公認会計士試験の合格を目指すならクレアール
「とある学生の合格体験記」安東 慎一郎さん
2009年公認会計士合格体験記

はじめに

 私は大学1年の6月頃にクレアールに入学し簿記3級から勉強を始めました。勉強を始めた当初はやる気もあり授業後の復習もやっていたのですが、1級に入り内容が難しくなり、やる気がなくなり、商業簿記に関しては授業を聞いた後は殆ど放置状態で受けた簿記1級は半分も取れず不合格でしたが、1級は通過点に過ぎないと考え2年の夏に会計士講座に入りました。その際、余裕があると駄目だと考え、一発合格コースに変更しました。

非常識合格法について

非常識というと胡散臭い感じですが、この学習法は、正攻法です。公認会計士試験は試験範囲が膨大であり、全ての範囲を網羅するには時間が足りませんので出題される可能性が高い範囲を重点的に勉強するのが非常識合格法です。
また、採点方法の傾斜配点の点からも合理的です。皆ができない問題は没問題として扱われ配点がない又は少ないのです。受験生のレベルを考えると難しい問題を一生懸命やっても意味がありません。スピーチはやっていませんでしたが、短答式の2週間前に監査基準をICレコーダーに吹き込んで電車で聞くなど多少は工夫していました。

私の勉強法 

【短答式】
計算科目はエクセルを使って答練の問ごとに「日にち、出来(◎、○、△、×)」がわかるようにし、出来ない問題を中心に解くようにしました。理論科目は問題ごとではなく肢ごとに出来がわかるように、問題用紙に直接出来を書き込んで出来ない肢だけを見ました。又、短答の2週間前からテキストを再び読み込み、理解不足な所や覚えていないところに付箋を貼り、できない所を勉強しました。

【論文式】
■簿記
理解することと実際に解くことは違うと答練で実感しました。答練では平均を超えたことは殆どなく何時も復習を心がけました。間違えノートは、答練の数が増えるとその管理が難しくなるので、「解いた日にち、総合問題に入っている論点ごとの正誤」を書いたノートを作成しました。例えば、有価証券◎、減損○、ヘッジ会計×という感じです。このノートにより間違えた論点だけをピックアップして解くことができました。全部解きなおすのはスピードを養うには有用ですが、直前期には出来ない論点だけを確認する方がいいと思います。
また、企業結合と連結が重要なので、その範囲には特に力をいれました。財表は答練が始まった頃はしっかり暗記していたのですが、そのうち理解してなんとなく書くべき項目を想起できるレベルにしました。

■管理会計
ある程度パターン化されているので、なぜその計算をするのかを考えれば十分です。

■監査論
授業は参考程度にし、テキストと答練を中心にやりました。試験傾向的になぜその手続きをするのかを考える必要があります。又、論文前にはテキストの中で貸与される委員会報告書に載っている部分は鉛筆で斜線を引いて、軽く確認しました。

■企業法
テキストが素晴らしくテキストを読み込んで答練で文章構成の練習をすれば十分です。それで、今年の企業法は典型問題で十分対応できました。

■租税法
法人税までは授業、答練について行き、消費、所得は短答後に回しました。成澤先生は絞ってあるテキストの中でも更に強弱をつけて説明してくれ助かりました。この科目は総合問題も個別問題の集合なので、テキストの例題を繰り返しました。

■経営学
個人的にこの科目は好きだったので、短答後に回しませんでした。藤原先生のテキストは薄いながらも内容が濃ですが、答練は授業で扱っていない問題も出ますが、空欄を作らないようにその場で考える習慣が重要です。

答練について

答練は、基本期は全てスケジュール通りに受けましたが、応用期に入ると大学忙しい中で、簿記と管理会計だけは必ず受けるよう努力しました。

最後に

私は論文式初日の租税法の出来が非常に悪く次の日行くか迷っている程でした。本当にあの時諦めずに試験会場に行って良かったです。皆さんも諦めずに頑張ってください。今回、私が会計士試験に合格できたのは私の努力だけなく、学費を応援してくれた両親、祖母、温かい目で見守ってくれたサークルの仲間、スタッフの方にも心より感謝し、この場を借りてお礼申し上げます。


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