「公認会計士」と「米国公認会計士」のどちらを取得するか迷っている方は是非こちらを参考にしてください。
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2009年公認会計士合格 浅井 勇一さん
私は銀行員として働いている間にUSCPAを取得いたしました。USCPAを取得しようと思った動機は、海外赴任等、国際的な舞台で働きたいと考えていたこと、当時(平成18年頃)はまだ日本の公認会計士の資格はハードルが高く、働きながらの勉強というのはとても無理だと思っていたことです。
このようなきっかけでUSCPAの勉強を始めたのですが、やがて日本の公認会計士の合格者が増加し、以前よりも合格しやすくなりました。
そうなると日本の会計業界でUSCPAのみで活躍するのは難しいのではないかと感じ、どうせなら日本の公認会計士を取得し、日本で会計士として働きたいという思いが強くなりました。
そして、USCPA取得後すぐに日本の公認会計士の資格を目指すことにしました。
日本の公認会計士試験に合格し、監査法人に就職した今となっては、日本の資格を目指して本当に良かったと思っています。
日本の公認会計士試験とUSCPAの試験の違いは、以下の通りです。
第一に、日本の公認会計士試験は財務諸表論に見られるような実務上必要となる会計基準や結論の背景まで勉強するのに対し、USCPAは、会計学の基本となる考え方が中心です。
第二に、日本の公認会計士試験は簿記や原価計算といった計算科目の比重が大きいのに対し、USCPAは計算がほとんどありません。実務では連結財務諸表の作成等高いレベルの簿記の知識が必要になりますが、USCPAはその部分に対応していません。
USCPAを取得するきっかけの多くは、私のように、「会計という分野で、国際的な舞台で活躍したい」ということかと思います。
しかしながら、日本人として国際的な舞台で活躍するためには、まずもって日本での専門性が必要不可欠だと思います。
海外には現地でその分野の専門家はたくさんいます。
よって、海外現地の人と同じ舞台で勝負しようとしても、現地人でない以上付加価値は低いのではないかと思います。
そんな中、日本人が海外で求められているのは、日本での専門性です。それが海外での日本人としての付加価値だと思います。
従って、会計という分野で海外で活躍したいと考えるのであれば、日本の会計士資格+α(USCPA、英語等)が必要だと考えます。
もし、日本の会計士資格とUSCPAで迷っている方、既にUSCPAを取得しており、日本の公認会計士資格を目指そうかと迷っている方がいらっしゃれば、ご参考にして頂ければ幸いです。
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