公認会計士試験の合格を目指すならクレアール
「自分にあった勉強法を見つけることが合格への近道」塚田 俊弘さん
2009年公認会計士合格体験記

クレアールを選んだ理由

①日商簿記検定からの段階的なカリキュラムであったこと。
②私の実家のある松本市に校舎があること。
③DVD講義であったこと。
④教科書が薄いこと。

受験勉強で大切にしたこと

(1)モチベーションの維持
会計士試験はある程度長い期間勉強を続けなければならないため、モチベーションの維持は大切です。そのためには「合格する」という強い気持ちを持つことは非常に重要です。私は、家族や友人に「絶対一回で合格する」と宣言し、自分にプレッシャーと緊張感を与えました。

(2)メリハリ
私は、高い集中力を持続するのは苦手でした。そのため、メリハリをつけて学習することを心がけました。

①授業は1.5倍速で聞くこと。
②クレアール以外の場所では勉強しないこと
③直前期までバイトを続けること

直前期(私の中では3月くらいから)とそれ以前を明確に区切り、直前期になったら全力疾走で勉強しようと決めました。そこで私は、直前期までは週3、4日バイトし、直前期前にバイトを辞めるという生活環境面のきっかけをつくりました。

具体的な勉強方法

勉強時間の割合は、短答直前期は、簿記:財表:管理:企業:監査=4:1:3:1:1、論文直前期は、簿記:財表:管理:企業:監査:租税:経営=2:1:0.5:1:3.5:1:1くらいでした。
私の場合、経営学、租税法は短答直前期前に一度自分の中で完成させ、短答式試験後に復習する形をとりました。
短答式試験に対しては、これといって特別なことはせず、どの科目も基本的に答練を繰り返しました。論文式試験に対しては、ある程度自分なりに工夫して勉強しました。

■簿記
個別財務諸表は答練の解答解説を読むだけにしました。連結財務諸表は3、4問ピックアップして繰り返し解きました。組織再編は全問題を続けて解くことを繰り返しました。続けて解くことは効果的だと思います。

■財務諸表論・監査論
結論の背景、前文を中心に基準の読み込みをしました。基準にない部分については、答練の範囲内で押さえるようにしました。私は、監査論が非常に苦手だったので、論文直前は、ほぼ毎日読みました。50回近く読んだと思います。監査論の基準をもう少し早く読むべきであったと後悔しています。

■管理会計論
計算については気が向いたときに問題をピックアップして解く程度でした。理論は答練に出題された解答をまとめて、定期的に読むようにしました。

■企業法
条文を片手に応用期の教科書を読み込みました。また、事例問題、制度趣旨を問う問題などのロジック構成を答練の解答を参考にして、ある程度パターン化しました。

■租税法
計算問題は全部を続けて解きました。紙に書くと時間が掛かるので、右手に解答用紙を持ち、電卓の数字が解答とあっているのかを確かめました。この方法だと、短時間で全範囲を復習できるので効果的だと思います。理論は、ある程度論点を絞って狭く深く勉強しました。試験を受けて思ったことですが、広く浅く勉強すべきであったと後悔しています。

■経営学
経営管理論は基本・応用・直前の教科書を読むというよりは、眺める形でできるだけ短い時間で全部をまとめて読みました。答練については、解答解説までじっくりと読みました。
財務管理論の計算問題は一度じっくりと数式の意味を考える時間を設けました。理論問題は、キーワードを中心に教科書、答練を読み込みました。

受験勉強で後悔していること

受験勉強で後悔していることは2つあります。

①苦手科目の克服を後回しにしたこと
私は苦手な監査論の学習を後回しにした結果、短答式試験終了後に私の理解が全然足りていないことに気付き、論文直前期では、毎日基準を読み何とか苦手を克服しました。結果的に貴重な限られた時間を監査論に大部分を持って行かれました。

②自分を過信したこと
私は、短答直前期に入ったら月300時間は勉強することが十分可能だと考えていました。現実的にはそこまで頑張れませんでした。その失敗を踏まえ、論文直前期は、6月のペースを落とし、7月から全力疾走するようにしました。その結果、論文式試験直前まで高いペースを維持することができました。

最後に

合格体験記の執筆にあたり、「私」という表現を意識的に多用しました。それは、私にとって適した勉強方法であったということ強調したかったからです。私が思う合格するために必要なことは、「自分に合った勉強方法を見つけること」です。私の場合、試行錯誤しているうちに、自然と効果的な勉強方法は続け、そうでないものはやらなくなりました。面倒くさいことかもしれませんが、どうすれば合格できるのかということを常に考えながら、いろんな勉強方法を試して、そして自分にあった勉強方法を見つけることが、結果として合格への近道になるのではないかと思います。


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