合格体験記「公認会計士試験の学習を振り返って」熊澤 陽助さん

熊澤 陽助さん

  • 福島県立湯本高等学校 卒
  • 慶應義塾大学 文学部 中退
目次

本試験が終わっての感想

  働きながらの学習で非常に厳しいものでもありましたが、今年度は短答式、論文式ともすべての科目において、十分に自分の力が通用することを実感でき、論文式試験は最後の最後まで自己採点はしませんでしたがおそらく受かったのではないかと感じることができました。

公認会計士を目指したきっかけ

  はじめは自ら起業しようとしていましたが、商品販売のアイデアがあってもそのために必要な資金調達の方法やキャッシュフローなど私には財務的視点でビジネスを見る能力が欠けていました。そのため詳しいことは税理士に任せるにしろ知識ゼロではまずいと思いキャッシュフロー計算書が試験範囲となる簿記一級まで取ってみようと学習を始めました。
  約半年後1級をとった私は、半年前の私のように会計の知識がないばかりに意思決定に迷い暗闇の中を歩いている経営者は多いのではないかと考えるようになり、クレアールに公認会計士と税理士のパンフレットを請求しました(この時点では税理士のほうが簡単そうだったので第一候補でした)。公認会計士担当の事務局の方と話をした結果、短期合格なら会計士のほうが可能性が高いということを聞き、また仕事の幅の広さが魅力的だったため腹をくくり会計士を目指すことにしました。

クレアールを選んだ理由と利用してよかったこと

働きながらと考えたとき選択肢は一つになりました。というのは他の学校は働きながらの公認会計士試験合格は夢物語のように扱うためです。
 利用してよかったことは当然結果がついてきたことですが、石井先生が提唱する非常識合格法のとおり私はクレアール以外の教材にまったく手をつけていませんが、本試験を通じて実務指針等の細かい知識がなくともコアとなる部分の確かな知識があれば十二分に合格できることを確信しました。また企業法の山本先生がわからない問題でも趣旨に立ち返れば解けると言ってくださったことや、監査論の平林先生が基本論点の理解が何より大切であること、問題全体をまずよく見ることを耳にたこができるほど言ってくださったことなど、言い方は違えど非常識合格法の考え方が貫かれた講義を聴くことができ迷うことなく学習を進めることができました。

受験しようか迷っている方へ

最難関国家試験のひとつといわれる公認会計士試験ですが、私のような平凡な人間でもやり方を間違えなければ比較的短期間で合格することができます。費用対効果という面からもビジネスパーソンであるなら間違いなく有用な知識を身につけることができますし、会計だけでなく法律も学ぶことができるため多角的な視野を持つことができるようになります。また会計士だけに許される独占業務とされるのは監査という企業の決算書の保証業務ですが、ライセンス、知識を役立てることができるフィールドは無限にあると考えられます。また日本では残念ながら商業高校を除き、会計について高校まで習う機会が国や地方公共団体からは提供されません。

  私は会計の知識は経理や財務部門で働く人だけが持っていればよいものではないと思っています。皆さんも何かのアクションをとったときにたとえそれが趣味であれ結果がどうなったのかを確認されると思います。ただし日本のビジネスマンの多くは自分たちが行った仕事が最終的に企業にどのような結果をもたらし、今後どうするべきなのかを正確に把握、分析できていないのです。

 これは義務教育で会計に触れ合う機会が与えられる他の先進諸国と比べて嘆かわしい状況といわざるを得ないのですが、皆さんにとってはチャンスなのです。つまり英語や数学といった分野と異なり、超一流大学の在学生や卒業生とも会計の分野では知識ほぼゼロから仕切りなおして勝負できるということです。

  試験のレベルは超難関かもしれませんが、受験生のレベルはあなたが思っているほどには高くありません。天才じゃなくても合格できます!クレアールは贅肉をそぎ落とし、要点だけを抽出したテキストと講義で最短距離にてあなたを合格に導いてくれます。ぜひこの魅力ある資格に、皆さんが挑戦し、未来を切り開いていただけることを心から願っています。

最後に

  最後になりますが、わかりやすい講義で合格に導いてくださいました講師の皆様、効果的な答練、模試を提供してくださった作問担当者の皆様、迅速かつ誠実に学習環境を整えてくださいました事務局の皆様、皆様に出会わなければ私の合格はありませんでした。本当にありがとうございました。

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