及させてもらうと、計算の力をつけるには、「とにかく問題を繰り返し解く」ことです。当たり前のようですが、計算に関してはこれにつきます。答練は、7、8回ぐらい回しました。答練等の問題は、何回やっても満点を取り続けられるまで回してください。私はこれを実践したところ、会計士講座がスタートする前に日商簿記一級の問題は簡単に思えるまで計算の力がついていました。計算はできる限り早く仕上げましょう。最近の会計士試験は短答式試験で計算が多く、論文式試験で理論が多い傾向にあります。計算が苦手になってしまうと、短答式試験に合格するのが難しくなってしまいます。
計算科目を根底から理解していれば、自然と得意科目となり試験でも大きなアドバンテージが取れます。実際私の周りでも計算科目で常に上位だった人は、皆、合格しています。

理論→応用力をつける

理論科目の話しに移りますが、クレアールは暗記を推奨している学校ですが、「てにをは」まで覚えていては、一括合格を目指す場合多くの人は時間がいくらあっても足りないでしょう。要は同じ内容のことを答案に表現できる思考力、応用力が大事なのですから、何回もテキスト、法令集、答練等を読んで、意味を理解しましょう。最初意味がわからないような論点も、何回も繰り返し触れるうちにその意味に自分で気づくことが多いです。そして、自分の力で意味を理解できた部分というのは、記憶に残りやすいです。

短答式試験合格に心血を注ぐ

今後会計士試験は、短答式試験が年に二度、5月と12月に実施されることになります。これからは短答式試験に受かることを第一に考えた方がいいと思います。短答式試験を合格しなければ、何も始まりません。逆に、合格してしまえば二年間の短答免除もあります。
短答式試験に合格するためには、既述したように計算力が大変大事になってきます。また、私は短答式試験直前の理論科目の勉強では、法規集(財務会計)や委員会報告書(監査論)を繰り返し熟読していましたが、この方法は有効でした。

合格は一人では勝ち取れません

今年合格された皆さんの体験談の中に私の文章を寄せられることを、大変幸せに感じています。私の受験生活を支えてくださった全ての方々に対してこの文章を通じて感謝の意を表したいと思います。皆様のご理解、ご協力がなければ、合格はできませんでした。本当に、ありがとうございました。

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