公認会計士試験合格体験記「通信講座で学ぶメリットと私の一発合格法」 長尾 林太郎さん

長尾 林太郎さん

  • 東京大学卒業
  • 一発合格
目次

1.公認会計士の受験の動機

私は、大学を出たときに就職をせずにアマチュアでサッカーを続けることにしたので、サッカーをやめたときに困らないようになんらかの準備をしておこうと考えていました。そこで、いろいろな資格やスキルを見渡したときに、会計に関する知識は汎用性が高いと感じ、自分の先輩などでも公認会計士の資格をもとにして活躍している方がいたので、将来の可能性を広げるという点から、公認会計士を目指すことにしました。

2.クレアールを選んだ理由

ひとつは、他の大手予備校に比べて値段が非常にリーズナブルなことです。最初に会計士講座を調べ始めたとき、大手予備校のコースの値段に面食らいました。そこで、大手以外の選択肢を探していたときに、クレアールに出会いました。TOEICの点数での割引もあり、お得な値段で受講することが出来ました。
そして、もうひとつの理由は非常識合格法という勉強法です。入り口は値段だったのですが、資料請求で頂いた石井先生の著書を読んでみたところ、「もうここしかない」と思いました。絞った範囲を完璧にこなす、という非常識合格法の勉強法は、私が大学受験などこれまでの勉強で常に意識してきたことなので、クレアールの勉強法は自分に合うに違いない、と決めました。

3.通信講座で学習することの利点や注意点

通信講座で学習することの利点は、倍速で視聴できることだと思います。私は1.7倍速や2倍速を多用して学習しました。短期間での合格を目指していましたので、どんどん講座を受講する必要があり、そのときに倍速が役に立ちました。
また、講座を受講する順番も自分で決められたので、重点を置く科目を早めに受けて演習などをしっかり行い、時間があまりかけられない科目は試験直前に一気に見る、という形で受講できたので、戦略的に勉強を進めたい人にお勧めです。

4.自身で工夫された学習方法や学習上の注意点

財務会計論のテキストにも書かれていましたが、授業を受けながらテキストにどんどん書き込みを行い、テキストを読み返すだけで授業の内容も思い出せるようにしておくことを大事にしました。
非常識合格法自体が、絞りに絞ったテキストを使うということなので、それにノートなどを別に用意してしまうと本末転倒と思い、テキストのみを使用しました。

5.講義の利用方法

講義の利用方法自体は、ごく普通で特別語ることはないのですが、答練は自分なりの工夫をしていました。それは、解かずに解説の講義を見て、その後に答案を再現できるかどうかを試していました。もちろん、試験までに何回かは自分の力で解くことをする必要はありますが、時間がない中で正しい答えの書き方、出し方を身に付けるための方法としては、上記の方法がおすすめです。

6.教材の利用方法

スピーチは用意されていた教科ではしっかりと利用しました。会計士の試験は、自分の言葉で説明したり、発想力を使ったりする試験ではないので、正しい言葉で簡潔に説明できるフレーズを自分の中にストックしておくことは間違いなく役に立つと思います。なんとなく思い出せる、主旨は説明できる、というのでは正解にはならないので、スピーチできるようにしておくことが必要です。
また、スピーチでどんどん自分の中に理論をインプットしていくことで、どこかの時点でそれらの理論の趣旨や共通点などがスッと理解できるようになる瞬間があると思います。ですので、クレアールのテキストには、理解していないと記憶できない、と書いてありますが、まずはだまされたと思ってスピーチで型を自分の中に入れてしまうというのもアリだと思います。
また、解法マスターで扱う論点は本試験でガンガン出題されるので、試験直前まで見返すと良いと思います。

7.仕事・学業との両立で工夫した点

私は、勉強の期間もサッカーをしていたので、そちらとの両立でした。使える時間が限られていたので、そのなかで1週間の予定や1日の予定をおおまかにたて、それを達成できるように机に座っている時間はつねに100%の集中で勉強をするようにしていました。
限られた時間のなかで、やらなければいけない範囲を決めてしまい、自分を追い込んで勉強することで効率が非常にあがったと思っています。

8.その他合格までのエピソード

私は12月短答に落ちてしまい、5月短答合格、8月論文試験合格、というスケジュールで合格しました。12月短答に落ちたときは5月、8月という短いスパンで違う形式の試験に合格することが出来るのか不安でしたが、いま振り返ると杞憂だったと思います。
むしろ短答対策と同時に論文対策もしなければいけなかったことで、短答対策で細かすぎるところまで学習して過剰な時間を使うこともなかったし、短答対策で知識を補完しながら論文対策を出来たし、よかったのではないかと思います。
もちろん、12月短答に合格してゆとりを持って8月を迎える方が良いと思いますが、12月短答に落ちてしまった人もあきらめずに勉強を続けて下さい。

9.最後に

勉強中はいろいろな情報や不安に惑わされて、他の教材や予備校に手を出しそうになるかも知れませんが、あまりプラスにはなりませんので、クレアールで合格すると決めたならクレアールを信じてテキストを完璧に学習することに重点をおいて頑張って下さい。

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